登場人物
岡田♂・・・いじられキャラ。まゆみとの結婚を控えている。
桐島♂・・・岡田の同期。岡田の結婚式の二次会の幹事を任されている。
宮本♂・・・岡田、桐島の後輩。天然。
※これは、東京03のコントを書き起こした台本です。
※本家と名前やセリフが一部違う所があります。
役表
岡田:
桐島:
宮本:
-----本編-----
※岡田の家にて
岡田「(ため息)・・・坂本と長瀬、遅くねぇか、おい?」
桐島「ん?そろそろ来るんじゃない?
っつうか、そんな事より。お前すげえよ」
岡田「あ、そうww??
ちょーっと自分ではよく分からないけどねwww」
桐島「うるせえよ!なにハシャいでんだよお前ー、気持ちわりぃなーw」
岡田「気持ちわりぃって何だよお前ー。
ただ愛し合う2人が、結婚するだけじゃないか!!」
桐島「うるせぇこのやろーーーww(岡田をつねる)」
岡田「いててててて」
桐島「このやろーーww」
岡田「いててて、つねんなって!いててててて!
つねんなっての!いててててww」
桐島「ハシャぐなっつってんだよ、お前は―(頭叩く)
ハシャぐなっつってんだよー(頭叩く)」
岡田「いて!ww」
桐島「お前は!(頭叩く)」
岡田「いてて!ww」
桐島「まぁ、ハシャぎたくなる気持ちも分かるけどなー!
あの岡ピーが、まゆみと結婚だぜ!?
あの超まじめなお嬢様を、よく落とせたよなー!」
岡田「まぁなwww」
桐島「えー、岡ピーさん岡ピーさん。結婚を決めた今の心境をお願いします」
岡田「幸せです!!」
桐島「えー、そのコメント、全く面白くないんですが。
もっと面白いコメントの方お願いします」
岡田「面白いコメント、1個も思い付きません!!!」
桐島「・・・なにそれ、冷めるわ―。
・・・あ、そうそう岡ピー、聞いたぞ!」
岡田「なに?」
桐島「お前、すげぇプロポーズしたんだってー?」
岡田「え?」
桐島「渋谷のスクランブル交差点のど真ん中で、
『僕はあなたを裏切りません!僕と結婚して下さい!』って、大声で叫んだんだろ?
すげぇな。なんでそんな面白いの?」
岡田「・・・別に面白いと思ってやったわけじゃないけどね。
え?でも何でお前それ知ってんの?」
桐島「いや、坂本と長瀬から聞いたんだよ。あいつらよく渋谷で遊んでんじゃん。
で、その時もたまたま居て、交差点の真ん中で岡ピーが大声で叫んでるの目撃したんだって」
岡田「マジ?見られてたの俺!?」
桐島「で、あいつらそれ見て、超爆笑してww次の日、『やっぱ岡ピーさんて面白いっすねーー』
って俺に教えてくれたんだよww」
岡田「あははは、そうなんだww」
桐島「で、で、その話聞いて、3人で賭けしたんだよ!」
岡田「おう」
桐島「あのまゆみが、岡ピーのプロポーズを受け入れるかどうか!で、3人とも
『絶対無理でしょおおおお!!!絶対無理だってぇぇぇwwww
岡ピーだぜぇ、岡ピーだぜぇぇぇぇぇええええwwww』っつって、結局賭けは成立しなかったの!!
(爆笑)はははははははははは、爆笑wwww」
二人「ははははは」
桐島「大爆笑!!」
二人「ははははは」
(間)
岡田「・・なぁ、桐島ぁ」
桐島「ん?」
岡田「俺、前から思ってたんだけど・・・お前、俺の事、舐めてるよな?」
桐島「何の話?」
岡田「いや、とぼけんなよ。もう分かってんだよ。お前俺の事舐めてんだろ」
桐島「別に舐めてねぇよ」
岡田「いやいやいや、今の流れの中でも、お前俺を何回舐めた?」
桐島「・・知らねぇよ」
岡田「5回だよ!5回!
この短いスパンで俺はお前に5回舐められてんの!」
桐島「うそ!」
岡田「ほんとだよ、お前!
疑うならじゃあその5つ紹介しようかお前」
桐島「え?」
岡田「1つ!
会話中、意味もなく、ただノリだけのつねり。
なんでつねんの??ねぇ、あそこでつねる必要がありましたか?
で、それに追い打ちをかけるように頭を叩く必要はあったんでしょうか!?」
桐島「いやぁ、それはさー・・・」
岡田「(食い気味に)2つ!!
いきなりのインタビューから、面白い事を言って下さいというフリ。
なんなんだそれ、あそこで俺が面白い事を言う必要があったんですか、ありませんよねぇ!
そして面白い事を言わないというだけで冷められる覚えはありません!!」
桐島「いや、だからそれは・・・」
岡田「(食い気味に)3,4,5は一気にいきます!」
桐島「聞けよお前!!」
岡田「人のプロポーズの話を、影で大爆笑しちゃうところ!
そしてそれを平気で俺に言っちゃうところ!
そしてそれを賭けの対象にし、しかも『絶対無理だよねー!岡ピーだぜぇ!岡ピーだぜぇ!!』
なんて悪口を挟みながら大爆笑しているところ!!
これのどこが舐めてないんだよ!説明してくれよ!!」
桐島「いや、別に舐めてるとかそういうんじゃなくてさー」
岡田「じゃあ何だよ」
桐島「岡ピーって、そういうキャラじゃん」
岡田「・・まぁ、確かに、まぁ確かにそうだよ!
俺はまぁ会社でもな、いわゆるムードメーカーってやつですよ」
桐島「だろ?」
岡田「場を盛り上げるために、ピエロ的存在になってきましたよ。
岡田ピエロ。略して岡ピー。そんなあだ名も、すっかり定着してまいりました。
でもそれはな、俺が意識して、ムードをメイキングしてやってんだぞ?わかるか??
そんな事も知らずにお前はよぉ、え?俺の事をイジる事に慣れちゃって、今じゃ無意識に俺の事イジってんだろ。
なぁ、いいか。イジメで一番良くないのはな、イジメてる側が、イジメている自覚が無いって事なんだ!」
桐島「え?俺別に、イジメてるつもりなんかないよ!」
岡田「いやこっちだってイジメられてる覚えはねぇよ!
なんだその言い方はお前!」
桐島「・・・もう情緒がもう・・・」
岡田「お前たちがそうやってガンガン俺をイジってくるから、
今まで傍観者だった奴まで俺の事イジリ出してきちゃうんだよ!」
桐島「そうかぁ?」
岡田「そうだよ!現にさぁ、あのー新入した1年目の宮本。
あいつもあれだよ、とうとう俺の事をさぁ、岡ピーさんって呼ぶようになっちゃったんだぞお前!
考えられるか?新入社員がさ、10年先輩を捕まえてピエロ呼ばわりだぞお前!」
桐島「いや別にピエロ呼ばわりはしてないでしょ、岡ピーって呼んでるだけじゃん」
岡田「同じ事だろ!岡ピー イコール 岡田ピエロなんだから!」
桐島「いやぁ、でも宮本はそういう奴じゃん。あいつは天然でバカでしょ?
だってあいつ酷ぇんだぜ、知ってる?
坂本と長瀬が宮本にミスチルの東京ドームコンサートのチケットを頼もうと思って、
『ドームとっといて』って言ったんだって。したらあいついきなり、
『55万かかります』って言ったんだって。
えー??お前、いくらミスチルでもそれ、いくらなんでもそんな高いわけないだろーって言ったらあいつ、
東京ドームのグラウンドをレンタルしようとしてたらしいよ!
酷くない?あいつ!」
岡田「どうでもいいよ、そんなこと」
桐島「だからー、そんな天然の言う事をお前、いちいち気にしたってしょうがねぇだろって言ってんの!」
岡田「天然は問題じゃねぇんだよ。天然はな、環境によってどうとでも変わるんだよ。」
桐島「じゃあ、どうしたいの?」
岡田「今後!会社で俺をイジるのはやめて下さい!」
桐島「いや、別にイジってるつもりは無いけどさー。え?岡ピーって、そういうの気にする人なの?」
岡田「いや、岡ピーは全く気にしません。でも、まゆみが、俺のそういう所を知りません」
桐島「言ってねぇの?」
岡田「言えるわけねぇだろお前!旦那さんになる人が、周りからピエロ呼ばわりされてるなんて言えるか??
盛り上げるためにさ、ノリで全裸になったりさ、ノリで陰毛に火をつけられたり、
ノリで公園の噴水で泳いだ後、陰毛に火をつけられたり」
桐島「あれ超面白いよなぁww」
岡田「お前らがそういうムード出してるから俺がメイキングしてやってんだよ!」
桐島「ムード出してるつもりねぇけど」
岡田「出してんだよお前は」
桐島「つかさ、大丈夫だよ。まゆみにバレなきゃいいんだろ?絶対バレねぇよ。
同じ会社でも、部署違うんだからさ」
岡田「それがさー、まゆみの奴、ちょっと気づいてるっぽいんだよ」
桐島「なんで?どこから?」
岡田「お前昨日さ、結婚式の二次会の打ち合わせ、まゆみとやったろ?」
桐島「打ち合わせ?」
岡田「そうだよ。で、まゆみがその後、帰って来てからどうも様子がおかしかったんだよ。
何聞いても答えないしよー。で、それが理由で喧嘩になちゃってさ。
それ以来電話も出ないし、メールも帰ってこないし。
お前、まゆみに何言ったんだよ、何か言ったろお前?」
桐島「・・・そんな事、俺に言われても」
岡田「いやいや、じゃあ誰に言うんだよ、お前二次会の幹事だろ。二次会の打ち合わせって幹事とするもんだろ。
お前に言うしかないじゃんかよ」
桐島「いや、あのー、それはーーー、ねぇ・・」
岡田「あれ?お前・・・。お前何もやってねぇだろ!」
桐島「二次会は主に、あの、坂本と長瀬が仕切る事になってt・・・」
岡田「(食い気味に)うわー出た、ほら出たよーお前!!
ふざけんなよ、おかしいと思ったんだよーー。
お前、幹事とは名ばかりで何もしてねぇな!!」
桐島「何もしてない訳じゃないんd・・・」
岡田「(食い気味に)してねぇじゃねーかよ!
そういえば、1回宮本が家に来てよ、何かビデオカメラ持って。
『すいません、あのー、プロポーズの言葉、もっかい言って下さい』なんて言ってきてよぉ。
何に使うんだ、どういう風に使うんだよっつったらよ、
いやちょっと・・、とか全然訳わかんねぇフワフワした事しか言わねぇしよ。
どうせお前が適当に指示出して、撮ってきたもん流してよー、
周りからヒューヒューみたいな、ヒューヒュー的な事しか考えてねぇんだろ」
桐島「ごめん。俺、それすらも考えてなかった」
岡田「えぇ!?」
桐島「ぶっちゃけ、俺何にも考えてない。全部、坂本と長瀬に丸投げした」
岡田「ぶっちゃけ過ぎだよお前!!ふざけんなそれ、なんだよーーお前よーー。
で、その坂本と長瀬はまだ来ないのかよ!」
桐島「そろそろ来るだろ」
岡田「もう8時45分じゃねぇか、8時半には来いっつったろ」
桐島「まぁ・・」
※ピンポーン
岡田「お?来たよ」
※岡田、出迎えに行くため部屋を出ていく
※岡田と宮本が部屋に入ってくる
岡田「・・・座れ」
宮本「はい!」
桐島「え?? なんで宮本が来たの!?」
岡田「知らねぇよ。
おい、坂本と長瀬はどうしたんだよ」
宮本「今日は来れないそうです!だから代わりに僕が来ました!」
桐島「はぁ?」
岡田「お前、ちゃんと伝えたのかよ2人に」
桐島「伝えたよ、伝えたよなぁ?」
宮本「伝えました!」
岡田「じゃあ何で来ないんだよ!」
桐島「なんで?」
宮本「ええっと、何だっけかな?」
桐島「お前、把握しとけよちゃんと!」
岡田「お前がしとけよ!!お前だろ幹事は!!
宮本、お前、俺が呼んでるって言ったのか2人に」
宮本「言いました!岡ピーさんが今夜8時半、家に来てくれって言ってるって桐島さんが言ってるって」
桐島「間違ってねぇけど、ややこしいわ言い方が!」
岡田「じゃあ何で来ないんだよ」
桐島「・・あれじゃない?ほら、お前が呼び出しかけたの、今朝急だったじゃん。何か予定が合ったんだよ。
なぁ?」
宮本「はい。なんか、坂本さんと長瀬さんは、遊び仲間からキャンプに誘われたらしくて、
皆で集まって、その予定を立てるって急遽なったそうですよ」
岡田「その急遽って、いつだ?」
宮本「夕方くらいです」
岡田「おかしいだろ!
何で俺の今朝の約束がさ、夕方のキャンプに負けるんだよ」
宮本「キャンプじゃないです。キャンプの予定です」
岡田「余計悪いじゃないかよ!!すっげー舐められてるじゃねぇかよ、ふざけるなよホントにー」
桐島「何でもいいけどさ、宮本、お前さ、その話、坂本と長瀬は絶対に俺らに言ってほしくねぇ話なんじゃないの?
大丈夫なの?言っちゃって」
宮本「あー、そっか!!うわーーーうわーーー最悪だーーー!!もうだめだーーー!!
あ、あの、この事は、坂本さんと長瀬さんには、絶対に内緒にしといて下さいね!!
あの2人、キレたらめちゃめちゃ怖いんすよ!!」
岡田「・・・俺をビビれよ!!
俺のが先輩だぞ、あいつらよりよー!
ふざけんなよ、なんなんだよ、どいつもこいつもよーーー!!
ちょっと俺行ってくる!!あいつら渋谷にいるんだろ!!!」
桐島「岡ピー!!待てって!!」
岡田「離せ!!俺は行くんだ!!」
桐島「岡ピー落ちつけ!!」
岡田「離せぇぇぇ!!」
桐島「岡ピー!!」
岡田「離せぇぇぇ!!」
桐島「岡ピー!!
(宮本に)ってかお前も止めろや!!!」
宮本「あぁ、すいません」
岡田「離せぇぇぇ!!」
桐島「岡ピー!!」
宮本「よしなさい」
桐島「よしなさいって何だよ!!」
岡田「・・・・・
・・・・・(ソファーに戻る)」
桐島「結果、大活躍か」
岡田「(ため息)
桐島、お前にはもう用はねぇんだよ」
桐島「は?」
岡田「俺が用があるのはな、二次会の内容を把握してる坂本と長瀬なんだよ」
宮本「あの2人も把握してませんよ」
岡田「は?? どういうことだよ」
宮本「僕が考えてまとめたものを、あの2人に提出する事になってます」
桐島「・・・ふざけんなよ!なにあいつら後輩に丸投げしてんだよ!!」
岡田「お前が言うな!!お前から始まってんだよ!
で、だんだん下ってんだよ!!
・・て事はよ、昨日まゆみと打ち合わせしたのって、宮本か?」
宮本「はい!二次会の内容を詰めようと思いまして」
岡田「おめぇ、まゆみに何言ったんだゴルァ!!!!!!!」
桐島「岡ピー!!!」
岡田「おまぇ、まゆみに俺の事なんか言ったのかゴルァ!!!」
桐島「岡ピー!!!落ちつけって!!
とにかく座れ」
岡田「だってよー」
桐島「落ちつけよ」
宮本「僕が考えたプランの紙を見せただけです」
岡田「嘘つけ!そんなんでまゆみがあんな怒るわけねぇんだよ。もっと余計な事言ってんだ絶対!」
宮本「そんな事言われても・・・」
桐島「お前、どんな内容考えたんだよ」
宮本「あ、はい!あります!
これなんですけど!!」
岡田「ええっと?
・・・お前さ、俺たちの二次会、どこでやろうと思ってんの?」
宮本「やっぱり、二次会も盛大にやりたいなと思いまして!!こう、ガツンとインパクトのあr・・・」
岡田「(食い美味に)前置きいいから言えよ、どこだよ」
宮本「東京ドームで!」
岡田「・・・東京ドームって、あの東京ドーム?」
宮本「はい!!凄くないっすか!?」
桐島「お前、ドーム好きだなー」
岡田「ありえなくない?ねぇ。結婚式の二次会をドームでやるって」
宮本「それが意外と安いんですよ!!
東京ドームって、グラウンド2時間借りて55万円なんですよ!!」
岡田「そういう問題じゃないんだよ!
考えてみろ。俺だぜ?なぁ、わかる?
巨人軍の主力選手でも、二次会ドームでやらないと思うぞ?」
宮本「逆に面白いかなーと思いまして!!」
岡田「逆に面白くねーよ! 表でも面白くねーわ!!!」
桐島「・・いや、面白いよ?
やってみる価値は・・」
岡田「(食い気味で)やめろお前!」
桐島「あると思うよ!」
岡田「ムードを出すな!!メイキングできねぇぞこれは!!」
桐島「・・・変わったなお前」
岡田「変わってねぇわ! やんねぇからな!!
つか何だよ俺よー、後輩にさ、結婚式の二次会ドーム抑えられちゃうってさー・・・
すげー舐められてんじゃねぇかよーーー!
これ、まゆみにもバレちゃうんじゃねぇのかーー?」
桐島「これで舐められてるとは思わないでしょ。舐め方が斬新すぎる」
宮本「ですから、会場は、ロッテリアか東京ドームの2つの線で動いてます!」
岡田「ドームは取り消せとりあえず!!
ドームはないから!!!」
桐島「片方がロッテリアってのも、何だかなw」
岡田「で? 何やるんだよ結局。
えーっと・・・
新郎新婦入場、しばしご歓談あって、ビンゴ大会あって、しばしご歓談、そのあとビンゴ大会2、ビンゴ大会3、
しばしご歓談・・・
ビンゴとご歓談ばっかりじゃねーかよ!!!
超つまんねぇよ、この二次会よーー。
お前、東京ドーム抑えようとした斬新さ、無ぇな中身には!!」
桐島「まぁ、確かに東京ドームでこの内容は寂しいな」
岡田「いやドームじゃなくても寂しいわこれ!
あのさ、場所いいからさ、内容凝って欲しいんだよね」
宮本「あの、これだけじゃないです、他にもあります」
岡田「え?あぁ、これか。
やること①(まるいち)まる秘コーナー・・・。何すんだこれ?」
宮本「これはですね!新郎の岡ピーさんから、新婦のまゆみさんへの、サプライズドッキリです!!」
岡田「何すんの?」
宮本「へ?内容ですか?」
岡田「おう」
宮本「いや、それを言ったらだめじゃないっすかぁぁー!!!
元も子もない、意味分かんないっすもーーんwww!!!
ドッキリですからーww」
岡田「いやいや、俺がまゆみに仕掛けるんだよね?」
宮本「はい!」
岡田「俺が知ってないと」
宮本「はい」
岡田「成立しないでしょ?」
宮本「・・・・へ?」
岡田「仕掛ける方も、仕掛けられる方も、何も知らないドッキリって、何も起こんないよ多分」
宮本「・・・あーーー、そっか!!!」
岡田「でしょ!?」
宮本「すいません」
岡田「言って!!」
宮本「あーはい!すいません!!
あのー、この前、岡ピーさんを僕がビデオカメラで撮ったじゃないですか」
岡田「あー、プロポーズの言葉言ったやつか?」
宮本「はい!!
(笑いながら)僕はあなたを裏切りません、僕と結婚して下さいってやつwwww
あれをーwww」
岡田「てめー何で笑ってんだよ。
何笑ってんだよ!!!!」
桐島「落ちつけって!!
しょうがない」
岡田「しょうがないって何だよ!!!」
桐島「まぁまぁ」
岡田「しょうがないはおかしいだろ!
で、その撮ったやつをどうすんの、流すんだろ?つまんねーよ、ベタなんだよそれ」
宮本「あ、でも僕は、そのプロポーズのVTRを、渋谷駅前にある大型ビジョンで流そうと思うんです!」
岡田「・・・え?
え?あ、あのスクランブル交差点の?渋谷の??」
宮本「はい!
あのー、ドラマとかで良くあるじゃないですか、大型ビジョンに映った新郎が新婦にプロポーズするみたいな。
ああいうのって、素敵じゃないですか!!」
岡田「・・・いやいや、あのー、ちょっと色々あるけど・・・
まずあのさ、お前東京ドームでやろうしたんだよね?」
宮本「はい!」
岡田「ビジョン渋谷だよね?」
宮本「はい!」
岡田「言っても距離あるよ!」
宮本「ですから、皆さんには一度電車に乗って移動してもらって、それを見て、また元に帰るみたいな行程になってます」
岡田「二次会の途中で電車移動って聞いたことねぇわ俺!
なにそれ。てか、お前東京ドームでやろうとしてるんだったらさー、東京ドームの中にオーロラビジョンあるよね!?
それ使えよ!!」
宮本「ドームでやっていいんすか!!!?」
岡田「だめだよ!!!
もしやるならの話だよ!!」
宮本「ああ。
で、渋谷の大型ビジョンの話ですけど、あれも意外に安いんですよ!
1週間毎日30分置きに1回の映像15秒流して、15万円なんですよ!すごくないですか!!?」
岡田「いやだから、そういう事じゃねぇんだよ。
渋谷の人ゴミの中の交差点のビジョンに、俺がプロポーズの言葉言ってんのが流れるんでしょ?」
宮本「はい!」
岡田「定期的に!」
宮本「はい!!」
岡田「それが恥ずかしいって言ってんだ俺は!!」
桐島「・・・まぁ、面白いけどね!!」
岡田「ちょ、やめろっつってんだよ!」
桐島「それは面白いと思うけどね!!」
岡田「(食い気味に)ムードを出すなってお前は!メイキング出来ねぇぞこれは!!」
桐島「やっぱり、お前は変わったな!!」
岡田「変わってねぇわ!!
こんな規模、最初からやったことねぇわ!!
やんねぇぞ俺は!!」
宮本「あ、でも、もう契約しちゃったんですよ」
岡田「・・・は?」
宮本「結婚式当日までに間に合わせるように、もう契約しちゃいました。
ですから、今日から毎日、30分置きに流れます!」
岡田「・・・え?ちょっとまて・・・
な、流れてんの?もう?」
宮本「流れてます!!」
岡田「流れてんの?」
宮本「はい!」
岡田「ずっと流れんの?」
宮本「はい!もうすぐ9時なんで、また流れます!!」
桐島「はははははwwww」
宮本「僕さっき見てきたんですけど、皆すげー笑ってて、超面白かったですwwww」
桐島「あはははははwwwマジかwwwww」
宮本「マジっすwww皆、なんだあいつっつってwwwww」
岡田「超恥ずかしいよーー」
桐島「あはははははwwww」
宮本「すごいっすよwww」
岡田「おい、この事、まゆみ知ってんのかよ!!」
宮本「いや、これ言っちゃったら、ドッキリ成立しないじゃないですかww
それくらい分かれっつのwwww」
岡田「なんだよ!お前、笑ってタメ口きいてんじゃねーぞ!」
宮本「あぁwごめんなさい!」
岡田「こんなコーナー中止だぞ!だめだよ、中止!!」
桐島「まぁ、コーナー中止した所で、1週間渋谷で流れ続けるんだろうけどw」
岡田「ふざけんなよ、俺、まゆみになんて言えばいいんだよ」
宮本「いや、ですから、この内容は知らせてないから大丈夫ですよ」
岡田「・・・まぁこの際、まゆみに知られなきゃいいかー。
・・・ん?じゃあ、なんでまゆみは怒ってんだよ」
宮本「さぁ?」
岡田「(ため息)
まぁいいや、次何やんの?」
宮本「書いてますよ」
岡田「えーっと、やること②(まるに)まる秘コーナー②(まるに)、まるまるまるまる煩ぇな!!
マル秘コーナー2でいいんだよ!
何やんだよ!」
宮本「あー、これはですね!さっきとは逆で、新婦から新郎へのサプライズドッキリです!」
岡田「・・・何やんの?」
宮本「え?いや、これは本当に言えないです!だってダメですもんwwwこれは言えないですってーーww」
岡田「言えよ!」
宮本「えーー」
岡田「不安でしょうがないから、言え!!」
宮本「・・じゃあ、わかりました。でも!そのかわりアレですよ!
本番は、ちゃんとリアクションとってくださいね!」
岡田「生意気言ってんじゃねぇよ、言えよ早く」
宮本「あ、はい。
この前、桐島さんから面白い写真を借りたんですよ!」
岡田「面白い写真?」
宮本「はい!あ、見ます?」
※宮本、写真を取り出す
宮本「はい」
桐島「ああ、これ」
岡田「ノリで全裸になってる写真!」
宮本「はい」
桐島「ああ、これ」
岡田「ノリで陰毛に火をつけられてる写真!」
宮本「はい」
桐島「ああ、これ」
岡田「ノリで居酒屋のいけすで泳いでから陰毛に火をつけられてる写真!!」
宮本「これ超面白いから、二次会で公開しちゃうドッキリです!!」
岡田「ふざけんなよ!馬鹿かお前!!こんなの、絶対だめだぞ!!!
なんでお前こんな写真撮って渡してんだよー」
桐島「いやだって、俺は単純に宮本に何か面白い写真ないですか?って聞かれたから―
俺、こんな風に使うなんて知らなかったからさ」
岡田「なんだよー、え?・・ちょっとまて、これ・・・
まさか、まゆみに、もう・・・」
宮本「はい!」
岡田「見せたのーー!!!?」
宮本「はい!」
岡田「ふざけんなお前!これ!!
うわ正体バレたぁぁぁぁぁああああ!!!!」
桐島「え?まゆみ怒ってたの?」
宮本「いや、怒ってたっていうか、なんか悲しそうな顔して、
『あの人、いつもこういう人なの?』って聞いてきました」
岡田「で、お前なんて答えたんだ?」
宮本「はい!こういう人です!むしろそれ以上です!超面白い人です!!!」
岡田「ふざけんな!!立てお前!!!」
桐島「岡ピー!!」
岡田「このやろうぁぁぁぁぁあああ!!!!(殴る)」
桐島「岡ピー!!!
殴っちゃダメでしょう!!!」
岡田「だってよー、こいつよー、俺の情けない姿をまゆみによー(泣
てめぇ、会社辞めろ!!
これは先輩の命令だ!!辞めろ!!会社辞めちまえ!!!!」
(間)
宮本「・・・僕が会社辞めようと思っても、父さんが許してくれないと思います」
岡田「は?なんだ?父さんが許してくれないって、なんだそのオヤジ!」
宮本「うちの会社の社長です」
岡田・桐島「ええええええええ!!!!!???」
桐島「え?宮本くんって、社長の息子さんなの??」
宮本「・・・はい」
桐島「え?なんで、なんで、なんでそれを俺たちに黙ってたんだお前」
宮本「僕が社長の息子だと皆が知ったら、僕の事をちゃんと評価してくれないからです。
僕は・・・自分の実力で、のし上がりたいのです!!!」
桐島「・・・それは、なんともいえないけど」
(間)
桐島「はぁー、なんか今の話聞いたら、お前の今までの言動とか全部、すげぇ社長の息子っぽい気がしてきたわ!」
岡田「終わったあああああ!!!
俺の人生終わったああああああ(泣
まゆみにも正体がバレ、社長の息子に手を上げ・・・
終わった俺ええええええええ(泣」
※着信音
宮本「あ、坂本さんからです。
もしもし、はい、・・・はい、こっちの状況ですか?
はい、キャンプの件をちょっと言っちゃってしまいまして、すいません・・
はい?岡ピーさんですか?・・・怒ったり、泣いたりです。
え?いやぁ、すいません!!言っちゃったのは、ポロっと言っちゃっただけで、
いやいや、やめてください、ごめんなさい勘弁してくださいーーー
すいません、すいません!!ごめんなさいーーー!!!」
桐島「どうしました?」
宮本「あ、ちょっとまってください。
あの、坂本さん達に、キャンプの件をバラした事を言ってしまって、坂本さんがすごく怒って・・・
僕の事をボッコボコにするって言うんです・・・」
桐島「なるほど。ちょっと電話をお借りしてもいいですか?」
宮本「はい」
桐島「おいこらあああああああああ!!!
てめぇ誰に向かって口聞いてんだ!!!あん???
うるせぇ、関係ねぇよ!!この御方はなぁ!!!
うちの社長のご子息様だぞゴルァァァアアアア!!!!!
てめぇらどこに居るんだ?渋谷か?きっちり型ハメたるわ!!!
そこに居ろよ!!今から行ってぶち殺してやんよぉぉぉぉ!!!!!」
岡田「うるせーよーー(泣
・・・もう終わったんだよぉぉぉ
ガタガタ騒ぐなぁぁ(泣」
宮本「・・・やだな、岡ピーさん。僕、怒ってないですよ?
僕、岡ピーさん、面白いから好きですよ。
むしろ、まゆみさんの件、僕のせいで、すいません・・・」
桐島「え?まじで、それまじで?
おい、今坂本達、渋谷に居るんだけど、スクランブル交差点に、まゆみが居るって!」
岡田「え!?」
宮本「桐島さん!!まゆみさん!まゆみさんを捕まえて!!!」
桐島「かしこまりました!
おまえらあああああああああああああ!!!
まゆみ捕まえろおおおおお!!!!
いいから早く走れええええええええええええ!!!!
(宮本に)今、あの、捕まえさせておりますんで。
少々お待ち下さい、もうすぐ捕まえますので・・・」
宮本「なんか、口調変わってません?」
桐島「変わっておりません。ずっとこの形でやらせていただいております」
岡田「で、今どうなってんだよ?」
桐島「媚売ってんだよ」
岡田「お前じゃねぇよ!まゆみだよ!!」
桐島「あぁ。
もしもし、捕まえた?おお!捕まえた!!!?
(宮本に)捕まえました!!!私、捕まえましたでございます!!!!
私が捕まえたのでございますううう!!!!」
岡田「で、どうなったんだよ!」
宮本「桐島さん、まゆみさんに、上手い事言って下さい!」
桐島「はい!
もしもし、まゆみに代わって!!
もしもし、あの、桐島です!
あのー、岡ピー・・あ、いや岡田の写真の事なんだけども、
あれは、俺がノリでちょっとやらせちゃったとこがあって。
・・・うん、すげぇ部署の人気者なんだよ!
だから・・・あんま、怒らないで欲しいんだ。・・・うん。悪い奴じゃないから・・・
・・・うん。・・・うん。・・・うん?・・・あ、そう、それを岡田に?
岡ピー、まゆみ全然怒ってねぇよ」
岡田「えぇ!?」
桐島「むしろ、まゆみの前でカッコつけてる岡ピーが、あんまり気に入らなかったみたいな・・・」
岡田「・・・」
桐島「友達の前だと楽しそうに見えるから、ちょっと妬いてたんだって」
岡田「・・・」
桐島「もしもし?
(岡田に)まゆみ爆笑してる!!
どしたの?・・・渋谷のモニターに岡田が?」
宮本「あ、9時だ!!流れてる時間だ!!」
桐島「・・うん?、おお、わかった
(岡田に)代わってって」
岡田「もしもしまゆみ?
実は俺、舐められてんだーー。うん、無駄につねられるし、やたら陰毛に火をつけられるしー。
稀に会社のデスクが無いなんて事もあるんだよーー、うん。
あ、でもそれはね、あのームードメーカーとして、ムードを、making(発音良く)してると言いますか、
ムードをmakingする作業ってのが、あるんだよーー!
うん、そうなんだよ、必要なんだよ世の中には!
ムードをmakingする作業ってのが、あるんだよーーー!わかるかなーー??
makingするんだ俺が!ムードをね!!
・・・うん、うん!わかった!!!
※電話切る
まゆみ来るって!ここに!!」
桐島「あ、そう!」
岡田「うん!!」
桐島「お前、必死だったなーww
メイキングの発音、良すぎるだろwwww」
岡田「そうかな」
桐島「まぁ、なんだかんだあったけど、良かったな!!」
岡田「疲れたーーー」
※着信音
岡田「もしもしまゆみ?どうした??
え?宮本様?・・って、これ、お前の携帯じゃねぇかよ!」
宮本「あぁ。
もしもし?はい、宮本です・・・はい、はい。
あ、わかりました!はーい!!
※電話切る
今、東京ドームの予約取れました!!」
岡田「・・・やってみっか!」
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