ギガ(giga)
概要
名前
GIGA-THE WOLF(ギガ・ザ・ウルフ)
シリアルナンバー
01
イメージCV
BT-7274+三宅健太。声を張るとライオンのうなり声のような音が混ざる。
性別
男性型
年齢
見た目は30代後半
口調
言葉選びはぶっきらぼうだが冗談はかなり通じる。「承知した」が口癖。
人称
俺/お前・あんた/名前
好きなもの
古いレシピ本から料理を再現すること、子供のいたずらに付き合うこと
嫌いなもの
スプラッター系の映画、火傷(治りづらいので特に嫌い)、セーフハウスに1人でいること
容姿
特徴
230cm-250kg
鎧のように筋肉質で骨太な人間離れした体躯をもつ。体脂肪率は低い。左胸から右腰あたりにかけて刀傷がある。二の腕に1つ、肘下に2つ紫のペイントがある。顔の皮膚に切れ込みがあり、戦闘時は牙のある装甲を頭蓋骨のボルト孔へ直接取り付けている。黄緑の反転目で、左目は失明しており斜視状態。髪は紫のウルフカット。血液も黄緑色のため、肌の血色が悪い。強面。
ファッション
大型のサイボーグ用に作られたミリタリー系の服を着ていることが多い。体格のせいで選べる服の幅があまりにも狭かったため、自分のファッションに興味がない。
テーマ
ツンドラオオカミ、くすんだ青紫、蛍光グリーン
性格
思慮深く慎重で穏やか。自己犠牲を自己犠牲と思わないお人好し。心配性の世話焼きでもあり、体を張って仲間の盾になる。自己再生能力のせいで死への恐怖が希薄であり、仲間に危険が発生しない単体行動のときはおそろしく冷静。
戦闘時以外は割とぼんやりしている。天然っぽい発言も多い。嘘をつくのが下手で、考えていることはなんでも顔に出る。
能力
自己再生
筋細胞に強力な分裂再生・自死ユニットを持ち、皮膚や筋肉に生じた傷が勝手に治癒する。分裂再生・自死ユニットはガン細胞を応用したもので、大抵の傷は(浅い程早く)治癒する。電熱刀などの超高温による火傷は再生できない。また、毒による神経系の麻痺などを受けた場合も再生機構が機能しない。骨折時は補強するように筋肉だけが再生し、ある程度は動けるようになる。再生時には壊れた細胞がアポトーシスによって取り除かれ、周囲の熱を奪いながら傷から冷気が噴き出す。短期間に大きな損傷をくりかえし受けると、全身の細胞の密度が下がって体が崩れてしまう。
怪力
特定のモーションで掌のトリガーを操作することでリミッターを解除し、5段階で出力調整できる。例として掌を数回握る動作があるが、腕が取れた時のために複数のモーションが用意されている。十数トンを放り投げたり、インフレイムの胴体に拳で風穴を開けるといった離れ業も可能。リミッターを解放するほど人間らしいなめらかな動作が困難になり、最大解放時はほとんど工業用ロボットアームのよう(壊れたT-800のストップモーションにも似ている)。日常生活では触れた物を壊さないよう、リミッターで大幅に出力を抑えている。
戦闘スタイル
近接での格闘戦に特化。足よりは腕を使うパンチ派。大抵のものは殴って破壊できるが素早さに欠けるため、巨大な敵と戦う方が得意。得物は六角重工の試験兵装である折り畳み式の大ノコギリだが、殴ったり盾として使ったりする。
その他
趣味の料理はプロ級の腕前。加えて家事全般はそつなく熟す。
犬のように鼻がきく。
強面を気にしており、からかわれるとちょっと悲しい。
左目の傷は仮起動時に軽い暴走状態になり、同じく暴走しかかったナナシと戦って破損したままになっているもの。胸の傷は数年前ラクーンドッグに袈裟掛けを喰らってできたもの。電熱刀による熱傷が綺麗に治癒せず残っている。
顎の外装と腕の模様(の下にある金属質)は、暴走時に変形した骨格を先に圧迫して潰してしまうための拘束具。普段は装甲として使っており、ギガ本人も拘束具とは知らされていない。
自己再生ユニットの影響
代謝が早く、アルコールに酔いやすいく醒めやすい。飲み会で誰よりも先に寝落ちし、最初に起きて部屋の片付けをしているタイプ。死にづらい体質の影響で「死ぬことを期待している」節があり、自身が危機的状況に陥ると無意識に興奮している。その際は出力が向上し、コールドハートもオーバーヒートへ遷移しやすくなる。
セーフハウスの居室の様子
いくつか本棚があり、スラムの古本屋であつめたレシピ本などが並んでいる。掃除や片付けが行き届きおおむね整然としているが、ミケや双子からもらった押し花や石英混じりのきれいな小石などが本棚を少しずつ侵略していて、困ったな…といいつつ嬉しいと思っている。得物の大鋸の置き場所では床のコンクリートが削れてしまい、鉄骨が現れる前にと修理方法を探している。
食べ物の好み
実は一部のキノコ類やトマトなどがちょっと好みじゃないが、それもまあそういうもの…と思って淡々と食べるタイプの大人。また、香りの良い茶を好むシーンがある。鼻が良いため、混ざったハーブやスパイスを嗅ぎ分けるようなバリスタじみた芸当もできる。
睡眠について
昼型。わりと早朝に起き、夜は早い時間に眠いと言い始める。日を跨ぐことはめったにない。眠る直前に現実離れした空想に浸ることがあり、いつの間にか眠っている。