福島原発事故の影響を振り返り、感じ、理解し、将来に向けて批判力を養うための2日間
放射線防護の民主化2023-2030
with 飛田晋秀写真展、減思力展、原子力災害考証館furusato
――福島の経験を共有し、放射線の影響からの‟身の守り方”を市民の視点で問い直す
主催 慶應義塾大学商学部・濱岡研究室(会場申し込み主体)。
共催
原子力市民委員会、市民科学研究室・低線量被曝研究会、科研費プロジェクト「放射線防護体系に関する科学史・科学論的研究から市民的観点による再構築へ」、福島原発事故による甲状腺被ばくの真相を明らかにする会、富山大学科学コミュニケーション研究室、科研費プロジェクト「低線量被曝の健康影響をめぐる日本での論争とその社会的背景に関する研究」、NPOはっぴーあいらんど☆ネットワーク
他共催、協賛など募集中(共催表明順)
原子力市民委員会の管理しているこのイベントのページには開催の趣旨などの説明もあります。
期日
2023年11月3日(金・祝日)13:00-18:45分
2023年11月4日(土)10:00-16:40分 (展示会場は15:30頃まで)
場所
福島市福島テルサ3階、会議室、およびZOOM配信、Youtube配信によるハイブリッド開催予定
内容 (報告者など暫定プログラムはページの下部をご覧下さい)
報告会場(報告者以外の定員40名程度、要登録10/27締め切り。その後は先着順に受付致します。→会場参加の登録はこちらから )
ZOOM参加登録(上限1000名)はこちらから
Youtube配信(はっぴーあいらんどネットワークのYotubeチャネル)はこちらから:登録不要、上記日時にアクセスしてください。
右のリンクから各日付のYoutube配信の通知を受けるよう登録可能です→11/3 Day 1、11/4 Day2。
Twilogからの配信、録画も後日公開予定です。お好きな方法でご覧・ご参加下さい。
4つのテーマ・セッション
(11月3日) 「福島の経験を共有する/ICRP146の問題」
2020年に改訂されたICRP Publication146について、市民からみた問題点を論じます。
(11月4日午後)「ICRP新勧告改訂に向けて」
上記の議論などを踏まえて、市民を重視した放射線防護の方向性を議論します。
(11月3日夕方および11月4日午前)「UNSCEAR福島報告書の問題点」
ICRP勧告の前提である科学的知見の問題として、甲状腺がんの問題や、その前提としての被ばく量の推定、県民健康調査の問題点も論じます。
(11月4日午後)「連帯に向けて」
今後の長期的な活動に向けて、原爆「黒い雨」、公害病との類似点、さらに若い世代と連帯するための課題を論じます。
展示出展者による講演、団体アピール
この他、展示出展者の講演、団体アピールなど福島ゆかりの研究者、市民が多く登壇し、福島原発事故の体験を含めて報告することが特徴です。
(11月3日15時ごろから)「展示出展者による講演」
(11月3日15時30分ごろからと11月4日12時頃から) 「団体アピール」
展示会場(3階 会議室、登録不要。現地のみ。こちらは自由にご覧下さい)
これらの報告とあわせて、事故前後の福島を記録した写真展、教育現場における問題についてのパネル展、民間による福島原発事故の伝承をテーマとした展示も行い、考えることとあわせて、写真やパネルからも様々なことを感じていただけるのではないかと思います。
・飛田晋秀「(写真展)福島の記憶 3.11で止まった町」
・福島大学共生システム理工学類環境計画研究室(後藤忍教授)「減思力(げんしりょく)」の教訓を学ぶためのパネル展ー福島第一原発事故前後の原子力・放射線教材等の記録」
・原子力災害考証館furusato
福島原発事故の影響を振り返り、感じ、理解し、将来に向けて批判力を養うための2日間へのご参加(現地、オンライン)をお待ちしています。
質問などありましたら 濱岡@慶応大学商学部まで。 hamaoka*fbc.keio.ac.jp *を@に変更してください。
下記は (暫定)プログラムです。
確定版は後日公開しますのでご了承ください。 開始時間、終了時間などには大きな変更はない予定です。 最終版プログラムpdf
10/21 18:10頃まで、タイトルが出そろっていないため、こちらの想定内容を表示していましたが削除しました。
報告は、現地、ZOOMによるリモートがあります(報告者の右に"(リモート)"と表示してあります)。
報告会場【プログラム】 11月3日(金・祝)
[13:00-14:25] 福島の経験を共有する/ICRP146の問題(1)
●全体の趣旨 /濱岡豊(慶應義塾大学教授、CCNE福島原発事故部会)
● /武藤類子(福島原発告訴団団長、CCNE委員)
/島明美(伊達市民、現市議会議員)
/八巻俊憲(元福島県立田村高校理科教員、CCNE福島原発事故部会)
/明智礼華(原発賠償京都訴訟団、CCNE事務局)
/市村高志(Tomioka. Connection. Fellowship 共同代表、CCNE福島原発事故部会)
[14:35-15:30] <展示の趣旨と団体アピール>
●後藤 忍(福島大学教授、CCNE福島原発事故部会)「減思力展示について」
●飛田晋秀(写真家)「福島の記憶 3.11で止まった町」
●原子力災害考証館furusato
●郷田みほ「市民立法「チェルノブイリ法日本版」を作る郡山の会(しゃがの会)」代表
●福島敦子「原発賠償京都訴訟・原告団」共同代表
●紺野則夫「福島原発事故被害から健康と暮らしを守る会」
[15:45-16:40] 福島の経験を共有する/ICRP146の問題(2)
● /清水奈名子(宇都宮大学教授、CCNE委員)
● /濱岡豊(慶應義塾大学教授)
[17:00-18:40] UNSCEAR福島報告書の問題点(1)
● /本行忠志(大阪大学名誉教授、大阪大学大学院医学系研究科招へい教授、医師)(リモート)
● /津田敏秀(岡山大学大学院教授、医師・医学博士)(リモート)
● /黒川眞一(高エネルギー加速器研究機構・名誉教授)
報告会場【プログラム】 11月4日(土)
[10:00-12:25] UNSCEAR福島報告書の問題点(2)
● /加藤聡子(理学博士・元短期大学教授)(リモート)
● /牛山元美(さがみ生協病院内科部長)(リモート)
/崎山比早子(3・11甲状腺がん子ども基金代表理事、CCNEアドバイザー)(リモート)
● /林敬次(はやし小児科院長・医療問題研究会代表)
● /種市靖行(医師)
●Q&Aと総括議論
団体アピール
●井戸謙一「311子ども甲状腺がん裁判 弁護団」団長(リモート)
●今野寿美雄(「子ども脱被ばく裁判」 原告代表)
●武藤類子「ALPS処理汚染水差止訴訟」事務局
<昼休憩>
[13:25-14:35] ICRP新勧告改訂に向けて
● /柿原泰(東京海洋大学教授、市民科学研究室・低線量被曝研究会)
● /藤岡毅(大阪経済法科大学客員教授)
● /瀬川嘉之(高木学校、市民科学研究室・低線量被曝研究会)(リモート)
●Q&Aと総括議論
[14:45-16:30] 連帯に向けて
● /小山美砂 (ジャーナリスト・元毎日新聞記者)(リモート)
● /林衛(科学ジャーナリスト・富山大学准教授)
● /清水奈名子(宇都宮大学教授)、後藤忍(福島大学教授)
/明智礼華(原発賠償京都訴訟団、CCNE事務局)
/佐久川恵美(同志社大学都市研究センター研究員)
●Q&A
[16:30-16:40] とりまとめと今後に向けて
● /清水奈名子(宇都宮大学教授、CCNE委員)
展示会場 11月3日(金・祝)13:00-19:00 および11月4日(土)10:00-15:30頃まで
(登録不要、自由にご覧ください。)
●飛田晋秀「(写真展)福島の記憶 3.11で止まった町」
●福島大学共生システム理工学類環境計画研究室(後藤忍教授)
「減思力(げんしりょく)」の教訓を学ぶためのパネル展
——福島第一原発事故前後の原子力・放射線教材等の記録」
●原子力災害考証館furusato
他調整中