2022(令和4)年度
伝道院夜座
お寺ってどんなところですか?
あなたにとってお寺はどんなところですか?
お葬式ぐらいしか接点がない。観光名所でしか行ったことがない。そういう方々が多いかもしれません。
お寺に、そして仏教に、触れる入り口になってほしい。
そんな思いから、私たち伝道院生はこの「伝道院夜座」を企画しました。
駆け出しのお坊さんのお話、聞いてみませんか?
私たちは、浄土真宗本願寺派の、仏さまのお話を伝える「布教使」を養成する本願寺伝道院で学ぶお坊さん(伝道院生)です。
ベテラン布教使さんと違って、その話しぶりも内容もまだまだ未熟です。だけれどもそんな成長途中の伝道院生だからこそ、一所懸命伝えたいことがあります。
“伝道院夜座”ってなに?
仏さまのお話(仏法)を聞かせていただく場のことを「法座」といい、「夜に開かれる法座」のことを縮めて「夜座」と題しています。
畏まった堅苦しい場ではなく、和やかな雰囲気のなかでともにお話を聞かせていただくのが、浄土真宗の法座です。
伝道院夜座は前回昨年9、10月に開催され、ご好評いただきました。今回はインターバル期間を挟んでの開催です!
“伝道院”ってなに?
西本願寺の門前にそびえ立つレンガ建築。明治42(1911)年に伊東忠太氏の設計で建築され、英国風の様式を基調としつつも、インド・中国・日本といったアジア建築の意匠も取り入れた独創的な造形が特徴。当初は、真宗信徒生命保険株式会社の新社屋として使用されましたが、現在、僧侶の研修道場として利用されています。2014年には国指定の重要文化財となりました。
“法話”ってなに?
「法話」とは「仏さまのお話」と説明されることもあります。「阿弥陀さまとは」「浄土真宗の教えとは」「南無阿弥陀仏とは」…。一見難しくて避けちゃいそうなテーマを、お坊さんがことばを通じて、経験談やたとえ話を用いながら、わかりやすく伝えようとお話します。
このような方々にもおすすめです!
お仕事終わりの聞法の場に
以前は聞法会館(総会所)にて、常例法座が夜にもありましたが、現在は行われていません。私たちは、ともどもに法話を聞かせていただく機会を作りたいと思い、このような場を設けました。お仕事帰りにもふらっとお立ち寄りください!
布教使課程に興味のある若手僧侶に
布教使を養成する伝道院。しかし実際その中でどのような生活を送り、どのような実習を送っているのかは案外知られていない…。進路に悩んでいる僧侶の方々にもおすすめです。
お寺や仏教に興味がある人に
お寺や仏教に少し興味があるけど、なかなかお寺に行く機会ってない、入りづらい…。初心者が行ってもいいのかな…。と思っている方!伝道院夜座でお話しするお坊さんは、まだまだ駆け出しのお坊さんです!お話の内容がよく分からないと思ったとき、率直に分からなかったとアンケートでお答えください。そうした率直なコメントこそが、我々の一番の宝となります!是非お待ちしております!
今後の予定
第1回 1月26日(木)
第2回 2月2日(木)
第3回 2月9日(木)
全3回予定。
18時40分より受付。19時開始。
申し込み不要!参加費無料!当日会場まで直接お越しください!
途中入退場は自由です。
最初におつとめをします。お念珠をお持ちの方はご持参ください。お経本は会場にて配布します。
タイムスケジュール(予定)
18:40~ 開門・受付開始
18:55 事前説明
19:00 開会挨拶・勤行
19:10 法話(一人目、15分)
19:25 法話(二人目、15分)
19:40 休憩・コメントシート記入
19:45 意見交換・質疑応答(法話担当の2名に対して、参加者からの感想・意見を伝える時間。
法話会に珍しい双方向型のコミュニケーションの場です!)
20:00 閉会
※参加される回によって変更がある場合がございます。
会場
本願寺伝道院
(〒600-8346 京都府京都市下京区玉本町油小路通正面下る196)
当日は建物西側、油小路通沿いの正面入り口を開放します。
当施設におきましては専用の駐車場はございません。
誠に恐れ入りますが、公共交通機関でお越しいただくか、 お近くの公共駐車場やコインパーキングをご利用いただくようお願いいたします。