〆切:2026年10月31日
字数:約570文字
謝礼:1,000円
採用:1作品以上
用途:公式YouTubeチャンネルでの公開
①台本について
登場人物の一人称、性別や口調など、自由に改変をして頂いて構いません。
下記の台本は成年女性をイメージして書いてありますが、ご参考として男性用の台本も文末にご用意しています。
また、「こんな設定や台詞があったら面白いのでは」というアドリブも歓迎ですし、「ここは発音しにくいから、言い方や言葉を変えよう」というアレンジも大歓迎です。
②登場人物の名前について
本作では主人公「〇〇」のほか「△△」が登場しますが、名前はこちらで決めていません。
作品や人物に合う、呼びやすいと思う名前を、朗読される方が自由に付けてください。
アレンジ次第ですが、「〇〇」「△△」の呼び方を「先生」や「先輩」などとしてもOKです。
『いいひとの見つけかた』
(タイトルを読み上げてください)
朗読 〇〇〇〇
(朗読をされる方のお名前を読み上げてください)
(本文)
スクランブル交差点の手前で、△△は突然、こんなことを言った。
「実はね、私、『いい人』を見つけることができるんだ」
「……いい人って……どういうこと?」
「ふふっ、ちょっと待っててね?」
そう言って△△は、交差点を行きかう人の流れを、じーっと見つめた。
しばらくして、突然、
「いた!」
声を上げて、私の手を引っ張った。
「〇〇、こっちだよ!」
「ちょっと、いきなり話しかける気!?」
「だいじょうぶ、道を聞くだけだから」
その人は、一見すると、少し話しかけにくそうな雰囲気の人だった。
でも△△が声をかけると、親しみのある笑顔を浮かべて、丁寧に応対してくれた。
私たちはお礼を言って、手を振り合って別れた。
「ほらね。私が言ったとおり、いい人だったでしょ」
「たしかに、いい人だったけど……どうして分かったの?」
△△は、交差点を指差した。
「あの人ね、横断歩道の『白いとこ』だけを歩いていたんだよ」
「……白いとこって、白線? そんなことで?」
「そんなことが、大事なの。心の余裕、遊び心ってやーつ」
……言われてみると、たしかに、と思えた。
私も子どもの頃……いや、わりと大人になってからも、機嫌の良い日にはそんな遊びをしていた気がする。
「〇〇が何に悩んでいるのか、私には分からないけどさ」
△△は、少しだけ真剣な顔で、私の顔を見た。
「無理をしすぎたら、ダメなんだからね」
どうやら、すっかりお見通しだったらしい。
「さあ、いこ! おいしいランチが、私たちを待っているよ!」
△△が、青信号になったスクランブル交差点を駆けていく。
白いところだけを、大股に。
軽やかに、踊るように。
私も、その後についていく。
白いところだけを、大股に。
ぎこちなく、ふらふらと。
(了)
『いいひとの見つけかた』
(タイトルを読み上げてください)
朗読 〇〇〇〇
(朗読をされる方のお名前を読み上げてください)
(本文)
スクランブル交差点の手前で、△△さんは突然、こんなことを言った。
「実はな? 俺は、『いい人』を見つけることができるんだ」
「……いい人って……どういうことですか」
「まあ、ちょっと待ってろ」
そう言って△△さんは、交差点を行きかう人の流れを、じーっと見つめた。
しばらくして、突然、
「いた!」
声を上げて、僕についてこいと促す。
「〇〇、こっちだ!」
「えっ、ちょっと、いきなり話しかけるんですか?」
「大丈夫だ、道を聞くだけだよ」
その人は、一見すると、少し話しかけにくそうな雰囲気の人だった。
でも△△さんが声をかけると、親しみのある笑顔を浮かべて、丁寧に応対してくれた。
僕たちはお礼を言って、手を振り合って別れた。
「ほらな? いい人だっただろう」
「たしかに、いい人でしたけど……どうして分かったんですか?」
△△さんは、交差点を指差した。
「あの人はな、横断歩道の『白いとこ』だけを歩いていたんだよ」
「……白いとこって、白線? そんなことで、ですか?」
「そんなことが、大事なんだ。心の余裕、遊び心ってやつだ」
……言われてみると、たしかに、と思えた。
僕も子どもの頃……いや、わりと大人になってからも、機嫌の良い日にはそんな遊びをしていた気がする。
「お前の悩みなんざ、まったく興味ないけどよ」
そう言って△△さんは、少しだけ真剣な顔で、僕の顔を見た。
「他人の顔色ばかり窺っていたら、歩いていたって楽しくないだろう」
やっぱり、お見通しだったらしい。
「さあ、いくぞ! うまいメシと楽しい仕事が、俺たちを待っている!」
△△さんが、青信号になったスクランブル交差点へ駆けていく。
白いところだけを、大股に。
堂々と、踊るように。
僕も、その後についていく。
白いところだけを、大股に。
ぎこちなく、ふらふらと。
(了)
『いい人の見つけかた』を読んで頂き、ありがとうございます。
主人公の〇〇は、実はかなり疲れている、悩みを抱えているという状態なので、前半の地の文や台詞の読み上げには、そんな雰囲気が少し感じられると良いかもしれません。
一方、△△は〇〇とは対照的に、ポジティブで頼りになり、励ましてくれる好感度の高いキャラクターです。
朗読を視聴した人が、△△の最初の台詞を聞いた時点で「これはきっと温かい気持ちになれる作品だな」と感じられるようであれば理想的です。
本作は女性の人物を想定して書きましたが、アレンジのご参考として掲載しましたように、男性キャラクターでも味があってよいかなと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
(高橋)
① 台本を朗読して送付
台本を、ご自身の解釈で自由に表現してください。
録音した音声ファイル(mp3/WAV)を応募フォームよりお送りください。
※ BGMや効果音はつけないようにお願いいたします。
② 選考結果と謝礼
採用となった方にメールでご連絡いたします。
謝礼は、銀行振込またはPayPayでお支払いします。
銀行振込の場合、振込手数料はエコルーンが負担します。
表情や身振りを含めた朗読劇としての表現で応募したい方は、動画での応募も可能です。
衣装・背景・小道具などの使用に制限はありません。
作品に合わせて、自由な表現でご応募ください。
ご不明・ご不安な点がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
いいえ。
エコルーンの公式台本では、ストーリーの本筋を損なわない範囲で、登場人物の一人称・性別・口調などを自由にアレンジしていただいて構いません。
台本の設定にとらわれすぎず、ご自身が表現したい人物像や声で演じてください。
いいえ。
複数の役が登場する作品については、おひとりで複数の役を演じ分けていただいても、複数の方で役を分担していただいても構いません。
なお、応募・出演する人数によって謝礼が増額されることはありません。
謝礼は、採用された作品・応募案件ごとに定められた金額となります。
はい、応募数に制限はありません。
同じ作品でも、異なる解釈や表現で何パターンでもご応募いただけます。
いいえ。2作以上を採用させて頂く場合があります。
その場合、それぞれに規定の謝礼をお支払いし、採用された音声を作品として公開させて頂きます。
はい、あります。
該当者なしとなった場合には、謝礼を前回の倍額にして再募集を行います。
謝礼の最終的な上限は10,000円となります。
いいえ。応募したこと自体は公開されません。
採用となった方のみ、あらためて公開するお名前をご確認の上で、発表させて頂きます。
お送りいただいた音声に、AI生成イラストなどを使用した動画を制作し、エコルーン公式YouTubeチャンネルにて公開をさせて頂きます。
公開イメージをご確認いただける動画を公開しておりますので、参考にしてください。
いいえ、原則としてありません。
お送りいただいた音声を、作品制作に使用させて頂きます。
いいえ、有利・不利が生じることはありません。
それぞれ別の表現方法として扱い、採用を検討いたします。
はい、公開して頂いていて構いません。
ただし、商用利用を行う場合には、エコルーンに事前にご相談ください。
ご応募お待ちしております!