【トレーラー】

ドラク領カリスタ。

不吉なる冥王領のほど近くながら、平穏な土地としてその名を知られる。

かの地を長く守護してきたヘルズガルドの騎士レナートは、民からも騎士からも慕われる名領主だった。

貴卿ら縁ある者たちにとっても、彼は誇りであっただろう。

しかし、いかに優れた騎士であろうと、永遠に常夜に在り続けることは難しい。たとえ愛する民と友に囲まれていようと、いずれ抑えきれぬ渇きがその身を焦がす。

かのレナート卿もついにその領地を離れる夜が来た。

永久に帰ることのない旅立ち――すなわち騎士道の果てへと至るのだ。

古き主役は舞台を降りる。

されど騎士譚は終わることなく。

常夜国騎士譚ドラクルージュ

「地獄より届け、我が願い」

なればこそ、今宵は新たな主役――残される者たちの話をしよう。

【物語の背景】

PCたる貴卿らは、ドラク領カリスタの前領主レナートが騎士としての長き生を終え、騎士道の果てへと至る夜に立ち会うべくこの街の領主の館に集まった。堕落することなく果てへと至るのは騎士として喜ぶべきこと。貴卿らも民たちも、彼との別れを惜しみつつもその旅立ちを祝うことだろう。

しかし、彼には心残りがあった。カリスタは長く平穏が続いた土地だが、それは前領主たる彼の手腕と人望あってこそ。彼が去った後、この領地は、民は、そして……彼と共にこの地を守護してきた、友たる"夜獣"はどうなるのだろうか？

新たなカリスタの領主たるPC①と、この街に縁ある騎士達になら、彼もその胸の内を明かすかもしれない。

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【DRより】

初めまして、あるいはお久しぶりです。DRの銀色ペンギンと申します。

少し前まではダブルクロスやドラクルージュを中心に遊んでいましたが、近ごろは件の疫病のせいであまり卓を囲むことができませんでした。このフェスがおおよそ一年半ぶりのDR復帰卓になります。不慣れではありますが、皆様にこの趣深い世界観を楽しんでいただけるよう努めますので、どうぞよろしくお願いします。

なお本シナリオでは、基本ルールブック・ヘレティカノワール掲載の世界観設定(複数、どの要素かは伏せます)が物語の本筋に大きく関わります。その場で説明するのでヘレティカノワール未所持でも参加できますが、少なくとも基本ルールブックについては世界観をひととおり読んでから参加することを強くお勧めします。

【物語の背景】

ドラク領の南西、砦の名を持つ古き街フルーリオ。

日没の地をそばに置くも、穏やかで優しい風が吹くこの街は、太陽討伐へ至る者らの最後の楽園。

しかし楽園に魔の手が迫る。

突如として深い霧が街を覆い月光すら遮っているのだ。

さらには霧に潜む者によって、多くの民の血が流されようとしている。

得体の知れない相手に全てが蹂躙されようとした時、集いし騎士達が立ちはだかる。

その手に描き出した剣に込められた想いは、名誉か、忠誠か、それとも復讐か。

求めるものは全て霧の中にある。

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【DRより】

こんにちは、モモカと申します！

普段はダブルクロスやモノトーンミュージアムを中心に遊んでおります。意志ある者達の出会いと別れ、精神的な成長が大好物です。

ドラクルージュ初心者の方でもわかりやすく、丁寧なインストを心がけます！

今回は主催の一人であるかずさんにシナリオをお借りさせていただきました。

DRであるわたしも過去に経験した、美しく、切ない物語です。

皆様にも楽しんでいただけるよう、精一杯がんばります！！

また、本シナリオではPC1に秘密（HNp237）が付与されます。

システム的な重さはほぼないフレーバーのようなものですが、周りとは違う視点でのどきどきわくわくを楽しんでいただけると幸いです。

【トレーラー＆物語の背景】

彼の銀糸(ぎんし)卿が行方知れずとなってから50年。

ある日、突然現れた異端に連れられた一人のホムンクルス、レリアがセイズマリー公により保護される。

銀糸卿に造られたという彼女が言うには、銀糸卿ロラン・フェンリング・フォン・ダストハイムは妖精森に近しい、真祖の威光が届かぬ真宵の森にいるという。

セイズマリー公の依頼により動き出す騎士達と異端、そしてレリア。

時を同じくして、一人の騎士が真宵の森に近き村を救うべく動きだす。

役者は真宵の森にて揃い、舞台の幕は上がる。

これより奏でられるは喜劇か、悲劇か。

さぁ、騎士よ、異端よ、刮目せよ。

狂気より産み落とされし怪物の名前は――。

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【DRより】

DRを務めさせていただきます、ソガベと申します。

今回のシナリオは自作した中では割と昔の物を引っ張り出してきました。

なかなかPLとして異端をできるシナリオが少ないという自分の感想を元に、1枠だけですが異端枠を準備しております。

暗い、辛い、報われない。そんな尖った諸々をマイルドにしてまとめた、DRの趣味をふんだんに盛り込んだ愉快なシナリオとなっております。

王道な騎士譚とは一味違った物語、真祖の威光が届かぬ森での一幕を、共に彩りましょう。

※異端枠は経験者の方がよいかと思いますが、初心者の方でもできるようにフォローはさせていただきます。

※ホムンクルスについての記載がNSにされているため、所持されていると良いですが、NSから使用するのはホムンクルスの情報のみなので、未所持の場合でもインスト等で対応いたします。

【トレーラー】

美しく整えられた街道。

花咲き乱れる小径。

月光の届かぬ裏路地。

時に必要な回り道。

常夜国騎士譚RPGドラクルージュ

「星へ至る道」

古道の果てに星は無く、

道半ばにこそ輝きと闇あることを知れ。

【物語の背景】

ドラク辺境エキザカム領。

近年は領主たる至誠（しせい）卿シオンが深手を癒す為の眠りについた為、右腕とも言われる風牙（ふうが）卿ピエリスが代理を務めていた。

その至誠卿が目覚めたとの情報が縁ある騎士達の耳に入った。

……同時にエキザカム近辺で堕落者の目撃情報も相次いで報告されているのだが。

不穏な気配を感じつつ、騎士らはそれぞれの理由でエキザカムへと向かうのであった。

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【DRより】

DRを務めます、ひら@修行中と申します。

このイベントはもともと2020年3月に開催予定で緊急事態宣言等の影響で中止したイベントのリベンジだったりします。そのため、その時と同じ「星へ至る道」という自作のシナリオを持ってきました。

騎士の在り方と堕落をテーマにしたシンプルなシナリオなので、騎士モノ、主従モノが好きな方に来ていただけると嬉しいです。

＊システム初の方も歓迎します。システム初の方がいる場合、平日夜21－24時のスケジュールでインスト会をしようと思っています。

＊「雰囲気重視」「ロールの重さ」という部分ですが、とりあえずシステムのノリに流されようという気持ちで来て欲しいのと、あなたのPCがどういう風に考えてどう行動するかという事を沢山お聞きしますよという意味で星を多くしています。
＊TALTOで公開しているシナリオのため、もし遊んだ事がある人が参加する場合は終の幕に関連する内容を「秘密」として持ってもらう予定です。

この場この時限りの物語を一緒に紡いでくださる方をお待ちしています。

どうぞよろしくお願いします。