進化を最終目的とする集団。エレックスを摂取することで魔術や知識を得た代償に感情を失ってしまった。
アルブはクレリックの分派だ。エレックスの接種禁止、機械にのみ使用可能といったクレリックの法律に反発した者たちにより結成された。彼らは大量にエレックスを接種したことで、魔術が使えるようになり知識も得たが、その代償として感情性を失ってしまった。彼らの目的は今も昔も、次の段階へと進化する事。始めはエレックスを接種することで進化できると信じていたが、その考えが仇となりエレックス1ではハイブリッドにより邪悪な道へと誘導されてしまう。ハイブリッドが滅び、一部のアルブはエレックスの過剰摂取の危険性に気づき、アルブのリーダーたちに接種を抑えるよう訴えかけた。そのおかげで彼らは他の派閥に害を与えることはなくなった。彼らは今でも自分たちが他の派閥より優れていると信じており、最終目的である進化を追い求めている。

中世のように暮らす農家やハンター、ヒーラーの勢力。彼らはマナで魔法を使うことができる。
バーサーカーはメテオストライクを生き残り、最先端の技術を使うすべがない者たちによって構成されている。彼らは中世のような暮らしをする、技術を嫌う農家やハンター、ヒーラーの集まりだ。彼らの精神的指導者がブルーエレックスを「マナ」に変える方法を見つけたことにより、アルブに対抗できる武器を手に入れた。ブルーエレックスは緑の生い茂る地を、冷たく荒廃した場所へと変えてしまうが、マナを与えられた植物、ワールドハートはその事象を巻き戻し惑星に生命を呼び戻すことができる。マナは彼らに魔法のようなアビリティーを与え、技術的な武器や手助けがなくとも彼らは強力な派閥だ。

 エレックス1での戦争の後、彼らはワールドハートを用いて不毛の砂漠を緑あふれる地に変えていった。これによりタヴァ―ルのアウトロー達は複数の小さいグループに分かれ、バーサーカーに参加する者もいた。派閥は変化したのだ。強力な魔法使いで、エレックスと「対話」ができると言われている、カジャが正式な精神的指導者になったが、多くのバーサーカーたちは技術的な物を避けた素朴な暮らしを嫌い、派閥を現代へと適応させようとした。

独自の正義を持つ技術者の集団。他の勢力からマガランの人々を守ることを使命だと信じている。
クレリックは曲がった正義を持つテクニカルな派閥だ。彼らはマガランの人々を、自分たちとは違う形でエレックスを使う者たちから守ることが使命だと信じている。彼らが持つ純潔な法律によると、エレックスは接種するものではなく、命が宿らない機械にのみ使用する物である。エレックス1でジャックスは、今まで崇拝していた神「カラーン」が偽りであったと知る。しかし、神が偽りだと知った後も教えを捨てることはできなかった。彼らは自らが破滅と生存の間に立つ最後の砦だと信じている。人数は少ないものの、強力なプラズマ兵器を所持しており、恐怖を使って信じない者を改宗させることができる。

目的を持たず刺激のみを追求する勢力。モットーは「弱肉強食」で欲しいもののために手段を選ばない。
他の派閥がエレックスを魔法や技術の促進に使う中、アウトローたちは刺激物の製造のために使う。彼らは方向性や目的などは持たず、とにかく刺激を求め、欲しい物を手に入れるためには手段を選ばない派閥だ。目の前にある物を奪う犯罪者や薬物依存者の集まりである彼らのモットーは「弱肉強食」。バーサーカーによりタヴァールの砂漠が再び植物が育つ地へと変化した事で、様々な派閥から人々が集まり、アウトローたちはタヴァールでの居場所をなくした。バーサーカーの一員となった者もいる中、アテリスへと移動し不法な行動を続ける者もいる。

外界から閉ざされた地下トンネルに住んで、スクラップから武器を作る集団。元々は温厚な人々だったが、強烈な孤立主義を持つ。
モーコンは元々、トムソンタウンの温厚な住人達だったが、メテオストライクの際に、生存者は町の下にあるトンネルへと逃れ、外界への道を閉ざした。そして破壊された町の金属やスクラップから武器を作る、凶暴な孤立主義の地下派閥へと徐々に変わっていった。食料やその他の資材に限りがあるため、彼らは生殖や外部の者の受け入れに関する厳しいルールを設けた。時間が経つにつれて、このルールは宗教へと変化、派閥のメンバーは狂信者となり、自分たちのことをモーコンと呼び始める。彼らはモーコンのルールに従わない異教徒を全滅させることを目標としている。

突如現れた侵略者。強力で冷酷、彼らの目的はマガランのすべてを変異させること。惑星は彼らの侵攻により危機に瀕している。
スカイアンドは突然現れ、山火事のようにマガラン中へ広がっていった。彼らはブルーエレックスが変化してできた、アグレッシブな「ダークエレックス」から力を得る。巨大な「フォーマー」と呼ばれるストラクチャーを使い、彼らは周りの環境を変えることができる。ダークエレックスは植物、動物、人間にさえも感染してしまう。感染するとそのものに変化が生まれ、死に至る者もいれば、「スカイアンド」になるものもいる。

 スカイアンドはとても強力で冷酷、意志が強く戦略的なため、ほぼ無敵だ。彼らの目的はマガランのすべてを変異させること。彼らにモラルや信じるものは無い。彼らには目的しかなく、それを達成するための手段は選ばない。