本研究は、生活/労働環境と社会性/性行動の関係性を明確にすることを目的としています。
具体的には、70年代に始まった研究の延長であり、この研究は生活環境とのつながりを考察する際に社会性/関係性の側面を追加したものです。性行動も含まれており、 90年代から日本で研究され始めた、いわゆる「セックスレス現象」との関連で、性行動はこの研究の重要な部分になります。 本研究は、中心部と周辺部の人口密度に大きな変化がある大都市中心部に特に焦点を当てる一方で、国際比較を通じて説明される文化的側面も含みます。
この調査では、3つの言語領域(ドイツ語、イタリア語、日本語)と5つの国(オーストリア、ドイツ、イタリア、日本、スイス)に焦点を当て、その大都市部に特に注目をしています。 具体的には、5つの都市(ケルン、ミラノ、東京、ウィーン、チューリッヒ)になります。また、5つの都市以外でも回答のあった農村地域なども考察していきます。
本研究の一部は、日本学術振興会の科学研究助成事業(グラント番号:20K14992)より助成されています。
フェリシャーニ・クラウディオ (担当:チームリーダー、イタリア語翻訳)
連絡: feliciani@jamology.rcast.u-tokyo.ac.jp
現職:東京大学 特任准教授(博士)
フェリシャーニ氏は、工学系バックグラウンドを持っているだけでなく、人間と環境とのつながりに特に関心を持ち、社会科学の分野でも幅広く活躍している。 研究の主なトピックは、歩行者の交通量と群衆の力学であり、30以上のジャーナル論文と国際会議の議事録を執筆かつ共同執筆している。
パッハー・アリス (担当:性行動、ドイツ語・日本語翻訳)
連絡: pacher@meiji.ac.jp
現職:明治大学 助教(博士)
パッハー氏の研究は、現代における夫婦関係(既婚および未婚)に焦点を当てており、特に性行動および性的意識に重点を置いている。 社会学的な見方を用いた研究は、現代の日本におけるセックスレス現象と婚外問題についての新しい洞察を明らかにした。 また、特にオーストリア、ドイツ、日本における性的意識の比較に重点を置き、異文化間のセクシュアリティを研究している。
フリンクマン・カッリ (担当:人類学、デザイナー)
連絡: karri.flinkman@cd.t.u-tokyo.ac.jp
現職:東京大学 博士課程学生
フリンクマン氏は、フィンランドのアールト大学の都市計画を主要としたランドスケープアーキテクチャーのプログラムを卒業している。 文化と社会力学に鮮やかな関心を持ち、現在、東京大学で博士号を取得中。主な研究テーマは、文化と人口動態学の関係性である。
ゴッリニ・アンドレア(担当:社会心理学、アドバイザー)
連絡:gorrini@jamology.rcast.u-tokyo.ac.jp
現職:東京大学 協力研究員
ゴッリニ氏は、Systematica Srl(イタリア)で輸送研究コンサルタントとして勤務し、同時に心理学者でもある。 環境心理学を専門とし、輸送システム、歩行者群衆の力学、および歩行能力における人間の行動に焦点を当てている。 GIS地理情報システム、アンケート、および統計を通じて、社会的密度が人間の行動に与える影響を研究することに特に興味を持っている。
小泉秀樹(担当:都市計画・建築、指導)
連絡:hide@cd.t.u-tokyo.ac.jp
現職:東京大学 教授(博士)
1964年、東京生まれ。1988年東京理科大学工学部建築学科卒業。1993年東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程修了。東京理科大学理工学部建築学科助手、東京大学工学部都市工学科講師・助教授・准教授を経て現職。専門は、コミュニティ・デザイン、協働のまちづくり、市民主体のまちづくりなど。共著に『コミュニティデザイン学:その仕組みづくりから考える』(東京大学出版会)、『東日本大震災 復興まちづくり最前線』(学芸出版社)、『まちづくり百科事典』(丸善)、『持続可能性を求めて』(日本経済評論社)、『スマートグロース』など多数。
参加者からの回答を分析し、公共データ(いわゆるGIS:地理情報システム)を通じて取得した都市/地域の地理データと組み合わせます。
アンケートは2つに分かれています。
第一部では、人口統計情報、生活環境、労働環境、および人間関係/性行動に関する質問について回答を収集します。
第二部では、写真を見ながら回答された感情や考えについて分析します。生活環境や労働環境に関する質問を減らし、主観的情報と客観的情報の両方を組み合わせるために、参加者から郵便番号を収集します。収集した郵便番号は、後でGIS分析のフレームで使用します。 具体的には、生活環境の客観的特徴(緑地の量、医療施設、レクリエーション施設...)と参加者の回答から得られた主観的特徴との関係性を把握するために、GISを使用したアプローチは必要となります。 GIS情報は、都市計画と人口統計に関する公共データベースから取得いたします。
数値統計分析は、画像セクションで参加者が提供したオープンな回答の分析に基づき、より古典的なアプローチとともに、社会的/心理的特性と環境的特徴の間に数値相関を見つけることにあります。
本研究は、東京大学倫理審査専門委員会において審査され、実施が認められています。
本調査で収集されるすべての情報は匿名であり、このプロジェクトに関連する研究範囲のみ、このプロジェクトのメンバーによってのみ使用されます。
回答の中止を希望する場合は、いつでもこのアンケートを中止することができ、最後に[送信]ボタンをクリックしない限り、回答は保存されません。 この研究結果は、集計された情報としてのみ公表され、単独の個人回答を公開することは決してありません。 機密性について疑問がある場合、またはこの研究/アンケートについてより具体的な質問がある場合は、いつでも上記の担当者に連絡してください。
これは国際的な研究であり、個人情報保護に関する法律は国ごとに異なりますが、ここで採用されているデータ収集方法は、関係するすべての国で合意しています。 それぞれの国の規制において、その国のデータ処理について不明なことがある場合は、お気軽にお問い合わせください。
個人情報を保護し、かつ科学的な公表に関する法的および倫理的要件を満たすために、データは一定期間決められた方法で保管されます。 [送信]ボタンを押すとすぐに、回答は匿名でパスワード保護されたオンラインストレージクラウド(例えば、Googleドライブなど)に保存され、このプロジェクトのメンバー間でのみ最大3年間共有されます。 その後、オフライン(CDまたは専用USBディスク)で1つのコピーとして保存し、このプロジェクトの責任者が最低10年間厳重に保管します。 これは、公開された科学的結果に関して問題が発生した場合、科学的研究と公表物との有効性を検証できるようにするために、東京大学の規則として義務づけられていることをご理解ください。
この調査結果に関する最新情報を希望する場合のみ、アンケートの最後にメールアドレスの記載をお願いしています。 重要:メールアドレスの記入は、アンケートの一部ではなく、必須ではございません。あなたが希望する場合に、結果を通知するためだけに使用いたします。 また、メールアドレスは回答とは別に保存され、あなたのメールアドレスとあなたの回答を関連づけることはできません。
今後回答の撤回を希望する場合は、上記の担当者へ連絡してください。削除いたします。研究協力はあなたの自由意思であり、あなたは自分のデータを削除する権利を有しています。また、理由に関係なく自分のデータを研究に使用しないことも選択することができ、このアンケートにご協力いただけないことであなたの不利益に繋がることは一切ありません。