シアン(cyan)

概要

CYAN-THE SPIDER(シアン・ザ・スパイダー)

03

本田貴子

女性型

見た目は25~26歳

きつい南部訛りの英語で話す。文面ではエセ関西弁に変換される。

ウチ/アンタ/名前

アルコール度数の高い酒、美男子、ヒールの高い靴

部屋の片付け、他人の言い訳を聞くこと、思い切りの悪い人

容姿

170cm-55kg

体積の多くを炭素繊維が占めているため、見た目の迫力よりも重量は軽め。美人で巨乳。褐色の肌にファイアーパターンの黒い模様があり、模様を境に左半身はすべて黒い。黒い面積には炭素繊維による異方性反射がみられる。左手の爪は鋭く尖っている。マゼンタの吊目で、髪は"氷河のように"透き通ったペイルブルー。お団子にまとめていることが多い。

美醜に冠する判断基準が欠落しており、服を選んで着飾ることに興味がない。メイク(フェイスペイント)も服もホノメに選んでもらっており、ホノメの好みでタイトでつやのある服を着ている。最近はファッションにも一定の法則があることを学び、自力で無難な組み合わせを作れるようになってきた。

アンティルツリースパイダー幼生、ネオンのようなマゼンタ、ペールシアン

性格

喧嘩っ早い姉御肌。思い切りの悪い人に苛立ちを覚えることが多く、勢いで押して行動させようとする癖がある。やや意地っ張りで派手好き。江戸っ子っぽい。

メディックの自覚強く任務に対しては真面目で最善を尽くそうと常に努力する。ノリの軽さに反して自他共に厳しく、快活そうでありながら他人へ心を開くことは苦手でもある。心労を隠し通せてしまうので周りに気付いてもらえないタイプ。大切なものでも必要に応じて切り捨てるべきだと思っている一方で、非道になりきれない

能力

筋繊維に高密度の強化炭素が織り込まれており、血液を媒体に炭素繊維をあらゆる形状に変形できる。この炭素繊維を生体パーツの構成要素と同じ形状に変化させ、負傷部位の応急処置ができる。この応急処置ではシアンが事前に対象の肉体構成情報を持っておく必要があり、この情報をもとに「あるべき形に戻す」「足りない部分を補完する」ように炭素繊維が配置される。肉体構成情報がなければ血管を繋いだり臓器を補完することはできないが、折れた骨を固定したり包帯のように巻き付けることは可能なため、生身の人間の応急処置もある程度はできる。炭素繊維を消耗すると身体が軽くなり、使い過ぎると身体が崩壊する。

メディックとしての行動が主で、任務中は外科器具を持ち歩いている。近接戦闘もそれなりにでき、炭素繊維を硬質化してメリケンサックとして使ったり、炭素繊維を使ったネットやロープで罠を作ることもある。とはいえメディックの死は部隊の死に直結するため、最前線に出ることは少ない。

その他

酒瓶、服、よくわからないゴミなどがあらゆる場所に放り出されており、足の踏み場もないほど散らかっている。本人は「死にはしない程度」と状況を笑い飛ばしており、整理整頓する気はない様子。そこは「自分に厳しく」の範疇ではないらしい。戦地へ携帯する医療器具だけはきちんとメンテナンスされており、いつでも持ち出せるよう部屋の壁に掛けられている。

強いアルコールが好き。酒と言うよりアルコールそのものを求めているところがあり、スラムで醸造された粗悪な酒でも構わない。そもそもメディックなので、ほんのり消毒液っぽいものに落ち着きを感じている節がある。タタラを引きずって場末のバーに出没することもある。タタラに対してアルハラ気味。

強いて言えば昼型。仕事なら予定通りに早起きするし、オフなら午後まで寝坊する。夜は日を跨ぐ前後に眠るが酒を飲み始めると深夜まで長引き、そのぶん翌日に眠そうな様子でいる。それでも仲間の生死を預かる立場のため、仕事の間に居眠りはしない。