「部員同士の関わりがあってこそ部活」 第37回定期演奏会の振り返りインタビュー

2024年4月11

みなさま、こんにちは。

獨協中学・高等学校吹奏楽部です。


3月28日に僕たちは37回目となる定期演奏会を開催させていただきました。当日はたくさんのお客様に足をお運びいただくことができ、おかげさまでとても良い演奏会になったのではないかと感じています。


今回は、そんな先日の定期演奏会を執り仕切り、この演奏会をもって部長を引退された、2023年度部長の武田絃吹先輩にお話を伺いました。


🔗  【画像】定期演奏会当日の様子

2023年度部長・Perc. の武田先輩(2024年4月11日/獨協吹奏楽部撮影)

◼️ 先輩が目指したのは「楽しい部活」

ーー先輩、定期演奏会、お疲れ様でした


武田:お疲れ様でした。


ーー定期演奏会という1大イベントに向けた練習で、部や活動に対してどういったことを感じましたか?


武田:まず何よりも先日の獨協中学高等学校吹奏楽部第37回定期演奏会にお越しいただいた皆様への感謝です。本当にありがとうございました。部に対して、ということで言うと、私が今回の定期演奏会を通してもっとも感じたことは、限られた時間の中で同じパートでの練習を部員が自ら、積極的にしていたことへの喜びでしょうか。部員の成長を感じられて嬉しかったです。昨年度から再開した合宿でパート内の仲が深まり、それが普段の練習や演奏にも出てきているのだと思います。


ーー1年間の「部長」としての立場から感じられたことはなにかありましたか?


武田:私はこの1年間部長職に就いて、部活や先輩の意義を深く考えさせられました。私の理想の部長像として、《後輩の手本となるように行動し、話しかけやすい先輩》というものがありました。しかし、私は仕事が遅く、周りにも迷惑をかけてしまいました。そんな時、幹部の2人が率先して仕事をしてくれたおかげでなんとかできました。困った時に頼れる人がいることが心強いということを強く感じました。


ーー前年度部長として、今後の獨協吹奏楽部にはどのようになっていってほしいですか?


武田:私は部活はただ練習をするだけの場所ではなく、部員同士の関わりがあってこそ部活だと考えています。なので、私が中学生の頃、先輩が話しかけて来てくれて嬉しかったのを思い返し、部員とは積極的に関わるようにしました。ぜひもっと仲を深めて楽しんで演奏をして欲しいです。

それと、私は中学生の頃、基礎練習ばかりで大変でしたが、今になってその練習の大切さがわかりました。その頃の練習のおかげで今私は音楽をとても楽しんでいます。後輩のみんなにはこの楽しさを実感して欲しいです。


ーーありがとうございました!最後に何かコメントはありますか?


武田:最後になってしまいましたが、生徒のことを第一に思ってくれた顧問の先生方、部員が全力で音楽をできるように支えてくださった保護者の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

1年間ありがとうございました。