場所/スケジュール:7201教室/月曜日 14:40 - 16:10、木曜日 9:00 - 10:30
担当教員:方元駒(y_fang@seigakuin-univ.ac.jp)
オフィスアワー:月曜日 16:30 - 17:30(8号館8716研究室)
最終更新日:2025年8月24日
[2025/8/24] 授業評価の結果は、こちらのリンクからご覧いただけます。春学期はありがとうございました!
[2025/7/28] 期末試験の集計結果はこちらでご参考ください。
[2025/7/16] 期末試験は2週間後の7月31日(木)に行われます。
[2025/7/14] 7月21日は祝日ですが、授業がありますのでご注意ください。
[2025/6/10] 中間試験の集計結果をこちらでご参照ください。
[2025/5/26] 中間試験は2週間後の6月9日(月)に行われます。
[2025/4/27] 5月1日と5日は祝日で授業がありません。次の授業日は5月8日です。
[2025/4/1] 講義ページを公開しました。
授業の前半では、ミクロ経済学の枠組みを用いて、家計や企業などの個別の経済単位がどのように意思決定を行い、その結果が市場にどのような影響を与えるかを分析します。消費者の選択や企業の価格設定など、経済の基本的な動きを理解することが目標です。
後半では、マクロ経済学に進み、国全体の経済活動、国民所得、インフレ、失業率といったマクロ経済指標を学び、政府の経済政策が経済に与える影響についても考察します。また、最近注目されているデータ分析の基礎(経済統計)についても簡単に触れる予定です。
中間・期末試験(60%)、小テスト(40%)によって評価します。
授業全体の3分の2以上に出席することが必要です。
教科書は指定しませんが、各回ごとに参考文献を提示します。
Lec 1. ガイダンス 4/14
経済学は「人々の選択」に関する学問;
2つの分野:ミクロ経済学、マクロ経済学;
3つの原理:最適化、均衡、データ分析。
Lec 2. 経済学のモデル(1) 4/17
単純な経済循環図:家計、企業;
複雑な経済循環図:市場、生産要素、企業間取引、政府;
経済学:経済循環の中の「消費と生産」を分析する。
Lec 3. 経済学のモデル(2) 4/21
取引導入前:消費可能領域内の点しか消費できない;
取引導入後:もともと手に入れない消費を可能にした;
比較優位の歴史:自由貿易と保護貿易をめぐる論争。
Lec 4. 需要と供給(1) 4/24
需要曲線、供給曲線:表、グラフ、関数;
需要の法則、供給の法則:例外の場合もある;
注意点:市場需要関数、市場供給関数の導出。
Lec 5. 需要と供給(2) 4/28
市場均衡:超過需要、超過供給、均衡の計算;
市場経済:限られる資源が有効に利用される;
計画経済:価格調整の機能がうまく働いていない!
Lec 6. 需要と供給(3) 5/8
片方シフト:需要曲線(同じ方向)、供給曲線(逆の方向);
同時シフト:片方の変化方向しかわからない;
応用例:豊作貧乏を防ぐために、政府は数量調整を行う。
Lec 7. 小テストと復習(1) 5/12
選択問題:経済学の分類、経済循環図、供給曲線のシフトの影響;
記述問題:閉鎖経済と開放経済、市場均衡の求め方、比較静学分析;
1回目の小テストの結果は次回(5/15)の授業開始時に返却します。
Lec 8. 余剰分析(1) 5/15
余剰とは:消費者余剰、生産者余剰、総余剰;
市場の効率性:市場は資源を効率的に配分する;
注意点:市場取引に介入すれば、死荷重が生じてしまう。
Lec 9. 余剰分析(2) 5/19
市場の限界:不完全市場、外部性、公共財、非対称情報;
ミクロ経済学:市場に任せない場合、解決策を考える;
注意点:独占の場合、総余剰が最大化されていない!
Lec 10. ゲーム理論(1) 5/22
ゲームの定式化:参加者、戦略、利得;
均衡の概念:支配戦略均衡、ナッシュ均衡;
注意点:支配戦略均衡は常に存在するとは限らない!
Lec 11. ゲーム理論(2) 5/26
ナッシュ均衡:互いに最適反応となる戦略の組;
応用例:囚人のジレンマ、鹿狩りゲーム、調整ゲーム、チキンゲーム;(補足資料)
注意点:望ましい均衡を実現するために、制度設計が重要!
Lec 12. マッチング理論(1) 5/29
安定結婚問題:男性、女性、好みの順序、安定性;
DA方式:安定マッチングを見つける効率的な方法;
注意点:ブロックの種類(個人 or ペア)を区別する!
トピック:DA方式の応用(聖学院大学のゼミ配属方法を議論する);
① 現行方式(=ボストン方式)を紹介する;
② 具体例を用いて、安定性や耐戦略性について検証する。
Lec 14. 小テストと復習(2) 6/5
選択問題:規範的分析、価格支配力、支配戦略均衡;
記述問題:余剰分析、ナッシュ均衡の計算、安定マッチングの求め方;
2回目の小テストの結果は16回目(6/12)の授業開始時に返却します。
Lec 15. 中間試験 6/9
試験範囲:前回の授業までの内容;
ノート、スライド資料などの持ち込みは不可;
体調不良や交通機関の乱れなどで受験できない場合は、試験開始前(14時40分)までにメールで私にご連絡ください。
Lec 16. マクロ経済の指標(1) 6/12
国内総生産(GDP):国全体の生産量を測る指標;
名目と実質:基準年の価格を使うかどうかはポイント;
注意点:GDPは、けっして万能ではない!
Lec 17. マクロ経済の指標(2) 6/16
三面等価の原則:総生産=総支出=総所得;
GDPの中身:消費、投資、政府支出、純輸出;
注意点:一人あたりGDP、経済成長率の計算方法。
Lec 18. マクロ経済の指標(3) 6/19
物価水準の指標:GDPデフレーター、CPI、PPI;
CPIの特徴:速報性が高い、消費者の実感に近い;
注意点:パーシェ指数、ラスパイレス指数の計算。
Lec 19. マクロ経済の指標(4) 6/23
労働関係の指標:失業率(自殺率との関連)、失業の分類;
寄与度分析:各要因の変化がどれほど貢献したかを測る指標;
注意点:寄与度の計算は「ウェート」と密接な関係を持つ!
Lec 20. 45度線分析(1) 6/26
消費関数:限界消費性向、限界貯蓄性向;
45度線分析:GDPがどのように決まるのかを分析する;
注意点:均衡GDPを求める際に、連立方程式を書く必要がある!
Lec 21. 45度線分析(2) 6/30
財政政策:政府支出の増加 or 減税の効果;
ケインズ経済学:市場の限界、政府介入の重要性;
注意点:政府支出乗数=投資乗数>減税乗数!
Lec 22. 小テストと復習(3) 7/3
選択問題:GDPの統計範囲、失業者の定義、4つの乗数の違い;
記述問題:名目と実質の違い、売上高の寄与度計算、45度線分析;
3回目の小テストの結果は23回目(7/7)の授業開始時に返却します。
貨幣の需要:総生産の増加関数、利子率の減少関数;
貨幣の供給:公開市場操作、預金準備率操作;
注意点:貨幣市場の均衡を求める方法は重要!
Lec 24. 貨幣と為替レート(2) 7/10
為替レート:円建て表示、円安・円高と貿易;
国際収支:経常収支、金融収支、資本移転収支;
注意点:対外純資産残高はストックの概念である!
Lec 25. 1次元のデータ(1) 7/14
データの種類:量的データ、質的データ;
データの代表値:平均値、中央値、最頻値、分散、標準偏差;
注意点:実務上、チェビシェフ不等式は非常に有用である!
Lec 26. 1次元のデータ(2) 7/17
度数分布表:階級、階級値、度数、相対度数;
ヒストグラム:ピーク、左右対称、バラツキ;
注意点:質的データを表す場合、円グラフがよく使われている!
Lec 27. 2次元のデータ(1) 7/21
散布図:直感的にデータの傾向を把握できる;
相関係数:定義、値の範囲、相関係数の見方;
注意点:相関関係と因果関係は混同してはいけない!
Lec 28. 2次元のデータ(2) 7/24
因果関係:たまたまの偶然、交絡因子の存在、逆の因果関係;
実験経済学:因果関係の判定、RCT分析、自然実験;
応用例:オバマの選挙、日本の開国、イギリスの義務教育。
Lec 29. 小テストと復習(4) 7/28
選択問題:TBA;
記述問題:TBA;
これまでのテスト結果は期末試験の開始時に返却します。
Lec 30. 期末試験 7/31
試験範囲:前回の授業までの内容;
ノート、スライド資料などの持ち込みは不可;
体調不良や交通機関の乱れなどで受験できない場合は、試験開始前(9時00分)までにメールで私にご連絡ください。
<入門書>
<ミクロ経済学>
<マクロ経済学>
<経済数学と経済統計>
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