E棟鸞鳳祭
9月23日・24日
E棟鸞鳳祭
9月23日・24日
テーマについて
33年間E棟で行われていた「鵬翔祭」は昨年度で幕を閉じました。今年度からは名前を変えて、E棟では「鸞鳳祭」が行われます。その記念すべき第1回に、私たちは「Explosion」というテーマを掲げました。
私たちの生活は日常を取り戻しつつありますが、これまで多くの青春がコロナウイルスという見えない敵に奪われてきました。マスクのない、お客さんを招いての学園祭は、一体いつになったら開催できるのか?そんなことを考える毎日でした。そうして我慢してきた私たちの想いを、この第1回「E」棟学園祭で爆発させたい。このテーマにはそんな想いが込められています。
発案者 19期 4組 鈴木咲絢
中等教育学校の「鸞鳳祭(らんほうさい)」は、学園内のE棟とF棟で開催しております。桐蔭学園の学園祭は、男子部は「鵬翔祭(ほうしょうさい)」、女子部は「鸞鳳祭」という名称で、長く開催してきましたが、共学化に伴い、高等学校が「鵬翔祭」、中等教育学校が「鸞鳳祭」の名を引き継いでおります。
学園祭は、生徒たち一人一人が自分の個性を活かして、それぞれの立場から企画の推進に力を発揮していく演習の場です。集団で企画をプロデュースするときの、役職等の権限によらない自発的なリーダーシップは、これからの社会でますます重要性を増す力であり、学園祭はその意味でキャリア教育の主要な柱の1つとなっています。
あとは当日ご来校された皆様との会場でのコミュニケーションも、生徒たちの資質・能力を伸ばす重要な学びの場です。鸞鳳祭の企画でお楽しみいだたきながら、生徒たちの成長に力をお貸しいただければ幸いです。
本日はお暑い中、第1回E棟鸞鳳祭にお越しいただきありがとうございます。 数年ぶりにお客様を招いての学園祭を実施することができ、本当に嬉しく思います。
今年度は、学園祭に参加する中等教育学校1年生から5年生までの全ての学年が共学化し、初めてE棟で「鸞鳳祭」を開催することとなりました。主幹となる中等5年生は、かつて女子部で行われていた「鸞鳳祭」 と男子部で行われていた「鵬翔祭」 の両方の学園祭を経験した唯一の学年です。コロナ禍で学園祭が生徒たちが望むものとは違う形となってしまった時も、先輩方は工夫を凝らしながら学園祭の楽しさを追究していました。そんな先輩たちの背中を見てきた私たちだからこそ成せるものをお見せできたらと思います。
私自身、昨年度は先輩方と一緒に鵬翔祭実行委員として活動する中で先輩達の学園祭への熱い思いを感じました。今年度、その思いも含めて学園祭実行委員長のバトンを受け取りました。普段はF棟で生活している中等4年生もE棟で一緒に鸞鳳祭を盛り上げてくれます。先輩方のパワーを、今度は後輩たちに引き継いでいきたいと思っています。
コロナ禍で我慢をしてきた分、生徒一人一人の学園祭への想いはとても強くなっています。 中等教育学校の生徒たちが作り上げる新しい 「鸞鳳祭」 をお楽しみください。