日欧DHクロストーク
-- 大学図書館による研究支援のこれから --
2023年11月7日(火)
(日本) 18:00-20:00 / (欧州中央) 10:00-12:00
デジタルアーカイブ学会 第 8 回研究大会サテライト企画(オンライン)
情報学を人文系の研究に導入するデジタル・ヒューマニティーズ(DH)が注目されています。日本の伝統的人文学ではまだ発展途上ですが、北米・ヨーロッパ等の海外では人文学全体でデジタルの手法をつかった研究が活発化しています。そこに大学図書館やライブラリアンが貢献している例も少なくありません。
図書館はデジタルヒューマニティーズにどこまでかかわることができるでしょうか?
デジタルアーカイブや研究データなどの資源はどのように活用されるでしょうか?
新しい世代の学生・研究者に向けて、図書館の役割はどう変化していけるでしょうか?
今回のクロストーク企画では、日本とヨーロッパのライブラリアンが集う場をオンライン上に設けます。ヨーロッパ側からは、デジタルヒューマニティーズを支える図書館のさまざまな活動について。日本側からは、図書館が国内外に発信するデジタルアーカイブやその運営・活用について、それぞれ報告をおこないます。それをふまえて後半では、日本とヨーロッパ両方からのパネリスト、さらには参加してくださるみなさんも含め、国内での議論とは異なるさまざまな視点からの意見交換をおこないます。
※主に日本語を使用します。
※本企画はデジタルアーカイブ学会第 8 回研究大会サテライト企画です。
◎日時
2023年11月7日(火)
(日本時間)18:00-20:00 / (欧州中央時間)10:00-12:00
◎アーカイブ
・動画 https://youtu.be/tm6mggzdU_U
(動画には一部カットした箇所があります)
・当日のチャット
◎構成 (提示資料)
●第1部:事例報告
○ヨーロッパ側からの事例報告
・ケンブリッジ大学Cambridge Digital Library:セミナーのご報告 / 永崎研宣(人文情報学研究所主席研究員)[資料なし]
・ベルリン自由大学図書館のMultilingual Digital Humanities Labと NFDI4memory向けの研究サービスの発展 / Cosima Wagner(ベルリン自由大学学術司書)【資料】
・オスロ大学Digital Scholarship Center / マグヌスセン矢部直美(オスロ大学司書) 【資料】
・チューリッヒ大学司書によるワークショップ / 神谷信武(チューリッヒ大学司書) 【資料】
○日本側からの事例報告
・日本における動向・事例レビュー / 江上敏哲(国際日本文化研究センター司書) 【資料】
・「中村哲著述アーカイブ」への取り組み / 平野かおる(九州大学司書) 【資料】
・渋沢栄一記念財団情報資源センターにおけるデジタルリソースの活用について / 茂原暢(公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センター長) 【資料】
・日本の大学図書館における研究データの発信 / 高橋菜奈子(東京学芸大学司書) 【資料】
●第2部:ディスカッション
神谷信武氏(チューリッヒ大学司書)
高橋菜奈子氏(東京学芸大学司書)
福島幸宏氏(慶應義塾大学准教授)
マグヌスセン矢部直美氏(オスロ大学司書)
(司会) 江上敏哲(国際日本文化研究センター司書)
◎参考
EAJRS(日本資料専門家欧州協会)ミニパネル企画
2021年「デジタルヒューマニティーズと図書館の役割 : リソースをめぐるクロストーク」(記録)(動画)
◎参加要領
以下の参加申し込みフォームより、事前に参加申し込みをしてください。
https://forms.gle/VjrxsSdmAvkRrqaL7
(無料)
☆開催直前に申し込まれた方には、案内が間に合わないおそれがございます。
Youtubeでも同時配信予定ですので、そちらをご覧ください。
接続先は下記に掲載予定です。
◎接続先
Zoom(事前登録): 申し込み済みの方にメールでお送りしています。
Youtube(公開): https://youtube.com/live/mzY0gmni_SM?feature=share
※録画は後日公開予定です。