タタラ(tatara)

概要

TATARA-THE LIZARD(タタラ・ザ・リザード)

02

谷山紀章

男性型

見た目は25歳程度

丁寧でどもりがち。話し慣れない人には敬語で話す。標的をロックオンした際に「捕捉」とつぶやく癖がある。

僕/君・あなた/名前

ソ連製の古い銃、ホットミルク。

血みどろのホラー映画、気の強い人。あらゆる争い。

容姿

180cm-120kg

スラムに溶け込むようボロボロで顔を隠せる服を選ぶ。機能的で地味なものを好み、耐水性や耐火性に優れた生地で作られたポケットの多いコートをよく羽織っている。フードのない服装は落ち着かない。

ヨロイトカゲ、モスグリーン、夕焼けのようなオレンジ

能力

アシンメトリックマテリアルを用いた非対称透過シールドで、WW3以前にDARPAが開発していたもの。米空軍によって廃棄された戦闘機から採取したマテリアルが表皮全体に埋め込まれている。物理的接触によるエネルギーを特定の一方向に揃えて反射できる。打撃や砲弾、爆風などほとんどを反射するが、巨大な質量によって押しつぶされるようなシーンではキャパオーバーすることもある。物理的な接触箇所には六角形のうろこのような模様が生じる。

遠望特化の義眼を有している。倍率によっては数km先の人間の顔を判別でき、遠望の倍率を高めると視野が狭まる。近距離の視力はほぼ盲目で、普段は眼鏡をかけている。破壊的な近接戦闘では頑丈なコンバットゴーグルに変更することもある。狙撃時は裸眼で、狙撃銃の組み込みアプリケーションと連携できる。

通常は後方支援を担当している。コイルガンの応用により魔改造したVSSを愛用(射程距離:消音なし800m)。生身の人間が使うと反動で吹っ飛ぶ。任務の内容によってはサプレッサーを取り付けるが、威力(弾速)を半減させる必要があるため普段は外している。動き回る数個の標的と射線が重なった時に1発で仕留めるなど、狙撃制度は高い。大抵の重火器は扱える。

両腕や脚にシールドを纏っての近接格闘戦も可能で、戦闘能力はきわめて高い。ギガ同様に3段階の出力リミッターを持つ。

性格

臆病でとても気が小さく、あらゆることに怯えている。よく泣く。バカが付くほど真面目で感覚的なことや冗談をあまり理解できない

仲間想いの一方でおそろしく合理的でもあり、多くを生かすために自他を切り捨てる冷徹さを持っているが、当の本人は自身のことを思い切りのない役立たずの弱虫だと思っている。臆病さと合理性の葛藤により、二重人格のような一面がある。

その他

世間一般的に美しいとされる自分の容姿を憎んでいる。何よりも目立つことを恐れ、戦いを避けて平平凡凡に暮らしたいタイプ。自分の顔の皮膚をナイフで切り落とそうとする夢を見て、泣きながら飛び起たことがあるほど。実際に刃物で切ろうとして、シールドに防御されて刃物が折れたこともある。

様々な辞書や図鑑、映像記録媒体とその再生用デバイス、銃のメンテナンス器具などで散らかっており、タタラの下の部屋では物に蹴つまずいて転ぶ声がまれに聞こえる。書籍の山にはファンタジー小説や詩などは含まれていない。ベッドの下に何か隠しているらしく、ガサ入れを試みたシアンを泣きながら阻止した。

昼型。「規則正しい生活を送ろう」と心がけて実際それなりに規則正しく生活しているタイプ。朝起き、日が変わる頃に眠る。ドジなのでたまに目覚まし時計のセットを忘れ、昼まで寝ていることもある。眠る時はVSSを抱えている。タフなスナイパーで、何日間も眠らずに標的の出現を待ったり、夜通し戦ったりもできる。

スラムの小さな中華料理店に行くと毎回同じヌードルを食べている。これこれが好きというより、他の食べ物に挑戦する冒険心が欠落している。真面目なので出されたものは大抵食べる。たまに手に入るミルクを温めて飲むのが好き。