アンティニー(antinny)
概要
■概要:
名前:ANTINNY(アンティニー)
イメージCV:加藤英美里
性別:女性型
年齢:外見は15、16歳
口癖:「~だから!」「~じゃねえから!」声がでかい
人称:俺/お前・あんた/名前
好きなもの:電脳世界へ没入している時間
嫌いなもの:湿気の多い場所(錆びる)
■外見:
150cm-40kg
ガリガリというかほとんど骨格しかない
全身の関節は磁気ユニットで連結している
首以外の関節で身体をバラバラに分割できる
手の指は3本 脚は有蹄類のような形状
万年びっくり顔 赤眼の下まつ毛
ショッキングピンクの髪を長い三つ編みにしている
白迷彩の野戦服を着ている
左のイヤーロブに4つピアス
頭部と胸の間で脳に血流を送っているため頭と胸は分割できない
血の色に合わせて、舌や眼元の粘膜部分も黒い
モデル:アノマロカリス
色:ショッキングピンク
■経歴:
インフレイムに加入する前は第三次世界大戦で運用された「バージェス級移動型要塞・オルガ」の「クラスタ型AI」の1モジュールだった。
「クラスタ型AI」は小さな判断モジュールを集積して作ったAI。クラス皆で会議して次の行動を決めるようなシステム。
アンティニーの専門は暗号解読、サブで敵艦衛星のクラッキングを担当する、自我らしい自我の無い存在だった。
第三次世界大戦の後で老朽化に伴い運用停止・廃棄された後、無数に存在する仲間モジュールが死んでいく感覚を体感し続けた。
その後ラクーンドッグに偶然拾い上げられた1モジュールが、現在のアンティニーの元になった。
概念だったモジュールに、(人間からは程遠いものの)身体と共に自由を与えてくれたラクーンドッグを崇拝するようになった。
■性格:
盲目的に崇拝しているラクーンドッグ以外には懐かない。(…と本人は言い張るが、褒めるとデレる。割とチョロいタイプ。)
ラクーンドッグの為なら自ら進んで命を捨てる覚悟がある。怖い物知らずで勇敢な忠犬。
邪魔者や障害の排除には手段を選ばないが、威勢が良くどこか憎めない悪役キャラ。
常に何かに対して怒っている。血の気が多くウルトラ短気。
顔はいつも怒っており、感情が全て顔に出る嘘を付けないタイプ。
実は割と常識人。貴重なツッコミ役(ラクーンドッグが相手の場合を除く)。
■特技:
(準備中)
■能力:
情報収集・ハッカー要員
適当な端末やアンドロイドの脳から電脳世界に潜り込んで、クラッキングを行ったり機器を自由に操作する
敵ハッカーや防衛プログラムとクラッキング合戦になり、負けると個を維持できなくなって実質的に死ぬリスクがある
全身の関節は磁気ユニットで連結している。ほぼすべての関節部分で身体を分割でき、腕は弾力と伸縮性のあるやわらかい板のような挙動をする。
頭部と胸の間で脳に体液を送っているため、頭と胸は分割できない。
■戦闘スタイル:
髪の繊維が電極(ナノケーブル)になっている。各種電極やコネクタ類も隠し持っている。
電子機器を乗っ取って敵になりすましたり、敵の動きを止めることもできる。
端末やロボットからデータを吸い出したり、改ざん、破壊することもお手の物。
気を失った仲間の脳を操って戦線離脱させたりもできる。
本人の戦闘能力は皆無。
■おまけ:
実は三つ編みはラクーンドッグがやっている。なぜ三つ編みなのかは理解していないが、嬉しい。
食事をすることはなく、定期的に胸部のバッテリーを充電している。
そもそもアンティニーはラクーンドッグの理解者になりたかった。
しかし、付き従ううちに「ラクーンドッグの理解者はフォックスだけ」であり、天才は天才としかわかり合えないことを理解する。
物語の終盤でラクーンドッグがフォックスを救おうとする時にも、変わらず身を挺して尽くそうという気持ちに変わりはない。
「これはあなたに貰った肉体だ。あなたに返そう」と考えている。
睡眠の話:脅迫的なレベルの勤勉で、何日間も不眠不休で働き続けたあと、ほんの少しだけ眠る。15徹目あたりの晩に、ラロックスが不意打ちで気絶させるなどして眠らせることもよくある。眠る時間/起きる時間は一定ではない。作業に没頭して睡眠を忘れている訳ではなく、稼働時間を聞けば秒単位まで答える。脳の処理/蓄積能力が高く、他のヒューマノイドより連続稼働時間がかなり長い。