第24回
実験社会科学カンファレンス
日時:2022年1月22日(土)、23日(日)
場所:オンライン(Zoom)
おかげさまで無事終了しました
コロナ禍により我々の研究のあり方が大きく変わる中で、実験社会科学は一つの大きな節目を迎えております。
新しい時代の実験社会科科学の常識の確立と共有を目的として、今年度の大会を実施します。キーワードは「実験社会科学のニューノーマル」です!
若手発表章
参加者による投票の結果、以下の方々が若手発表章を受賞しました!
一日目
○ 奥田壮馬(東京大学大学院工学系研究科)
二日目
○ 水野景子(関西学院大学社会学研究科/日本学術振興会)
○ 下平勇太(大阪大学大学院経済学研究科)
○ 森隆太郎(東京大学大学院人文社会系研究科)
大会プログラム
セッション概略
Day 1:2022年1月22日(土)
9:00 - 10:40 繰り返しゲームと学習
11:00 - 12:00 基調講演1(高知工科大学・西條辰義)
お昼休み
13:00 - 14:40 実験と公共ガバナンス
15:00 - 16:40 協調行動と協力行動
17:00 - 18:30 特別セッション(オンライン実験)
Day 2:2022年1月23日(日)
9:00 - 10:40 行動経済学と統計的モデリング
10:50 - 11:50 基調講演 2(東京大学・亀田達也)
お昼休み (実験社会科学分科会)
13:00 - 14:40 意思決定とゲーム
14:55 - 16:35 実験金融
16:50 - 18:30 クラウドソーシング実験
プログラム 詳細(随時修正します)
Day 1:2022年1月22日(土)
8:50 – 8:55 Opening Remark
9:00 - 10:40 繰り返しゲームと学習
l 渡邊直樹(慶應義塾大学)
An Experimental Study of an Approximate DGS Mechanism: Subject's Behavior and Auction Outcomes in Response to Changes in Price Increment
l 川村哲也(帝塚山大学)
Can Subjects Meaningfully Learn Actual Voting Powers?: Cognitive Ability and Feedback Information
l Pankaj Koirala (Kochi University of Technology)
Deliberative forms of democracy and intergenerational sustainability dilemma
l 西村直子*(立命館大学)
Voluntary Partnerships and Cooperation: An Experimental Study (with T. Fujiwara-Greve, M. Okuno-Fujiwara, and N. Suzuki)
11:00 - 12:00 基調講演1
西條辰義(高知工科大学)
Future Design for Sustainable Nature and Societies
昼休憩
13:00 - 14:40 実験と公共ガバナンス
l 森川想(東京大学大学院工学系研究科)、林嶺那(福島大学行政政策学類)
原子力発電所立地の受容態度とNIMBYism:潜在連合テストによる測定と態度との関係
l 浅古泰史(早稲田大学政治経済学部)
信念の分極化に関する実験研究
l 奥田壮馬(東京大学大学院工学系研究科)
表情認識技術を用いた社会環境空間における感情評価の可能性に関する研究
l 鶴田まなみ*(日本学術振興会特別研究員PD, 同志社大学商学部)
公務員は民間労働者より正直なのか?
15:00 - 16:40 協調行動と協力行動
l 仲間大輔(リクルートマネジメントソリューションズ組織行動研究所)
グループ内の格差と協調行動
l 大薗博記(鹿児島大学)
リヴァイアサンは自生するか:公共財ゲームにおける集権罰の創発実験
l 竹内あい(立命館大学)
Flood risk and household waste management: The experimental study of the effect of information provision on the avoidance of probabilistic public bads
l 新田耕平*(千葉商科大学)
集権罰のルールの相違が協力行動に与える影響
17:00 - 18:30 特別セッション(オンライン実験のニューノーマル)
l 大薗博記(鹿児島大学)
l 花木伸行(大阪大学社会経済研究所)
l 竹内あい(立命館大学)
Day 2
9:00 - 10:40 行動経済学と統計的モデリング
l 水野景子(関西学院大学社会学研究科/日本学術振興会)、清水裕士(関西学院大学社会学部)
社会的ジレンマ状況における罰の逆効果
l 松森嘉織好(東京大学)
神経信号測定に基づくアローの不可能性からの脱出
l 森隆太郎(東京大学大学院人文社会系研究科)
(仮)自主的に始まることは集合行為をどう変えるか
l 清水裕士*(関西学院大学)
不確実性回避についての統計モデリング
10:50 - 11:50 基調講演 2
亀田達也(東京大学)
実験社会科学を展望する
昼休憩
12:00 – 13:00 実験社会科学分科会(関係者のみ)
13:00 - 14:40 意思決定とゲーム
l 青山知仁(一橋大学社会科学高等研究院)
Experimental evaluation of random incentive system under ambiguity
l 三上亮(大阪大学社会経済研究所)
Passive or Active? Behavioral Changes in Different Designs of Search Experiments.
l 川中大士朗(大阪大学大学院)
Strategic ambiguity aversion
l 下平勇太*(大阪大学大学院経済学研究科)
CES効用関数を用いた社会的選好測定手法の評価
14:55 - 16:35 実験金融
l 段 杰一(大阪大学社会経済研究所)
The impact of asset purchases in an experimental market with consumption smoothing motives (Joint with Nobuyuki Hanaki)
l Tiffany Tsz Kwan Tse(大阪大学社会経済研究所)
Beware of artificial intelligence’s ability before you trust them: Evidence from a stock price forecasting experiment (joint with Nobuyuki Hanaki and Bolin Mao)
l 石川竜一郎(早稲田大学国際学術院 国際教養学部)
Bubbles in Asset Markets and the Heterogeneity of Beliefs (jointly with Eizo Akiyama, Yukihiko Funaki, Yaron Lahav, and Charles N. Noussair)
l 花木伸行*(大阪大学社会経済研究所)
Financial Forecasting in the Lab and in the Field: Qualified Professionals vs. Smart Students (Jointly with Te Bao, Brice Corgnet, Katsuhiko Okada, Yohanes Eko Riyanto, Jiahua Zhu)
16:50 - 18:30 クラウドソーシング実験
l 山本輝太郎(明治大学)
クラウドソーシングを利用した認知バイアス実験:ゼミナール教育における実践を中心に
l 日室 聡仁(NECソリューションイノベータ株式会社)
クラウドソーシング実験を活用した環境配慮行動支援システムの開発
l 山本仁志(立正大学)
間接互恵場面における正当化裏切りの正当性の検討:実験とシミュレーションの統合
l 後藤晶*(明治大学)
変動は利他行動を促進するか: クラウドソーシング実験による非対称性の検討
18:35 Closing Remark
大会実施責任者 上條良夫(早稲田大学)
プログラム委員長 新田耕平(千葉商科大学)