麗澤瑞浪学園キャンプ
◆きっかけはキャンプインストラクター養成講習会◆
2023年9月16日~18日、三重県キャンプ協会にてキャンプインストラクター養成講習会が開催されました。
本年度の受講生の中に中高一貫校の先生が二人いらっしゃいました。
先生方は子供達にキャンプ体験をさせてあげたい。そのために自分達がキャンプを教えられるようにならなければ…そういった思いを持って養成講習会に参加されました。
二泊三日の講習会を終え二人は無事に合格しました。
後日、先生方より学園キャンプを実現させたいので是非応援をという依頼が入り快諾しました。
オンラインで打ち合わせ、プログラムや必要品などを決めていきました。
11月11日、天候にも恵まれた土曜日。 私と家内と協会インストラクター一名の計三名がテントや焚き火台などギアを車に詰め込んで現地に向かいます。
◆麗澤瑞浪中学高等学校◆
学校は岐阜県の瑞浪市に東京ドーム60個分の広さを持ち、豊かな自然に囲まれ寮対応で全国から入学希望者が集う知徳一体の教育を基本理念とした素晴らしい学校です。
学校法人廣池学園 が運営しており、本部のある千葉には麗澤大学や麗澤中学高等学校などもあります。
プログラムは13時30分開始となっています。
私達は11時ごろに到着してスタッフのテントやチェアや焚き火台、薪などを車から降ろし事前の準備を進めます。
主催は新人インストラクターのお二人ですので、あくまで生徒さんへの指導をお二人が中心となって進めてもらうために事前に入念なすり合わせを行います。
用意してくださったお弁当をいただいて、いよいよ学園キャンプの始まりです。
◆①テント設営◆
最初は体育館でオリエンテーションを行い私達を紹介してもらいました。 今回は中学一年生から高校一年生の男女22人の参加です。
まずは男女に分かれてテント設営です。 男子4幕、女子3幕の計7幕。種類はドームテントとワンポールテントです。 説明書を片手に子供達は奮闘します。 難しいところは私達が応援して無事にテントを張り終えました。
◆②シェラカップ×パラコード◆
テントを張り終わるとみんなにシェラカップとパラコードが渡されます。
そう、シェラカップの取っ手にパラコードを巻いて自分だけのオリジナルカップを作るんですね。先生やインストラクターに教えてもらいながらみんな一生懸命マイカップを作ります。
出来上がりが楽しみですね♪
![](https://www.google.com/images/icons/product/drive-32.png)
◆③オゴスティック体験◆
パラコードを編み終えた子供たちにオゴスティックを教えます。
鹿の角をモチーフとした形状の木製スティックで、麻で編み込んだボールを引っかけて投げ、スティックで刺してキャッチする新感覚のキャッチボールキットです。
初めての体験に子供達も夢中になります。
◆④薪割り◆
いよいよキャンプの醍醐味を味わえる薪割りです。
今回は体格、体力によって適切なものを選ぼうと思い、薪割り斧から子供クサビまで様々な道具を用意しました。
刃物ですのでいい加減な使い方をしてしまうと大きなけがに繋がります。
まずは先生からそれぞれの道具の使い方や注意点の説明です。これを怠ると大変なことになりますね。
みんな積極的に色々チャレンジしてますね。
![](https://www.google.com/images/icons/product/drive-32.png)
中でも目を引いたのは小さな体で大きな斧を恐れることなく振るう姿です。
変な癖も先入観もなく先生を信じているから素直に振れるんでしょうね。将来が楽しみです♪
◆⑤夕食&焚き火◆
夕食はカレーを湯煎で作ります。中々思うようにはできません。しかしそれも楽しい思い出です。
私と家内は豚汁、グリドルパンで焼き鳥、ソーセージの燻製を差し入れです。あっという間になくなりました(笑)
食後は焚き火を楽しんで気が付けば就寝時間です。楽しい時間はすぐに過ぎてしまいます。
◆⑥朝食◆
朝食はキャンプの定番、ホットサンドをフライパンで作ります。
焚き火でパンを焦がさずにうまく作れるかな?焦げたところでそんなことは気にしません。自分で作ったことが大事なんですね。
友達と一緒に食べるこんな素敵な朝食は中々味わえませんね。
朝食が終わり、テントを撤収すると学園キャンプは終わりです。
今回子供達はキャンプの入り口をちょっと覗いただけにすぎません。何を感じてくれたんでしょうね。 先生からは次年度も全員参加したいと言ってますという嬉しい言葉をいただけました。
元気で素直でいつも笑顔の子供達に出会え素敵な時を過ごさせていただきました。 次回も子供達をワクワク、ドキドキさせることができるように頑張りますよ♪
皆さんの学校でも学園キャンプやってみませんか?私たちがお手伝いしますよ ♪