FPGA for HPC Workshop
科学研究費基盤研究(B)
「再構成可能システムとGPUによる複合型高性能計算プラットフォーム」
成果報告会
開催日程:2021年2月26日 (金)
開催場所:オンライン開催 (Zoom)
開催場所:オンライン開催 (Zoom)
本ワークショップの目的 [Video]
これまでの高性能計算 (HPC) の発展は、半導体微細化技術の向上に支えられており、この傾向はプロセスルールが 5 ~ 7nmに達する2020年代半ばまで続くと予想されます。しかしそれ以降におけるHPCの更なる発展のためには、半導体チップの高集積化に依存した方法ではなく、他のアプローチが必要になるでしょう。
FPGAは (1) ハードウェア化された数千個の浮動小数点DSPブロック、(2) ヘテロジニアスシステムをターゲット可能なコンパイラ技術、(3) 研究グループやベンダーから提供される中間表現オブジェクトを VHDL や Verilog などのハードウェア記述言語に変換するためのツール、などの背景により、HPCを加速させる鍵となるデバイスとして注目を集めており、FPGAをHPCシステムの一部として利用しようとする試みがこの数年間に活性化しています。従来の並列プログラミングAPI (OpenMP、CUDAなど) を用いた並列処理に併せて、FPGAの潜在能力を最大限活用することによって、科学技術計算やビッグデータ解析を超高速に実行するソリューションの創出を目指します。
本ワークショップでは、「高性能計算へのFPGAの利活用」をテーマに幾つかの研究事例を報告し、本分野における研究の進捗状況を評価することによって、未解決の課題を明確化します。加えて、本ワークショップは、高性能計算への利活用を睨んだFPGA技術のトレンドや知見の提供や、新たな共同研究の機会を創出するための場となることを目的としておりますので、是非積極的なご参加をお待ちしております。
発表プログラム
セッション1:GPU+FPGA演算加速・並列FPGA処理
座長:塙 敏博 (東京大学)
13:00 ~ 14:00
座長:塙 敏博 (東京大学)
13:00 ~ 14:00
セッション2:FPGAクラスタシステム
座長:天野 英晴 (慶應大学)
14:10 ~ 15:10
座長:天野 英晴 (慶應大学)
14:10 ~ 15:10
FPGAクラスタ試作システム ESSPER とそのFPGA間通信機構 [Slide]
佐野 健太郎 (理化学研究所)
* Zoom録画に失敗したため,スライドのみの公開マルチFPGAのためのソフトウェア支援型データ通信機構 [Slide] [Video]
宮島 敬明 (理化学研究所)HPC向け大規模FPGAクラスタのためのネットワークシステム [Slide] [Video]
上野 知洋 (理化学研究所)
セッション3:プログラミング・演算器最適化
座長:小林 諒平 (筑波大学)
15:20 ~ 16:00
座長:小林 諒平 (筑波大学)
15:20 ~ 16:00
招待講演: 様々な演算加速機構へのオフロードを記述するタスク並列モデル [Slide] [Video]
佐藤 三久 (理化学研究所)
セッション4:ストレージ制御システム・FPGAエッジコンピューティング
座長:佐野 健太郎 (理化学研究所)
16:10 ~ 17:10
座長:佐野 健太郎 (理化学研究所)
16:10 ~ 17:10
FPGA管理による大容量ストレージシステム [Slide] [Video]
山口 佳樹 (筑波大学)招待講演: Edge computingとFPGA [Slide] [Video]
工藤 知宏 (東京大学)
参加登録
参加費は無料です.参加登録フォームはこちら
登録締切:2021年2月26日 (当日でも申込可能です)
※当日まで申込可能ですが、システムの都合上 Zoom URL の配布にお時間を要する場合がございますので、お早目にお申込みくださいますようお願いいたします。
主催
科学研究費基盤研究(B)「再構成可能システムとGPUによる複合型高性能計算プラットフォーム」
ワークショップ実行委員会
委員長 朴 泰祐 (筑波大学)
委員 天野 英晴 (慶應大学)
委員 佐野 健太郎 (理化学研究所)
委員 塙 敏博 (東京大学)
委員 山口 佳樹 (筑波大学)
委員 梅村 雅之 (筑波大学)
委員 小林 諒平 (筑波大学)
委員 藤田 典久 (筑波大学)
ワークショップ全般に関するお問い合わせ
E-mail:fpga-hpc2021[at]ccs.tsukuba.ac.jp