今回の読書会は、藤子･F不二雄短編マンガを取り上げた。

「ドラえもん」などの子どもマンガがあまりにも有名だが、実は大人向け短編の名手であることは知らない人も多いかもしれない。

今回は対象の作品をその都度読み込み、グループに分かれてコメントし合うかたちで進めた。

取り上げたのは、「ミノタウロスの皿」「流血鬼」「間引き」「箱船はいっぱい」「みどりの守り神」の5本。

それぞれの作品について、自由闊達な雰囲気で実にいろんな意見が飛び交った。

時間が足りず、急遽45分延長し最後まで活発に話し合えたのはよかったと思う。

「まる一日やってほしい」という声も複数あり、藤子だけでなくほかの短編、女性向けマンガ、ふだんあまり触れないようなマンガなどの希望もあった。

1本のマンガをじっくり読み込んで、お互いのコメントを聞き、話し合う。

意外となかなか経験できない場だと感じた。

今後も続けていけたらと思う。

参加者１３名