2025.8.23 手話de読書会
2025.8.23 手話de読書会
参加者は15人。ろう者、難聴者、聴者色々な立場の人の参加があった。
この日の読書会は、手話の専門書『手話の社会言語学』。今回はこの本の著者の中島武史先生(兵庫教育大学准教授)をお招きして、お話をうかがった。
手話を文法的な観点だけではなく、手話を取り巻く社会状況との関係も含めて理解しようというのが本書の位置付け。中島先生から参加者に対して、クイズ形式で様々な問いかけがあった
例えば、
日本の公用語は何か?→実は日本では公用語は存在しない(そもそも法律がない)。
中国は何語か?→実はたくさんあるが、中国政府の政策により「方言」扱いされている。例えばチベット語は「チベット方言」など。
国のアイデンティティの保持のために、同じ言語であっても国が違えば言語名も異なるという場合も非常に多い(ベルギーとオランダは同じ言語を使用するがオランダ語とベルギー語と区別される)。
このような言語を取り巻く社会状況についてわかりやすく説明していただいた。広い視点で手話を見つめることで、日本手話かそうでないかという区別以外にも様々な考慮が必要であることも分かった。
新たな観点を持つことができる有意義な時間であった。
講義の一風景
イベント概要
中島武史氏をお招きして一緒に読書会と学習会をします。
興味がありましたらお気軽にご参加ください。
中島先生の『ろう教育と「ことば」の社会言語学』をベースにした学習会となります。事前に読んでおきますと、より理解が深まると思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【テーマ】
手話と社会の関係について学ぼう!
【日程】
8月23日(土): 14:00〜16:00
【会場】
大阪市立総合生涯学習センター 第6会議室
(大阪駅前第2ビル5階)
【参加費】
参加費 : 1,200円(学生 600円)