古代魔法の第一人者 諸葛魔乾

うひひ、俺の好きな死体がいっぱいありますぞ。。


千年に一度生まれるかどうかといわれる、優れた頭脳の持ち主。普通の獣魔族よりも更に醜い外見を持っており、彼らにすら捨てられた。幼い頃、虐待と飢餓で苦しみ続けた彼は、生き延びるためなら何でもできる悪どい性格になる。
偶然彼に会いその才能を評価した諸葛家の当主 諸葛休に養子として引き取られ、多くの書籍を自由に読めるようになった。その後、あらゆる魔法書を読み通し、なかでも古代魔法について精通するようになる。
それをもとに死体の復活や魔物の召喚を行う黒魔法を作り出し、曜国との戦争で高天国に勝利をもたらすという大きな功績を立てる。
戦争での勝利で高天国の大術士に任命されるが、物足りなさを感じた彼は、王を操り人形のように操る魔法をひそかに研究する。しかし、卑しい獣魔族が高い地位に上がったことに不満を抱いた他の術士の目を欺くことはできなかった。
やがて反逆が発覚すると諸葛家は滅門され、諸葛魔乾は四肢が引き裂かれて死を迎える。しかし、彼は死んだように見せかける黒魔法で人々を騙し、悠々と死刑場を去っていった。
23.諸葛魔乾