事前研修の様子・レポート

シリコンバレー研修最終日!!/DAY9•10

3/29(



シリコンバレー研修9~10日目


数々の学校、企業、場所への訪問。たくさんのお話を聞き、シリコンバレーというロケーションに身を投じて様々な影響・学びを得た日々も、今日で終了となりました。


深夜まで白熱したリフレクプレゼンの翌日ということから疲れが見える人がいつつも、午前10時ごろホテルを出発し、サンフランシスコ国際空港へと向かいました。

空港では、現地でお会いした初日から、思わず聞き入ってしまうような、行く先々の知識・経験のトークをしてくださったり、注意するべきところなどのサポートを丁寧にしてくださったガイドの森脇さんとお別れをしました。


必要な手続きを終わらせ、飛行機に乗り込みます。天気はあいにくの雨混じりの曇りで、離陸して少しのうちに、一週間あれだけの強い経験をしたサンフランシスコの街も、雲の下へ消えて行きました。


偏西風に逆らっているということもあり、行きよりも2時間長い、11時間のフライトでした。太陽と共に動いているので、常に機外が明るい不可思議な状況の中、窓が閉められ暗くなった機内では、すぐに寝ている人も散見されました。


機内食でサイドに味噌汁が提供されたのが印象に残っています。母国の味に、安堵に似たものを感じつつも、新しいものばかりだった研修が、終わってしまったのかと実感した覚えがあります。


無事、夕日に照らされながら成田空港に帰着し、入国手続きを終えると、短いMTGの後、解散となりました。


シリコンバレーへのヴィジットは終わりましたが、研修はまだ続くということを再確認し、学びを最大限得るため、気を緩めず活動していくよう、気合いを入れ直す形で終わりました。


以上が最終日の報告となります。最後まで見守って頂きありがとうございました。そしてこの研修の実現に尽力してくださった皆さま、本当に、ありがとうございました!



3 岡崎律

〜Downtown散策・Minerva University ・最終プレゼン~/DAY8

3/28(



今日は毎日朝から乗っていた専用のバスではなく、公共交通機関での移動でした。あいにくの雨と風と寒さでホテルから駅までの徒歩の時間は壮絶でしたが、時間が経つにつれて天気は回復していきました。


Downtownでは10:00~13:00の3時間の自由時間が設けられ、私は友人らとDORDSTROMという有名なショッピングセンターに行き、ウィンドウショッピングを楽しみました。8日間を通してほぼ何も日本に持ち帰るものがなかったので今日こそはと思っていましたが、結局一つも買わずに集合時間になりました。


自由時間の次はミネルバ大学に通う日本人学生と交流をしました。4年間で7つの国に移り住みながら全ての授業をオンラインで行う、今までにない新しい教育のスタイルに挑戦しているのがミネルバ大学です。

初めにミネルバ大学の広報担当者の方から大学についての説明をしていただき、その後は事前に提示されていた「ホームレスの人たちのテントを撤去するべきか」というテーマでワークショップをしました。行政の立場に立ち、賛成・反対の意見を整理する。そして、どういう政策を立案すれば良いのかをグループで検討し発表するという流れで、正直とても難しくみんな苦戦している様子でした。しかし、限られた時間の中で数日しか滞在していないサンフランシスコのホームレスの実態について手足を動かし探求したことで普段の学びの何倍も濃い体験ができました。特に、外に出て街頭インタビューをしたことが大きかったです。英語を話さない人や忙しい人に何度も断られながらも、めげずに、やるしかない心を持って時には走って追いかけて全力で取り組みました。

私たちのグループの動きや意見について少し紹介します。まずサンフランシスコにある問題と聞いて何を思い浮かべるかを尋ねました。そうすることでホームレスに対する意識や他の問題と比べての優先度が図れると推測しました。その結果、10人中1人がホームレスという単語を口にして、そこから人々の関心を思うように得られていないことに気づきました。また、テントを撤去したところで根本的な解決にはつながらないと言う意見が大半でした。お金がある企業は多いのになぜ手を貸さないのか。そんな企業たちがやる気になって住まいや職を用意すれば時間がかかったとしても明るい未来がその先にあるはずです。ホームレスの人たちがその企業の仕事をしてくれるなら企業側としても助かるし、お互いにとってメリットがあるように第三者からすると見えます。同時に、そんなことができていたらとっくのとうに解決している気もします。今回のワークショップで触れられなかった、ホームレスに関する社会問題の解決が足踏みしてしまっているの原因について迫ってみたいです。



ミネルバ大学の学生と別れ、ホテルに帰りました。私を含めた多くの人が夕食の後に待っているプレゼンの準備に追われていました。8日間の研修での学び・気づき・変化、そして、帰国後にそれぞれが自分で考えて取り組むプロジェクトについて発表しました。

私はこの研修を通して、理想のハウス像を構築したいと強く思ったのでそれについて話しました。小学校以来、私はリーダーという立場を遠ざけていました。それまでの私にとってのリーダーとは、なんでもこなす必要があって、全てを背負う存在であり、自分でもそうしてきました。だから、その大変さをもう一度中学で味わうことはしたくないという気持ちがありました。しかし、そのマインドがこの研修のおかげで変わり、リーダーに対する新しい考えを持てるようになりました。そして今では、高等部からハウスリーダーを務めたいと思っています。独走するのではなく、みんなで並んで走っていく。その意識を全員が持つためにはメンバーひとりひとりの声に耳を傾け、魅力に気づき、その魅力を使えることが重要。私がアポを取らせていただいて、研修中にお会いしたWeb3起業家の五十川舞香さんがリーダーに求められる素質にそのようなことを挙げられていました。なんでも思ったことを共有し、互いを信頼できる心理的安全性が確立されたチームをつくり出すためには私自身の弱みを曝け出して知ってもらったり、力を貸して欲しいと素直に伝えたりすることが鍵になると思っています。自分のそんな一面を表現することはそう簡単ではないけれど、狭い範囲から話していくなどして、ただ良いハウスではなく学びや人間関係などのさまざまな面においてこのハウスは最高だなと思ってもらえるよう、着実に進めていきたいです。全員のプレゼン発表が予想以上に盛り上がったので、結果的に日付を跨いで終了を迎えました。その際に、シリコンバレー研修の本気度合いをひしひしと感じました。時には疲れと格闘しながらも、誰一人離脱せず真剣に向き合っていた周りの姿を見て、このメンバーで研修ができて良かったと自信を持って言うことができるなと思いました。


8日間は想像以上にあっという間で、一瞬の無駄もなく、毎日驚きや発見がありました。私が今一番言いたいのは、このシリコンバレーでの学びをここで終わりにさせないということです。私はここからが始まりだと思っています。今後の学校生活や卒業後の人生、色々な瞬間で今回の経験が生きてくるはずです。私たちシリコンバレー研修一期生の今後の活躍をぜひ、期待していてください!


3年 佐野青

San Francisco State Universityへの訪問Twin Peaks若手起業家の方々/DAY7

3/27(



今日はSan Francisco State Universityへの訪問とTwin Peaks、若手起業家である五十川舞香さん、小林大河さん、大東樹生さんとの対話セッションをしました。今日は比較的移動が少なかったのでいつもより1日があっという間でした!


 まずSan Francisco State Universityは佐藤先生の母校で、佐藤先生がお世話になった留学生をサポートする青木さんのお話や、今大学2、3年生の4人の在学生からお話を聞きました!国際性が豊かであることや、留学生へののサポートがしっかりしていることが魅力的でした。留学することの魅力や留学する上でのアドバイスなどを教えていただきました!


私も今年の9月から留学に行くので非常に面白い話が聞けて嬉しかったです!また、在学生の皆さんも色々な専攻をしておりそれぞれの意見や留学した感想なども聞けたことが学びになりました!特に私は国際関係に興味があったので国際関係を専攻しているハルカさんとお話できたことが嬉しかったです!昼食は大学のカフェテリアで食べたのですが、ビュッフェスタイルで色々な食べ物があって、どれもとても美味しそうでした!私はサラダバーとサンドイッチを頼んだのですが、友達はパスタなども食べていて美味しそうでした。

 その後にバスで大体30分くらい乗って、Twin Peaksからサンフランシスコの街を見下ろしたり記念撮影しました!とても綺麗な景色に圧倒されました。また今日は本当に天気が良く雲がひとつも見えないくらいだったので本当にいいタイミングに来れてよかったです!

 その後は佐野さんがアポをとっていた起業家の五十川舞香さんと小林大河さん、大東樹生さんとのトークセッションをしました!さまざまなジャンルの起業家さんたちと話せて楽しかったです!起業家になったら本当にメンタルヘルスが鍛えられるんだなと思ったり、Web3についてそれぞれどう思っているかなど色々な情報を聞けました。起業家は大変そうだなという印象が強かったですが、この3人とのお話を聞いたら起業はもちろん大変だけれどとても楽しそうだなと興味を持てました!

 今日はまた新しい人や新しい場所に行けたりできました!もう研修は残りわずかですが残された時間でもどんどん色々なことを吸収していきます!


3年 須川まどな

First Robotics Competition, Castro St, Haight & Ashbury, John's Grill /DAY6

3/26(

 


シリコンバレー研修6日目、朝8:00にロビーに集合しホテルから、約120km離れた University of California,  Davis へ訪れました。メンバー達は疲労が溜まってきているなか、朝早くから長時間移動ということでその時間をほとんどの生徒が睡眠に充てている様子でした。

なぜ私達がホテルからバスで約2時間かかる UC Davis に訪れたかというと、First Robotics Competition の開催される会場が UC Davis で、その試合を観戦しにいくためでした。 First Robotics Competitionとは簡潔に説明すると世界規模の国際ロボット協議会で、世界中の高校生達が集まってロボットを使い、得点を競い合うというイベントです。


イベントには、研修4日目にお世話になった NVIDIA Corporation の矢戸知得さんとそのご家族様が同行してくださいました。そして、なんとこのイベントには矢戸さんの教え子が出場するということで私達はそのチームの応援もしました。

 私が第一に感じた First Robotics Competition の会場の雰囲気は、皆好きなことを全力で楽しみながら活動しているという点です。同じチームのメンバーが試合を行う際には、他のメンバーが観客席からプラカードやチームTシャツを着て全力で応援している姿が当たり前で、ロボットを操作している人達も他のチームの技術を素直に褒めたり、互いに伸ばし合っている姿などを見て、純粋に好きなことを楽しく全力でやっているように感じました。

 試合会場とは他にピット兼展示場のような場所がありましたそこでは生徒達が自分達はどのような活動を行っているのかを来客者に向けて説明したり、試合に向けて、ロボットの修理や改善を行っているのを目の前で見ることができました。他のチームもいる中、チームメンバーで輪になりロボットの修理や改善を行っている姿は常に互いを刺激し合い、高め合っているように見えたので驚きと共に憧れを抱きました。6日間通して、自分の興味のあることや、やってみたいなと感じるものが少しずつ明確になってきたため、この機会を機に挑戦してみようと思います。

 さらに、矢戸さんが話しかけてくれたおかげで、実際に試合に出ているチームの高校生とお話しする機会が
ありました。実際にお話しした生徒さんはロボットの開発などの役割ではなく、ビジネスやマーケティングの視点からチームをサポートしている方でした。チームの地域でのイベント参加や他の学校へ行って活動している姿を記録と共に私達に共有していただきました。開発などではなく全く別視点からチームをサポートし続ける姿に自分自身とても刺激を受けました。会場にて矢戸さんとお別れした後、 UC Daivis にて昼食をとり、私は友達を誘って近場ですが、軽くキャンパスの中を歩いてみました。今まで Sranford University, De Anza college, Foothill college,
Diablo Valley College, UC Berkeley などの大学のキャンパスを見てきましたが UC Daivis はまた他の大学の
キャンパスと違う雰囲気を持っていたと思います。全体的に芝が多く広々としたキャンパスで学生達は自由で広々とした学びやすい環境で勉強しているのかなと感じさせる雰囲気でした。

 

その後、14:00に UC Daivisとお別れし、次に訪れたのは Haight & Ashbury と Castro Street です。
まず初めに訪れたのは Haight & Ashbury です。時刻は16:00頃。この通りは1960年代にサンフランシスコのダウンタウン、ヘイトとアシュベリーという二つの交差点が交わってできたヒッピー発祥の地です。
ヒッピーとは昔ながらの価値観や、縛りに囚われず自由に生活する人のことを指します。残念ながらここではバスを降りて実際に道を歩いて雰囲気を味わうことはできませんでしたが、窓の外にはカリフォルニアならではのマリファナを吸っている人や、とても派手な格好をしている人、全裸で何かを訴えかけるような動きをしている人など普段日本で生活をしている上で絶対に見ることができないような人々をバスの窓から見ることができました。


 次に訪れたのは、 Castro Street です。 Castro Street はサンフランシスコにおける LGBTQ のコミュニティーの中心地です。 Castro Street では実際にバスを降り、自分の足で街中を散策することができました。街中を歩く上で虹色の壁や店の看板にLGBTQと書いてある看板などLGBTQに関する物を沢山見ることができました。更にガイドさんによると San francisco にいる人の5人に1人はゲイということで実際に歩いている人に注目してみるとほとんどの人が男性2人でスキンシップをとっていたり、女性に見える男性の方がいたりと、自分自身LGBTQに該当する人とあまり関わったことがないというのもあり、とても新鮮で貴重な体験でした。ですが、 Castro Street で1番目立っていたのが Castro Theatre でした。 Castro Theatre は1922年に建設されたとても歴史の長い映画館で、現在でも映画館として利用されています。ドラマやアニメで出てくる The 映画館のような雰囲気があり、目の前に立つとその雰囲気には圧倒されました。

 Castro Street の散策が終わると18:00から夜ご飯のレストランへ行くため現地のバスに乗ってレストランへ向かいました。ここで驚いたのは、バス代が無料だったということです。サンフランシスコ在住の20歳未満はバス代が無料だそうです。バス内ではメンバー達が現地のバスに乗っていた方と楽しそうに会話していて、お菓子をもらっていたり、現地の方がバスに乗せてきた犬と一緒に戯れたり、犬にお菓子をあげてみたり、日本では考えられないような体験をすることができました。街中ではホームレスの方が多く見受けられ、メンバー達は少し驚いている様子もありつつ、8日目の Minerva University のワークショップのテーマが「サンフランシスコのホームレスについて行政の立場に立って考える」というものだったので少し観察しながら歩いている様子も見受けられました。

 

その後18:00に夜ご飯を食べる John’s Grill へ歩いて行きました。なかなか予約が取れないお店だと事前に聞いていたのでお昼ご飯を抜いてとても楽しみにしている生徒もいて期待は大きかったです。このお店は1908年に設立されました。店内も長い歴史を感じさせるようなアメリカンな雰囲気を醸し出していました。料理はコース料理で、シーザーサラダ、ステーキ、バニラアイスの順番で提供されました。どれもとても美味しく、特にステーキは噛めば噛むほど肉汁が出てきて赤身とは思えないほど上品な味でした。食卓を囲みながら生徒達は研修の振り返りや、たわいもない話を楽しんでいました。

 今日は他の日よりも危険で刺激的な1日となりました。普段日本で生きているだけでは感じれないような非日常的な体験は私達の価値観などを変えるものとなりました。


以上で6日目の報告書を終わります。引き続き最終日まで私達の研修を見守っていただきますよう、よろしくお願い致します。



4年 吉川風大

【SV研修折り返し】 海外大進学への第一歩 & 元Adove社員との対話セッション/DAY5

3/25(



5日目。

本日はいつもより少し早い7:45にホテルを出発しました。また5日目ということもあり、メンバーに少々お疲れの様子も見えつつ、18:00まで計3つのセッションを行いました!

今日はそんな3つの貴重な経験を報告します。 


まずDiablo Valley Collage、いわゆるコミカレにてキャンパスツアーを行っていただきました!

先日訪れたDe Anza & Foot hillとは違い、公共交通機関へのアクセスが充実しており生徒が気軽に通える環境である事が特徴です。シリコンバレーに来る前まで、コミカレの存在すら知りませんでしたが人にフォーカスした新たなコミュニティを通して得られる学びや、今後進む4年生大学に編入することもできるシステムであることに、私個人としてはすごく魅力を感じましたし、海外大進学へのハードルを下げる事ができたなと感じています。

また校舎内は、凄く自然豊かであり、噴水や七面鳥も見ることもできました!

その他にも、生徒サポートのシステムや、進学するにあたってのコミカレ選びのコツなどネットでは学べない新たな情報を知れた事が大きな学びです!


次に、州立大学の中でも圧倒的人気を誇るUC Berkeley を訪れました。実際に現地で大学に通う日本人学生2人を迎え、キャンパスツアーを行っていただきました。

ツアーの前には2チームに分かれて昼食を取り、選択肢の中にラーメンがあった為5日ぶりの日本の味に多くの生徒が感動していました笑

またツアーでは、実際に校内を回りながら普段の学校での様子やUC Berkeley の歴史を教えていただきました。また私たちのチームでは、対話の時間を取っていただき、日本人学生と私たちとの1 on 1を通して自分での学校生活や、進路に関して真摯的なアドバイスをいただき、滅多にない貴重な機会を作る事ができました。


この日最後は、元Adoveエンジニアであるショーンさんを迎え、経験をシェアしていただき、トークセッションを行いました!現地での職務経験が長いため、Adoveでの経験から、チームマネジメントのことなど生徒から英語で、様々な質問が上がっていました!

また私個人としては思いがけずショーンさんが、自分の興味ベクトルが向いている教育関連の事業に現在は勤務しているということを知り、様々な新しい視点での意見を得る事ができたので凄く有意義な時間を過ごす事ができたと感じています!

またそれと同時に、今後私はどんな人生を歩むんだろうと個人と向き合う時間にもなりました。


現地で過ごせる日数も残り少なくなってきたので、一瞬一瞬を大切にしながら自分の意見をできるだけぶつけ、後悔無いよう過ごしたいと思います!



4年 北沼美侑

NVIDIA・Google・Netflixの3社企業訪問”/DAY4

3/24(金) 



4日目は、多くの貴重な体験をすることができました。自分にとって成長し、実力を伸ばすことができたため、非常に満足のいく1日を過ごすことができました。

 

僕たちが最初に訪れたのは、半導体メーカーのNVIDIAでした。ここでは、マーケティング担当の矢戸知得さんにアポを取り、当日はさまざまなサポートをしていただきました。

矢戸さんによると、NVIDIAは働きやすい企業トップ100に選ばれ、社員による働きやすさの評価も高いそうです。そこで、私はNVIDIAがどのように働きやすい環境を実現しているのか聞いてみました。矢戸さんは、「本社で働くことで、やれることが多く自由度が高いため、働きやすい」とおっしゃいました。

最初に、会議室で矢戸さんの自己紹介や、大学生の頃の話、そしてなぜNVIDIAで働くことになったのかを聞きました。その後、生徒たちからの質問にも答えていただきました。

そして、社内を見学することができました。僕はこの社内見学が非常に印象的でした。NVIDIAの社内は、CEOのこだわりが詰まった特殊なオフィスでした。天井や床のタイルには、三角形が多用されていました。理由を聞いてみると、NVIDIAは3Dグラフィックスに関する技術や製品を開発・提供しているため、同社の事業に対するアイデンティティを表現するために三角形を象徴的なデザイン要素として取り入れているとのことでした。

実際に社員が働いている仕事場を見てみると、驚くほど環境が整っていました。仕切りのあるブースには、美しく整えられたデスクがあり、完全個室もありました。色は白を基調としていて、シンプルで無駄な要素がなく、私自身もここで仕事をしたい、ここで仕事をしたらめちゃくちゃ捗るんだろうな、仕事が嫌にならないんだろうなと思うほどでした。

仕事場以外にも、バーがあったり、休憩スペースがたくさんあったりと、環境が整っていました。こうした、仕事場以外の環境が整っていることで、社員からの評価も高く、仕事がしやすいと感じました。

またNVIDIAは、社員に出社を強制しない自由な出社制度を採用しており、オフィス街で仕事をしたい社員は自由に出社できます。この制度により、社員たちは自分たちの都合に合わせて働くことができ、やる気を損なわずに仕事ができる環境が整っています。

このような制度がNVIDIAが働きやすいと評価される理由のひとつであると考えられます。 社員が最大限のパフォーマンスを発揮することができる、社員が仕事をしたいと思わせる環境を出来上がらせているNVIDIAが僕はすごく素敵だと思いました。

 

次に訪れたのはGoogleでした。マーケティング部門で商品の売り上げを増やしたり、チームマネジメントを担当する池田俊さんにアポを取り、お世話になりました。

まず、Googleの社内ツアーに参加した際、NVIDIAよりも充実した環境が整っていると感じました。Google社員なら、グラウンドでサッカーやテニスを楽しんだり、社内にあるジムを自由に利用できるようです。また、社員はランチやドリンクを無料で提供されます。

Googleの特徴は、「とにかく結果を出せば、ルールや規制はない」というスタイルだとのことでした。私はGoogleの社風が、自由を感じさせるものであると印象を受けました。ドルトンでも自由という話はよく聞きますが、自由を履き違えてしまったり度々問題視されることがあります。しかし、Googleでは、みんなが自由に自分たちがやりたいことを実現し、「世界を変えよう」「素晴らしい商品を作ろう」という想いを集めた、完成された自由を感じることができました。

社内ツアーの後、池田さんとGoogleの広場のような場所でトークセッションを行い、さまざまな質問をすることができました。まずはチームマネジメントについて尋ねました。池田さんは、「チームをマネジメントする際に最も大事なことは、心理的安全性を確保すること」とおっしゃいました。上司や部下の関係性に関係なく、何かあった場合は、下からでも上からでも意見を述べやすい関係性が重要だとのことでした。また、マネージャーは、全てを承認するのではなく、まずは受け入れ、結果が出た場合に感謝を示し、困りごとが起きた場合には、寄り添うことが大切だと教えてくださいました。

質問の中で、マイノリティである日本人が海外のネイティブばかりの環境で仕事をするとやっぱり存在感が薄れしまうという問題があって、そこで、そのような環境で存在感を発揮するためにはどうすればよいかという質問がでました。これに対し池田田俊さんは、一つの絶対領域を作ることが大切だと回答してくれました。私は、この答えにとても共感しました。現在、私はドルトンで起業ゼミに所属し、起業について学んでいます。起業ゼミでも、自分の事業領域を人一倍詳しく学び、その領域の第一人者になることが重要だという話がよくされます。自分の領域において第一人者になれば、何かあったら頼ってもらえる存在になり、存在感を発揮できます。私はこの考えに本当に納得し、共感しました。また、僕は今年の7月から海外留学に行く予定なので、現地アメリカでも存在感を発揮し、日本人として活躍できるよう、何らかの絶対領域を持つことを決意しました。趣味でも何でも良いので、何かに熱中し、誰よりも詳しくなろうと思っています。

他にも大変勉強になったり、面白い質問がでてその都度池田俊さんは的確な回答をしてくださいました。論理思考能力もその一つです。この能力は今後非常に重要視され、問われる能力であることは間違い無いので、日本に帰国したら、この能力についての本を読んでみたいと思いました。

 


最後に訪れた企業はNetflixでした。普段、主にデータの分析をしている斉藤たかひこさんに
アポを取りお世話になりました。

Netflixの社内ツアーでは、今までのNetflix作品の一部シーンやサムネイルが壁にデザインされているのがNetflixらしさを感じさせました。また、まるで防音効果のある映画館のようなシアタールームがあるのも印象的でした。社員は定期的に大きなシアタールームで会議をしているそうですが、COVIDの影響で、COVID前と後ではNetflixは多くの変更をし、シアタールームでの会議はなくなり、社内にもほとんど人がませんでした。

ツアーの後、質問セッションを行いました。斉藤たかひこさんに主な仕事について聞いてみると、Netflixのアカウントシェアの問題にかなりの人材を割いていることがわかりました。具体的には、アカウントシェアをしている人がなぜ辞めるのか、その原因を探り、テストを繰り返して解決策を模索しているそうです。 Netflixではチームを組んで仕事をすることが多いそうで、チーム内でのミーティングについて聞いてみると、プロジェクトベースでミーティングをホストが主催しているそうです。主に、ミーティングの設定等はGoogleドキュメントやSlackを使っており、どちらも僕はドルトンで日頃から使っているサービスで馴染み深かったです。

オンラインでミーティングをする際、意見の衝突が起こることが普段ミーティングや学校内ではグループワークをしているときにある大きな問題だと思う。そんな時にNetflixではお互いの意見を深く掘り下げ、合意点を見出すことに注力しています。各々の意見を強みや弱みを考えながら最善の形にまとめ上げます。しかし、話し合いが長引いても決定がなされない場合、最終的な決定権限を持つ人物が存在し、その人に決定を委ねることになります。この決定には大きな責任が伴うため、もし何か問題が生じた場合にはその人物が責任を負うことになります。このような決定権限を持つのは、社内で地位のある人物に限られており、もし失敗してしまった場合にはその立場が揺らがされることになります。

また、訪問先であるNetflixでは、斉藤たかひこさんがNetflixで働くことに至った経緯や、不景気の時代におけるレイオフの話など、映画の1シーンを連想させるような非常に興味深いお話も聞くことができました。

 

この記事では書き切ることが出来ないほど、今日はどの企業でも素晴らしい経験、体験をすることができました。 誰もが知る超大手のオフィスを特別に見学をさせて頂き、更にそこで実際に働いている人と話をし、質問ができ本当に貴重な時間を過ごすが出来たと思いました。 僕自身本物を肌で見て感じて、たくさんのことを学べ、すごく視野、将来の選択肢を大きく広げることができました。


引き継ぎ僕たちのシリコンバレー研修の応援をよろしくお願いします!



4年・佐藤弘輝

Netflix@サンノゼ 訪問!!/DAY4

3/24(



4日目16:00、NetflixのE building のエントランスで、齊藤さんがお出迎えしてくださいました。

事前研修初め頃、アポ取りが上手くいかず苦戦していました。ある日、LinkedInでサンノゼのNetflixで働いている方を探していたところ先生と繋がりのある方がでてきました。その時とても嬉しいあまり、携帯を投げ飛ばしてしまいました。

そこから先生にご連絡をし、コンタクトをしてもらい、アポ取りをすることができました。最初から順調に進めれたアポではなく、研修当初から伺いたかった会社だからこそとても楽しみでした。


まず初めに、Netflixの社内見学をしました。この日は金曜日で、休みを取っている人が多いそうで働いている人が少なかったのですが、その分社内を歩くことができたためよかったです。ストレンジャーシングスの作品内で出てくる部屋が再現されているブースがあり、私の好きなドラマのうちの一つだったのでとても嬉しかったです。とても作品とそっくりに作られていました。また、ミーティングルームの部屋を作品名で付けられている場所もありとても楽しく拝見することができました。

その後、会議室で齊藤さんに質疑応答をしていただきました。Netflixは「freedom and responsibility 」(自由と責任)を掲げており、社員一人一人に権限、自由を与える代わりに責任が伴うという社風でした。これは、事前に調べてた時にドルトンと似ているな、と思っていたのですが、思っていた以上にこの社風が社内の備品などに影響していました。

例えば、モニターが欲しい場合は1-3枚必要に応じて頼めるそうです、しかしその代わりに結果を出すということです。また、イヤホンやケーブルのApple純正品のものが自動販売機のようなものに入っており、必要に応じて社員は無料でもらえるそうです。これもちゃんと結果を出すなら、ということでした。このように、他の会社より自由があり、備品を自分で決めやすいが、その分の結果はしっかり出すことの責任が伴ってくるということが社内でも見られました。

このお話を聞いたときに、私はドルトン、この学校で大いに自由をもらっているが、その自由に伴いしっかり責任感を持っているか、果たしているか、または結果が悪いときは他人や環境のせいにしがちだったような気がしました。自由には責任が伴うということの意味や自由を履き違えないことを再認識することができました。


また、Netflixではそれぞれの自由をチーム内で文書にし、プレゼンをし、FBを貰うそうです。そこで、悪いFBを受けたときにいかに改善できるか、良くしようとするかが大切だそうです。私は、研修前はNetflixはできない人はすぐ切られるイメージがあったのですが、そうではなく、サポートがしっかりしているが、改善されない場合にそうなることを知り、とてもいい意味でびっくりしました。

そして、チームのMTGでファシリテーターをするときは、MTG前にアジェンダをしっかりたて、自分のしたいことの他に全部のオプションを並べた上で比較し、ちゃんと熟慮したことを伝えることが大切だ、とおっしゃっていました。実際にドルトンではミーティングをしきったり、今後もそのようなことが増えていくと思うので意識をしていきたいです。


本当にこの2時間しかないお時間で、たくさんのことを学べました。今回、このようにお時間いただけたこと、齊藤さんを初めとした、先生や研修メンバーにとても感謝したいです。




3年・中西亜里彩

コミカレ キャンパスツアー・Apple本社・スタンフォード再リベンジ!/DAY3

3/23(木) 



3日目の朝、筋トレをやって少々体が重いと感じるも、ちゃんと24時から6時にかけて、寝れたので気持ち良い朝を迎えられた。朝食は、どん兵衛を食べるかホテルのバイキングにするか迷った挙句、ハイキングを選択し終わった後、
バスへ乗り込んだ。これから行く大学で、質問を考えようとするも、眠気が勝ち寝てしまった…。


ディアンザ大学にて、大学をツアーして頂いた。大学で、建物全体が何十年前に建てられた物が多く、
誰かの家がセンターになったりとリサイクル性があるものだった。コミュニティカレッジは、普通の大学と違い2年で習得ができ、企業についたりすることが可能、また費用が比較的安く入りやすい。
よって、人数が少ない為、2年間ではあるけれど普通の学校と違い質のある勉強ができ、前記にも述べたが日本とは違い、大学に行けたり企業につけたりと幅が広い為大いな利点となっている。勉強だけでなく、6つのスポーツする場所があり勉強とスポーツ両方に力を注いでいることに感激した。海外大学の興味度が上がる学校内でバイトができたり、安い学費で質の高い勉強ができたり、スポーツにちゃんと取り組める場があったると「学校でない学校」というのを感じ取れた。


フットヒルカレッジにて、コミュニティカレッジで、USAの中で1位。
大学は、バラバラに位置するので住む所との距離は考えた方が良い(アメリカ)。
カレッジで、学生さん達とグループに分かれて会話をした。
やはり、アメリカの大学はどこも共通でコミュニケーションを積極的に取れば友達は出来るという
凄さを話しから感じ取れた。オーナープログラムというのがあり、
優秀な成績(オーナー)を取ると会社に入るにが簡単になる仕組みがあり、
これがコミュニティカレッジの最大強みである(クラスによって、学習期間が違う)。
勉強する環境(自由性など)を見て入る大学を決めるのは大事であり海外の大学に行って、
やはり精神の成長というのが一番変わったと仰っていた。「やりたい事がある人はやりたい事をやれば良い、自分はやりたい事が無かったから、海外に行った」コミュニティカレッジは普通の大学とは違い、
英語が話せなくても入れるなどと、気楽に行くことができるという凄さを身をもって体験出来た。


セッションが終わった後、キャンパスをツアーして頂いた。
キャンパスには色々な施設があり、森と共生している感じで気持ちも良い所だった(自分のチームは人間学で人間の進化について研究している人に話を伺った)。昼飯は、肉と野菜、そしてパスタととても栄養バランスが良く、かつ上手いというとても満足できるものだった。


その後、バスでAppleの店と本社に向かった。店では日本に無いそこでしか売ってない、Appleのコップ、ビールペンや服などの品物があり、自分はコップを買うか迷った挙句店員に買うか聞いて、買った。
本社では、特に買うのは無かったが、Apple会社の中を、3Dの写真でマップ化され、
見ることが出来る技術がある事に驚いた。


次に行ったのは、スタンフォード大学。初日雨で、全く集中が出来ず悪いイメージしか無かったが、
晴れてる日に行ってみるととても神秘的な場所で、周りの建物の綺麗さに圧倒された。ショッピングセンターがあり、
服コーナーになぜか「スタンフォード卒業」という文字のものがあり、面白い物があった。
結局、大学とナイキがある服を買った。帰り、トレダージョーズというスーパーに寄って水を2本、75セントととても安かった事に感激した。


夕飯は、メキシコ料理の店に行って食べた。自分は、チキンのスープとサーモンを頼んだ。少し辛めや甘めの味の変化が大きく深い味だった。量も多く、さすがアメリカだなと改めて感じた。最後のプリンだが、甘い物苦手な自分には限界があり、残してしまった。


夜は、昨日夕飯を食べたホテルの部屋でミィーティングをした。ミィーティングでは、先生同士で今後の共有をした。研修後の今後の成長のために今出来ることを改めて考えさせられる時間だった。(部屋へ帰り睡眠)




4年・榎橘佳以佳以

現地の授業体験・激アツな対談会!/DAY2

3/22(水) 


まず最初に、向かったのはSF Mission High schoolです。
学校に入る際にMARKさんと生徒の方から歓迎していただきました。MARKさんが主に校舎の説明を行なっていただき、
生徒の方がプラスでコメントをしていました。MARKさんはSF Mission High Schoolは古い校舎だと
おっしゃっていましたが、私は校舎自体、比較的綺麗だなと感じました。
そして、MARKさんから教室・講義室のような場所・運動場所・図書館を紹介いただきました。
歴史のある公立高校なのでAtriumsなど、一つ一つのスペースが芸術的で大きく感じました。そして、バスケやサッカーなどの時間が設けられ、ドルトン生Vs SF Mission High School 生で対決していて学校同士の交流ができました。
校舎案内が終了した後は、MARKさんによるDNAの授業が行われました。授業ではドルトン生一人に対し、SF Mission Highschoolの生徒一人でペアになり、お互い質問をし合いました。
そして、グループでDNAの実験を行う際は、3ペアが集まり実験を行いました。お互いのことなど、お互いの国のことなどたくさんコミュニケーションができてとても良かったです。SF Mission High school Studentsが積極的に、質問してくれたり実験をやらせてくレたのですぐ場の空気が和みとても良かったです。お昼ご飯のPizza Timeでも、たくさん日本語を教えたり、英語を教えてもらったりと現地の同年代と対話ができる貴重な時間でした。

 その次は、Mission・Valencia Billetの通りを自由に歩き回る時間でした。私が一番、驚いたのはウォールアートです。家主に許可をとり、描いて街とアートを融合させる概念が素敵だなと思いました。

 その後、Golden Gate Bridgeに行きました。そして、Cable car に全員で乗りサンフランシスコの街を堪能しました。
街並みが綺麗で、この自動車がケーブルで繋がれていないことや、ブレーキを運転者さんが行なっていることなどが
サンフランシスコの歴史を感じました。Cable Carから降りた後の街の自由散策では、スタバのPink Juiceを飲みました、
日本にはないのでより美味しく感じました。Blue Bottleのコーヒーを飲んでいる生徒もおり、それぞれの時間を楽しめたと思います。

 最後に、日本航空 事業創造戦略部 松崎さんについてです。松崎さんに自身のことや、何を行なっているのかを
具体的かつ興味がどんどん湧いていく感じでお話をしていただきました。私自身は、ワクワクの大切さ・必要さに改めて気づきました。何事も文句を言う前に、行動に出し自分から何かを行うことを心がけようと感じられるお話でした。
Newsからの切り取りなど中高生にもわかりやすいお話で対話型になっていたことから、とても居心地が良かったです。
一つ一つの質問への回答に共感しました。今どうすべきなのか、結局学校という組織はどうなるべきなのかを深く考えることができました。




3年・小西

遂にシリコンバレー研修スタート!/DAY1

3/21(火) 


遂に始まりました!

シリコンバレー研修!成田空港にて集合し、保安検査等を通り抜けた後、JAL日本航空サンフランシスコ行きの便で

全員無事出発し、到着しました!

機内では9時間という長時間のフライトでしたが、美味しい機内食を食べたり、映画を見てくつろいだりと快適に
ストレスなく過ごすことが出来ました。

空港に到着後は、バスに乗ってガイドの森脇さんにサンフランシスコを案内をしていただき、
まずは西海岸にしかないハンバーガーチェーン店の「イン・アンド・アウト」で昼食を取りました。
肉厚なパティとコクのあるソースが絶品でした。

その後、スタンフォード大学に訪れ、学生のマックスさん、オードリーさん、ゲンさんの3人にお話を伺いました。
天気こそ生憎の大雨でしたが、全員が期待を膨らませており、気分はとても爽快でした。

スタンフォード大学は世界で二番目の規模を誇る大きさの大学で、1981年から続く歴史があることに驚かされました。
クラブ数も200から300と規格外な数字です。そして、マックスさんはマラリアを顕微鏡で見つけて発展途上国を救う研究とバレーボール、オードリーさんはコンピューターサイエンスにおいて、トップの環境にいることで自分を成長させたいというように、 スタンフォード大学では個々人が強い情熱を持って自分の好きなことを学びとして追求していることに感銘を受けました。

また、スタンフォード大学の特色として、教授は研究と共に学生教育に携わっている他、多くの生徒は入学した時の専攻教科を変更していると仰っており、自由が実感できる学校であることが強く伝わってきました。

これらの話し合いを通して、私も 自分自身の中で、本当の「好き」を知る、見つけるために本研修を通して視野と知見を広げたいとより一層強く感じました。

時差ボケもあり、全員疲れてはいましたが満身創痍で頑張り、有意義なセッションができたと思います。機会があれば次は晴天の時にまたスタンフォード大学に訪れたいです。

明日からもさらなる発見があると思うと楽しみです。
残り八日間、楽しみつつ悔いなく帰国できるように精一杯頑張ります!




4年・大村

IDEO Tokyo訪問 ~松本さんにお話を伺いました!~

2/14(火) 


この日は<IDEO Tokyo>を訪問し、お話を伺わせて頂きました。

私は「シリコンバレーで訪問したい企業」としてIDEOを希望していて、佐藤先生にお力添え頂き、IDEO Tokyoの松本さんに、この機会を頂きました。


IDEOは、シリコンバレーはもとより世界中に影響を及ぼしている有名なデザインファームです。



私は、将来、社会に貢献できることに自分が関わっていきたいという希望があり、

今回の研修では「幅広い分野の仕事をしている企業」を訪問したいと考えて様々な企業を調べていました。


そして、<IDEO>は様々な分野のプロフェッショナルの方々が協働し、デザイン思考(design thinking)を用いてアイディアとデザインで世界を良い場所に変えていく仕事をしていて、非営利での社会貢献にも積極的に取り組んでいるということを知り、ぜひ訪問し実際に働いている方にお話を伺いたいと思ったのです。

また、私だけでなく、起業や海外留学を考えている研修メンバーにもきっと良い学びがあるのでは、と思いました。


当日、表参道に着いて「いよいよIDEOに行けるのだ」という実感が湧いてきました。

エレベーターの扉が開くと洗練された空間が広がっていて松本さんが迎えて下さいました。

そして早速、松本さんの案内で、英語が飛び交う社内を見学しました。

お目にかかった方々は皆さんフレンドリーに接して下さったので緊張がほぐれました。

私がすごいと思ったところは、ユーモアやウィットに富んだ作品のおいてあるスペースや、表参道を一望できる天井の高いミーティングスペース、プロトタイプを創作するスペースです。


見学の後、松本さんにお話を伺いました。松本さんはスライドを作成して下さっていて<デザイン思考について>、

<IDEO Tokyoの目指すものや社風>、<どのようにしてIDEOは創作を進めているのか>等を話して下さいました。私はIDEOでは出社時刻が特に決まっていないということや、週2回は全員で顔を合わせてランチをしながら話をするということ、子育て中でも何の心配もなく働ける環境があると知って感動し、いつか私もこんな環境で働きたい!と思いました。


充実した時間はあっという間に過ぎて私たちはお礼を言い、帰途につきました。


実際に訪問してみて感じたのは、IDEOは素晴らしい会社であり、だからこそクリエイティブな人々が集まるのだということです。そしてまたその逆も然りで、好循環が生まれているのだということです。


私は研修を通じて、アメリカやシリコンバレーを知り、IT企業や先端技術や大学を見学したいと考えていたのですが、それだけでなく「会いたい人や訪れたい場所のために自分が動く」「そのために誰かに助けてもらう」「仲間の賛同を得る」といったことがとても重要で、その過程を通じて得られる出会いや経験が、感謝や嬉しさをさらに大きくするのだということがわかりました。


これも研修の大きな意義だということを深く思った1日でした。



松本さん、IDEO Tokyoの皆様、お忙しい中、私達に貴重な機会を下さり、本当にありがとうございました!



4年・日下

坂江裕美さん講義、海外経験

1/13(金) 

先日、ドルトン東京学園で坂江裕美さんにご講演いただきました。

坂江さんは学生時代日本とアメリカを転々とした後、19年間三井物件に勤め、今は転勤してレアジョブに勤めつつミネルバ大学に通っておられるそうです。


私が講演を聞いて心に残っているのは、「アメリカでのキツかった経験が、今に活きている」というお話でした。

坂江さんは高校時代をアメリカで過ごされました。しかし、人種のるつぼとも言われるアメリカですが、アジア圏への風当たりは強く、「Jap!」と差別されていたそうです。このことが悔しかった坂江さんは自らを変えるよう努力をし、高校生活を乗り越えました。

私が坂江さんに、高校時代の辛い経験をしたのに再び海外大学へ行く決断をした理由についてお伺いしたら、坂江さんは、むしろ高校時代の経験は私を後押ししたというふうに語っていました。この時に感じた悔しさや努力は、教育への思いをより一層強くした、と仰っていました。


私自身、以前サンディエゴへ短期留学に行ったことがあるのですが、日本とアメリカのカルチャーショックに辛い経験をしました。しかし、今ではそこで得た経験は私の心身を強くし、よりタフな人間にしてくれたと思っています。


シリコンバレー研修では、どんなキツい試練が待っていて、そしてその先にどんな私が待っているのか、今から楽しみです。



担当: 4年谷本

松本杏奈さん ~From Stanford

12/21(水) 


この日は、スタンフォード大学に在学中の松本杏奈さんがドルトン東京学園を訪問して下さいました!

ご存知のかたも沢山おられると思いますが、杏奈さんは徳島県の高校からスタンフォードに合格され、

日本のマスコミでも大変な話題になった方です。


その杏奈さんが、急遽、一時帰国中にドルトンを訪問されることになり、

私達 研修メンバーは事前研修の一環としてお会いしお話を伺うチャンスを頂きました。

(杏奈さんは教育をリサーチしておられるそうで、本校を訪問してみたかったそうです!)

私自身、事前に杏奈さんの経歴などを詳しく存じ上げていた訳ではなかったのですが、

お会いしてみて、杏奈さんが何故こんなにも話題になっているのかがよくわかりました。

それは杏奈さんには会う人に前向きなパワーを与えてくれる「勢いという名の風」

のようなものがあるからだ!ということです。

スタンフォードに合格するまでの勉強方法や行動力、意思の強さ、入学されてからの

現地の学友の方々のスケールの大きさなど、すごく心が踊る冒険談でもありまた実際の私達高校生の日々の行動や勉強の参考になる話でもあり本当にインスパイアされました!

聞いているだけで「自分にも何かできるかも!」「今すぐ何か行動を起こしてみよう!」と思わせてくれる、ポジティブな巻き込み力の凄さに圧倒されました。


今回杏奈さんにお会いすることが出来て、私達はとても幸運だったと思います。

杏奈さん、ドルトンにお越し頂き本当にありがとうございました!

また次回、お会いできることを心から楽しみにしています!

私達研修メンバーも、この研修を通じて自分の中に未来像をより確かに描くことができるよう、しっかり準備していかなければと思いました。


4年・日下 諒汰朗

中山隆輝さんに教わる海外大学のHowIs&HowTo!

1/11(


中山隆輝さんというプリンストン大学に通う大学4年生の方にお越しいただきました!海外大学での体験や入るまでの流れなどを、アカデミックな面も含めてたっぷりと詳しくお話しくださいました。

 始めに、中山さんがどのような理由で海外大学に行くことを決めたのかです。中山さんは中学、高校と聖光学院という進学校に通っており、そのまま進めば東京大学に入るキャリアを進んでいました。野球にも打ち込んでおり、野球部長に選ばれるほど情熱的に取り組んで、メンバーから信頼されるリーダーでした。そんな中、高校生の一年生の時、佐藤先生に誘われてシリコンバレー研修に行ったことで刺激を受け、決めていた進路と環境を捨てて、方向転換をし、海外を目指すことを決断しました。


 中山さんがプリンストン大学を選んだ主な理由は、学校を訪問した際に、ここで学びたい、この環境がとても自分に合っている、と感じたことです。キャンパスが美しかったことに加えて、ユーぺ、イエール、ハーバード、コロンビア、スタンフォードなど、色々な大学を回ったときに、西海岸のフリーダムな雰囲気よりも、ストレスフルで緊張感のある東海岸の大学の方が合っていると感じたそうです。また、大学院よりも学部を優先してくれる教授が多いというのも決め手だったとお教えくださいました。


 次に、大学生活について、勉強面から生活面まで興味深いお話を頂けました。中山さんの専攻である応用数学(データサイエンス・処理最適化)のことや、取っている単位、そして一週間のスケジュールなど、海外大学でどのような学びが行われているのか、実感できるようでした。中山さんが興味深いと思った授業として、Zia Mianさんというプリンストン大学にいらっしゃる物理学者・核専門家の核兵器についてのお話、具体的には「核兵器を無くせば問題が解決するというわけではない」といったようなクラスがあるそうで、専攻以外にも幅広く世界について深く考える機会があることが凄いと感じ、印象に残っています。他に強く印象に残っていることは、Eating Clubについてです。名前の響きから、何なのか初めは分かりませんでしたが、社交クラブとのことで、学校敷地内に実に8つの屋敷を構え、学生によってシェフが雇われており、入るために試験が必要という、とにかく考えもしなかったもので、とても聞いていて楽しいお話でした。日本では考えられないスケールの大きい海外の文化を、他のお話からも垣間見れて、関心をそそられました。


 加えて、実際にプリンストン大学に入る時の経験について、海外大学の入試のことも含めてお話しいただきました。受験のために必要な物5つ、学校の成績、SATのスコア、TOEFLのスコア、エッセイ、そして課外活動や受賞歴。国内大学よりも案じなければいけないことが多いので、早めに計画して、順に終わらせていく計画性が重要ということを強く伝えてくださいました。5つを同時にやっていると収拾がつかなくなるので、まずはSATとTOEFLを片付けることから始めるのが良いそうです。また、エッセイ以外の4つでは生徒間で差が付きづらいので、合格のドアを開けるのはエッセイと表現されるほど、エッセイが極めて大事であるということを教わりました。本当に、とても大事な事ばかりをご教授いただきました。

 おわりに、シリコンバレー研修に行った経験のお話です。GoogleやApple、GoProなど様々な企業を訪問して、「自分で食っていくんだな」という空気感に触れて迫力を感じたそうです。そのような空気もあり、こちらもとにかく積極的にアタックすることで得るものを増やせるため、モチベーションがとても大事ということをお伝えいただきました!

 書ききれないほど貴重なお話の数々で、中山さんの凄さに憧れると同時に、未来について考えられる素晴らしい時間でした。本当にありがとうございました!



担当: 3年岡崎

ホテル解禁で生徒大興奮の1日!?

12/14(

今日はアポ取り進捗状況についてのMTGを行いました!

各チームの進捗を受け、アポ取り方法レクチャー、チームビルディング、年明けの事前研修についてなど盛り沢山な1日について報告します。


まず各チームの進捗共有を行いました。徐々にそれぞれ動きが見えてきて、シリコンバレーに行くという実感がふつふつと湧いてきています。そしてなんと既にアポ取り最終段階に入っているメンバーも。。
私も頑張らないとと物凄く刺激を受けました!


また、初めて宿泊先のホテルも解禁されました!
他のメンバーも実感が湧いてきたのかこの日1の盛り上がりを見せていました。

ホテルには立派な会議室もあり、精度の高いプレゼンを行える環境が整っています。今から凄く楽しみです🙆🏿‍♀️


担当: 4年北沼

事前研修第2弾! 伊藤羊一さんのお話、ネクストアクション

11/29(

先日、ドルトン東京学園で行われた伊藤羊一さんの講演を拝聴し、私なりにシリコンバレー研修におけるネクストアクションを考えてみました。

先ずは、伊藤さんの講演では目から鱗だらけのお話をたくさんいただきましたが、その中でも、僕が忘れられないフレーズをいくつか紹介させていただきます


●「シリコンバレー研修に行ってどうするの?」

シンプルだけどこれは刺さりました。そうだよな、行って何がしたいんだっけ?

●「テクノロジーの力で世の中がどうなるのか認識してほしい」「全ての物がインターネットにつながる時代がくる、想いがあれば自分が使っているテクノロジーで実現できる」

思った以上に世の中がテクノロジーにより変わっている、変わっていこうとしている現実があることを再認識しなけれればならないと感じました。

今私は、アジア研修で思いついたメタバースを活用した事業に挑戦しているのですが、これもまたテクノロジーを使って世の中を変えていくことであり

意外と自分の身の回りにも変化は始まっているのだと改めて考えさせられました。

●「未来は予測する物ではなく創るもの」「自分達の想いで社会を創る。問いを持ち、人と話し、決めて、仕事を創っていく」「新しい概念が出てきたら盛り上がる」

自分も世界を変えられる?そんな気持ちにさせてくれるお話でした。アジア研修のインドのスラム街で感じた想いや問い、連日ニュースになる異常気象による災害の激甚化・・、自分達の周りにはすでに問いで溢れていてそれに答えを見出そうとしている企業(アイデア)がたくさんある?

●「シリコンバレーは人の夢を笑わない場所、個人の欲望に基づいて夢を広げるところ」

シリコンバレーは、今まで違う体験で新しい自分の想いを発見できる場所。想いを今後の原動力にしていきたい。


!!ネクストアクション!!

やはり、大切なことは最初のキーワード。「シリコンバレー研修に行ってどうするの?」・・・目的をしっかり持つこと。

シリコンバレーという場所に行くだけではなく、やはりできる限りそこで学ぶ人・働く人と話をすること。そのためには自分達が何に興味を持っているのか、何を知りたいのか、しっかり想いを持っている事が大切。「人の夢を笑わない場所」がシリコンバレーなら、みんなで将来の夢や想いを真剣に話し合い、どんな人(企業)に何を聴きたいのか、そもそもになってしまうが先ずはしっかりそこを固めて、アポ取りに説得力を持たすことが大切だと考える。


具体的には・・・

■1月中遅くとも2月の第一週目:どの班においてもアポ取り等の内容を考え発信の準備を整える。アポ取りは①〜④等における手段と文章等を準備し多角的アプローチで試みる。

①シリコンバレー本社への直接アプローチ

②シリコンバレーに本社等のある企業の日本オフィスに向けアポローチ

③知人の伝手からアプローチ

④目的の企業に属する社員等へのアプローチ

■2月第一週目〜2月中旬:遅くともこの時期までにはどの会社もアポ取りを開始!現地、シリコンバレーで訪問できる企業を1つでも多く作る。

■2月中旬〜3月第一週目:アプローチが上手くいかない班は順調な班からのアドバイスを受けながら、やり方を再検討。再度アプローチを試みる。

■3月第一週目~3月中旬:訪問可能企業への日程・内容の決定。



担当:4安食

『リディフェス』参加しました !

11/23(

先日私たちは、シリコンバレー研修の事前研修第1弾として日本最大級の社会課題カンファレンス「リディフェス2022」に参加しました。「リディフェス2022」とは「リディラバ」という社会課題の解決に取り組む会社が企画する年1のイベントです。社会課題に取り組むトップランナーによるトークセッションに参加し社会のリアルを聞いて、感じて、考え、未来へのインスピレーションを得ることができました。



また最後にはQuizKnockから伊沢さんがゲストで来てくださり、ソーシャルクイズバトルが開催され参加をしました。クイズを通し、食品ロス、まちづくり、プラスチックゴミ、出所者支援、障害を持つ人の社会参画についての知識を身につけることができました。以下、参加者2名の感想です!



佐藤

「僕は理想の教育とは何か、新時代の教育論についてのセッションに参加しました。そこでは「シンプルクエスチョン」が重要であるということを学びました。ドルトンにいると、よく色々なテーマで会議、議論をすることがあります。そう言ったときに「なぜ?」「他にない?」「なんで?」と言ったような素朴なまっすぐな質問ができると、意外とその会議の本質をつくことができると分かりました。また、その簡単な質問をしやすい空気、組織を作ることも大切ということなので、お互いを尊敬したり、正しい質問をされた時にはそれを受け止めることができる余白のある人になろうと思いました。また個人的には生の伊沢さんに会えてとても嬉しかったです。」



吉川

「今回事前学習1弾としてリディフェスに参加してみて、教育とは何かということについて深く考えさせられる会だったなと感じました。特に、物事の目的や、本質を理解して行動するということに関してはアジア研修の振り返りとしてもとても良い場だったかなと思います。」



今後も研修参加メンバーによる活動報告を発信していこうと思いますので、引き続きチェック、応援よろしくお願いします!




担当4年佐藤•吉川

シリコンバレー研修準備スタート!!

11/10(木) 

2023年3月、ドルトン東京学園の中3・高1生徒20名が、
アメリカ、カルフォニア州にあるシリコンバレーの企業や大学を訪問します。
参加生徒それぞれが、実際に会って話を聞きたい人物や企業にアポを取り、自らの手や足を動かし、
知見や視野を広げ、将来について深く考えることを目的とした研修です。


現地への訪問だけでなく、事前研修として、国内でも企業訪問やイベント参加など、
アクティブに活動をしています。チームとしての目的と個人の成長を矛盾させることなく共に達成できるよう、合意形成のプロセスも同時に学んでいる最中です。

このサイトでは、私たちの学びの過程を共有することで、意見をいただきながら、更なる学びの深堀りを目指し発信をしていきます。


担当:3年中西