この地図は災害(地震)が起きた時の東洋大学近辺の避難ルート、避難場所が⽰されています。
オレンジに塗られている箇所は、帰宅⽀援避難ルートで地震発⽣時に道路が規制された際優先して市⺠の⼈たちが通れるルートとし各⾃治体が推奨する帰宅⽀援対象ルートになっております。全体的に道幅も広く落下物や地割れなどが起きにくい場所です。
⽂京区は、全体的に地震時の安全性があまり⾼くなく特に、古くからの住居が密集する根津や千駄⽊、⼩⽇向 3 丁⽬で安全性が低くなっています。 ⼀⽅、⼤学のキャンパスが集まる南東部や、茗荷⾕周辺、六義周辺などでは地震への安全性が⾼くなっています。
また⾚いシールの貼ってある場所は区⽴⼩中学校など 33 箇所、緊急避難場所7箇所を⽰しています。その中でも緑の斜線部の場所は避難場所として規模が⼤きく後楽園⼀帯や、⼩⽯川植物園、⽬⽩台運動公園⼀帯は他の避難場所と⽐べ、⽐較的⼤⼈数を収容できる場所となっています。避難場所には、ある程度の⼈数分の⾷料などが備蓄されているが、アレルギーなどに対応した保存⾷は少ないです。アレルギーの⼼配がある⽅はなるべく⾃分で⽇頃から⽤意しておかなければなりません。
また、災害発⽣時に最寄りの駅などへの避難は、避難する駅によって被害が⼤きくなってしまう可能性があるので、避難するときは駅ではなく近くの避難場所に⾏ってください。
災害時に活用できるかもしれないアプリサービスを実際に使ってみた。そのレビューを以下で紹介する。
「00000JAPAN」
大規模災害時に通信各社が自社の公衆無線 LAN を無料開放する形で提供される。災害発生から 72 時間以内に解放される。
X(旧 Twitter)でも情報収集は可能だが、デマ情報もある。信頼できる防災アプリを日頃からスマホに入れておくことをおすすめする。
東京防災アプリ東京都は「東京防災」の電子書籍版を無料配布している。防災ブックの閲覧をはじめ、防災マップや災害情報など災害時にも役立つコンテンツが搭載されている。日頃からスマホに入れて目を通しておけば、もしものときに役立つはずだ。
東日本大地震の日、国の推計では都内で 352 万人の帰宅困難者が発生した。首都直下地震が起きた場合、帰宅困難者は 453 万人にのぼると考えられている。震度 6 弱以上の地震が起きた時は、次のような交通規制が行われる。
環状七号線内側方向へ流入する車両の通行は禁止となる。
環状八号線では都心方向へ流入する車両の通行は抑制される。
次の 7 路線が「緊急自動車専用路」となり、緊急自動車等以外の車両の通行が禁止される。
国道 4 号(日光街道ほか)、国道 17 号(中山道・白山通り)、国道 20 号(甲州街道ほか)、国道 246 号(青山通り・玉川通り)、目白通り・新目白通り、外堀通り、高速自動車国道・首都高速道路等 高速道と首都高等を併せて 1 路線とし、合計 7 路線となる。
大規模地震が発生した時には、救命・救助活動、消火活動、緊急輸送活動などの応急活動を迅速かつ円滑に行う必要がある。仮に公共交通機関が運行を停止し、大量の帰宅困難者が徒歩で一斉帰宅を開始してしまうとこれらの応急活動に支障をきたす恐れがある。また、雑踏事故などのトラブルが発生するかもしれない。
このような一斉帰宅のトラブルを避けるためにも、「むやみに行動を開始しない」という行動をし、一斉帰宅の抑制することが大切になる。早く家に帰って家族の安全を確認したい気持ちも分かるが、「災害時のツール」を使って自身の安全の確保及び家族との安否確認を行ってほしい。
有事の際に東京都内で主要な交通インフラの一つである地下鉄はどのように対応するのか。対応指針として紹介されている情報をまとめ、東京メトロ職員の方への聞き取りを行った結果を右ボタンリンクにまとめた。