ラブレター(loveletter)

概要

■概要:

名前:LOVELETTER(ラブレター)

イメージCV:伊藤沙莉

性別:女性型

年齢:15歳程度

口癖:「~なのだ」「~であろう?」老人っぽい。

人称:わたし・おまえ

好きなもの:文字や言葉/ブラックジョーク/夜

嫌いなもの:服を着ること/百合の花


■外見:

140cm-約60kg

体格こそ少女だが、人間というよりディノサウロイド(恐竜人間)に近い

両口角は裂けており、歯は杭のようにぎざぎざ、顔に対する眼の比率も大きい

両腕は二の腕の途中から欠損しており、両脚は大型獣脚類を模している

顔や体に複数のペイントがある

両眼の下に4つ、上に3つ、腹に3つピアス

拘束衣と野戦服が混じったようなものを着ているが、服嫌いのため露出は多い

長い髪は堅い鳥の羽のような質感

モデル:ティラノサウルス

色:青緑


■性格:

何事にも好奇心旺盛、陽気で自由奔放

お姫様気質で、しばしば駄々をこねてガンブラーを困らせる

よく笑うが、笑いのツボは子供用のアニメから人の死まで様々

無邪気さゆえに虫を踏みつぶすような残酷さがある

一方無知ではなく、意図的に倫理を無視している様子があり、謎は多い

誰にでも尊大に接し、インフレイムの中では唯一ラクーンドッグに恩義を持たない


■特技:

両腕がないため、座った状態でつま先を手のように器用に使う


■能力・経歴:

ラクーンドッグがフルスクラッチで作った唯一の機体。

物語前半時点では、強力なEMP兵器を搭載していた。

 オリンポス内部に突入した後、ゼウスの管制塔付近へ接近して起爆し、ゼウスの機能を一時的にクラッシュさせる予定だった。

フォックスの人類再構築計画に気付いた後、ラクーンドッグがこの機能を改造。

 ラブレターの起爆によって、コールドハートelesの同調機能を超強化したパルスを、周囲数kmに渡って響かせるように変更した。

 これによって、エニグラドール、インフレイム、人間すべてのコールドハートの覚醒値がいったん拭い去られ、ゼロにリセットされる。

 1回しか使えない爆弾のようなもの。

ラブレター(愛)なので、アンチ・コールドハート(冷たい心)兵器…というイメージ。


■戦闘スタイル:

戦闘には参加しない。

 それどころか、短距離の移動ですらガンブラーに自身を運ばせている。

 腕がないためバランス感覚が悪く、運動能力はきわめて低い。


■おまけ:

他のインフレイムは死にゆくところをラクーンドッグに救われたため恩を感じているが、フルスクラッチのラブレターにはそれがない。

脚でペンを使って様々な文字を書き、その紙屑でできた巣のような場所で暮らしている。

実は、思考回路そのものはラクーンドッグによく似ている。というか、人格基盤はカスケードではあるが、ラクーンドッグあるいはラクーンドッグの深層心理に年々似てきている…とも表現できる。

「ヒューマノイドは純粋無垢で、経由した所有者によって人格を形成される」といった慣例・法則からそのような人格になっており、ラクーンドッグ自身も幼少期に無邪気さを抑圧されずに生きてきたら、現在のラブレターのような人格になった可能性が高い。

ラクーンドッグはラブレターとの接し方に迷っているが、それはラクーンドッグ自身が理解していない自分の奥深い領域を彼女によって見せつけられ、なんとなく居心地の悪さを感じているから。

睡眠の話:昼夜関係なく長時間眠っているように見える。戦う能力も生存能力もなく、できる仕事も特にないため、愛玩動物のように世話されながら好きなときに好きなだけ眠る。かろうじて意識がある時でも、うつらうつらしながら半分は眠っている。溌剌と暴れまわるようなシーンは少ない。