経営を支援する会計事務所の組織力向上にむけて

セミナーの概要・狙い

 内外の経営環境が激しく変化し、それへの対応方法も多様化・高度化している今日、経営者の相談相手としての会計人の役割はこれまで以上に大きくなっている。事業承継、M&A、下請けからの脱却、人財育成、DX、SDGs/ESGへの対応から公的助成金の申請まで、経営者の悩みは尽きない。経営者の多様なニーズにどう応えていくかが会計事務所の大きな課題となっている。

 経験を積んだ会計人であれば、経営者との対話を通じて、経営者の悩みをニーズとして理解し、会計事務所としてニーズに応える道筋をつけることができる。しかし、経営者と日常的に接している事務所の所員が所長と同じようにニーズをキャッチすることは難しい。そのため、会計事務所として経営者のニーズを把握できず、経営者が必要とする支援を提供することができないことも少なくない。結果的に、経営者は事業を発展させる機会を失い、会計事務所にも機会損失が発生することになる。

 今回のセミナーでは、第1部「事業の持続的発展を支援する会計事務所の役割 ー経営者ニーズを組織的に把握する重要性ー 」において、経営者のニーズを組織的に把握する重要性について問題意識を共有し、第2部「クラウドソフトを用いた会計事務所の経営支援強化法」で、この問題に具体的にどの様に対応していくことができるのかクラウドソフトを利用した方法を紹介する予定である。

※本セミナーではセミナー参加者にクラウドソフト「経営メダリスト」を試用いただけるように手配する予定となっております

開催日時

2022年1月21日(金)

13:30~17:00

(受付は13:00から開始します)

原則対面式とします


スケジュール

13:30~14:15

澤邉 紀生氏(京都大学経営管理大学院教授) 講演

「事業の持続的発展を支援する会計事務所の役割ー経営者ニーズを組織的に把握する重要性ー」

14:15~14:30 休憩

14:30~17:00

吉永 茂氏(京都大学経営管理大学院特命教授) 講演

17:30~19:00

懇親会

(コロナウィルス感染拡大の影響で変動する可能性があります)

開催場所

京都大学 東京オフィス 〒100-6510東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング 10階

参加申込

EMBA修了生、日本経営会計専門家協会会員、日本経営会計専門家研究学会会員、Ja-big会員

あるいはこれらの団体に所属する方からの推薦を受けられる方

参加締切 12/4

定員40名

グーグルフォームが機能しない場合は、事務局メールアドレス(section.jimap@gmail.com)までご連絡ください

開催主体

主催:京都大学管理会計寄附講座

共催: 日本経営会計専門家協会