本巣郡北方町にある高野山真言宗別格本山の寺院である。 811年、嵯峨天皇の勅命により、空海が創建したという。山号は池鏡山。本尊は木造聖観音菩薩立像、木造不動明王立像。
東海三十六不動尊第三十二番。美濃七福神(弁財天)。文化財を多く所有し、「美濃の正倉院」と呼ばれる。また、庭園が美しい。
平安時代初期に弘法大師・空海が開いた密教の仏教宗派で、大日如来を本尊に掲げ、この身のままで仏になれる「即身成仏(そくしんじょうぶつ)」を根本教義と説きます。
遣唐使として唐に渡り、恵果和尚から密教(真言密教)を学び、帰国後、日本に真言宗を広めました。「三筆」と呼ばれる書道の達人で、庶民のための学校「綜芸種智院」を作った教育者として、また満濃池の改修などの土木技術者としての功績も大きく、3ヶ国語を操る語学の天才で、現代にも通じるマルチな才能と功績を残した日本史上屈指の天才的な人物です。
835年(承和2年)3月21日(旧暦)、62歳で高野山奥之院にて入定(にゅうじょう)されたと伝わります。これは断食・瞑想の修行により肉体を保ったまま永遠の悟りの境地(即身成仏)に入ることで、現在も奥之院で生き続け、人々を救済していると信仰されています。
入定の毎月21日を空海の月命日として法要が行われ、特に旧暦の3月21日は、今の4月20日頃にあたることから、毎年、円鏡寺では、御影供(みえく)法要が行われています。