First Lego League(FLL)は、LEGO社とFIRST(For Inspiration and Recognition of Science and Technology)が共同で運営する国際的なSTEAM(Science, Technology, Engineering, Art, Mathmatics)コンテストです。子どもたちが対象で、科学技術や工学に関心を持たせることを目的としています。
FIRST LEGO League公式サイト(英語): https://www.firstlegoleague.org/
FIRST Japan公式サイト(日本語): https://firstjapan.jp/
FLLの特徴
ロボット競技
LEGOのSPIKE Prime※等のロボットキットを使って、自律型ロボットを作成し、指定されたミッションをこなす。
イノベーションプロジェクト
大会ごとに設定されるテーマに沿って、実社会の問題を解決するアイデアを考え、プレゼンをする。
コアバリュー(Core Values)
協力、リーダーシップ、チームワークなどを大切にする。
ロボットデザイン
ロボットゲームで使用したロボットとプログラミングをプレゼンする。
※SPIKE Prime(スパイク プライム)は、LEGO Educationが開発したSTEAM(Science, Technology, Engineering, Art, Mathmatics)教育向けのプログラミングロボットキットです。特に小中学生向けに設計されています。
<SPIKE Primeの特徴>
カラフルなLEGOブロックと強力なハードウェア
LEGOブロックと組み合わせてロボットや機械を作成できる。
「スマートハブ」という頭脳部分があり、モーターやセンサーを制御。
豊富なセンサーとモーター
カラーセンサー(色を識別)
距離センサー(障害物との距離を測定)
力センサー(押す・引くを検知)
サーボモーター(正確な動作が可能)
プログラミング環境
LEGO独自のビジュアルプログラミングが使える。
Pythonにも対応し、より高度なプログラムも可能。
どんな人に向いている?
小学生~中学生がSTEAMやロボット工学を学ぶのに最適。
プログラミングを楽しみながら学びたい初心者向けの教材としてもおすすめ。