「文化財を科学するⅢ」 ワークショップ
AIとオープンデータが人文学を変える
デジタル・ヒューマニティーズ
─ 画像公開方式 I I I FやAIくずし字認識の発展から見えてくる人文学の新たな研究方法 ─
日時:2023年01月31日(火) 13:30~16:00
オンライン開催に変更になりました!登録者にはzoom linkをお送りします。
場所:東海大学湘南キャンパス・19号館-207 ・オープンマルチアトリエ
方式:対面・遠隔のハイブリット形式 (学外の方はオンライン参加)
※参加費無料・要登録
講師
北本 朝展 先生 博士(工学)
ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター長
北本先生のHP:http://agora.ex.nii.ac.jp/~kitamoto/
人文学オープンデータ共同利用センターHP:http://codh.rois.ac.jp/
主催者からのメッセージ
このワークショップは文系の人も理系の人もどちらも対象にしています。
文系の方々へ:これまでアクセスが難しかった文献史料をデジタル画像化し、崩し字のような専門知識が必要な情報も、AIを使ってデジタルライブラリーとして社会に公開することで、誰もが史料にアクセスできるようになり、新しい研究のスタイルを切り開くことができるようになります。AIというと難しく感じるかもしれませんが、心配ご無用!新しい人文学のあり方「デジタルヒューマニティーズ」を学びましょう!
理系の方々へ:画像解析を始めとしてAIを使った研究テーマはさまざまな分野で広まっていますが、人文学への応用は、私たちが先祖から受け継いだ文化遺産を理解し、次世代へと引き継いでいくグローバルな重要ミッションであると言えます。また情報や知的財産に対するオープンサイエンスのあり方も考える機会になるでしょう。理系の知恵や技術を武器に、文化や歴史の学びへの扉を開きましょう!
本ワークショップでは、北本先生の講義の後に、ディスカッションの時間を設ける予定です。どんな小さな疑問やアイデアでも気楽に手を挙げて貰えればと思います。
ディスカサント
本ワークショップでは、本学の文系と理系の研究者2名がディスカサントとして参加します。文化財の研究者である山花京子教授と、情報科学や人類学の研究者である松前ひろみ助教が、デジタル・ヒューマニティーズのあり方を講師や参加者の皆さんと共に議論します。
山花京子 (東海大学 文化社会学部アジア学科 教授)
専門:エジプト考古学、ファイアンスを中心とした古代の工芸技術復元の研究
松前ひろみ (東海大学 医学部医学科 助教)
専門:バイオインフォマティクス、人類進化における生物学的および文化的特徴の研究