CREMA COFFEEは、仙台市宮城野区にある小さなコーヒースタンドです。
エスプレッソマシンを使ったドリンクやドリップコーヒー、スイーツなどを中心に、一杯のコーヒーを楽しんでいただけるお店です。
お食事メニューの提供はありません。
2024年4月26日に、現在の店舗をオープンしました。
オーナーの伊藤慎哉は、長年フリーポアラテアートに取り組み、これまで数多くの大会に出場してきました。
ラテアートは、CREMA COFFEEを語る上で欠かせないもののひとつです。
ただ、CREMA COFFEEはラテアートだけのお店ではありません。
エスプレッソ、焙煎、ドリップコーヒー、そしてスイーツ。
自分たちが大切だと思うものに、ひとつひとつ向き合いながら営業しています。
2017
Junkies Cup 2017 優勝
2017
バリスタ 3×3ラテアート日本一決定戦 3位
2019
フリーポアラテアートグランプリ東京 5位(同大会日本人最高位)
2023
フリーポアラテアートグランプリ東京 4位(同大会日本人最高位)
2023
JBCA ラテアートチャンピオンシップ 準優勝
2024
MISAWA LATTEART CONVENTION 優勝
2024
ICHINICHI CUP 2024 準優勝
2025
P-UP!! TOKYO 2025 優勝
2025
notorious free pour latte art battle 準優勝
2025
TOHOKU LATTE ART BATTLE 優勝
2026
TOHOKU LATTE ART BATTLE Vol2 3位
営業終了後の18:00から、予約制でラテアートセミナーも開催しています。
仙台・宮城県内だけでなく、県外から受講に来てくださる方も多く、ラテアートをこれから始めたい方から、技術をさらに深めたい方まで、一人ひとりに合わせたレッスンを行っています。
「なぜ、こんなに小さなお店になったのか」
「なぜ、食事を提供していないのか」
少し長くなりますが、CREMA COFFEEが今の形になるまでのことをお話しします。
2020年、仙台市長町に「杜のカフェCREMA」をオープンしました。
※現在は移転の為、閉店致しました。
こちらもコーヒーをメインにしたお店でしたが、現在とは少し違い、当時は食事にも力を入れていました。
開業当時はまだ自分で焙煎をしていなかったため、コーヒーロースターから豆を仕入れながら、カフェラテなどのエスプレッソドリンクに力を入れていました。
食事ではパスタやガパオライスが特に人気で、何度も通ってくださるお客様もたくさんいました。
その後、自分自身で焙煎を始めるようになり、少しずつ焙煎にも力を入れるようになりました。
コーヒーを知れば知るほど、もっと深く向き合いたくなっていきました。
ラテアートだけではなく、エスプレッソや焙煎そのものにも、やりたいことが増えていきました。
食事が人気になる一方で、コーヒーやドリンクを注文されない方も、少しずつ増えていきました。
もちろん、食事を楽しんでいただけることは嬉しいことでした。
ただ、自分がこれから本当に力を入れていきたいものは何なのか。
そこを改めて考えるようになりました。
2023年8月、店名を「杜のカフェCREMA」から「CREMA COFFEE」へ変更しました。
これは、自分たちなりの決意の現れでした。
「COFFEE」という言葉を店名に入れることで、自分たちはコーヒーに力を入れている店だと思ってもらいたかったからです。
その後、フードについても少しずつ見直し、サンドイッチを終売にしました。
そして、「移転」という気持ちが、少しずつ現実に向かって動き始めました。
移転を考えた理由はいくつかありました。
広いお店を維持するためのコスト。
そして、一度お店を整理して、もう一度、自分たちがこれからやりたいお店を作りたいという気持ち。
いろいろなことを考えた上での決断でした。
移転って、想像していた以上に大変でした。
思うように進まないこともありました。
心が折れそうになることもありました。
それでも、自分たちがこれからやりたいお店を作りたいという気持ちは強く、なんとか実現することができました。
そして、今の物件に出会いました。
正直に言うと、今の物件が見つからなければ、きっとお店は畳んでいたと思います。
それくらい、自分にとって大きな転機でした。
2024年4月26日、現在のCREMA COFFEEをオープンしました。
結果として、お店は以前よりもものすごく小さくなりました。
席数も少なく、できることも限られています。
でも、年間に来てくださるお客様の数は増えました。
そして、コーヒーやカフェラテ、スイーツを楽しんでくださるお客様も増えていきました。
以前よりも、自分たちが大切にしたいものがはっきりしてきたように感じています。
移転を考えていた段階では、フードは「縮小する」というイメージでした。
以前のお店から通ってくださっていたお客様にも、そのようにお伝えしていました。
そのため、移転後にフードを完全になくすという決断は、簡単なものではありませんでした。
実際に移転して、1か月ほど営業してみました。
そこで、席の作りや設備、店舗の広さ、そして日々のオペレーションについて改めて考えました。
そして、
「この店では、フードはやらない方がいい」
という結論にたどり着きました。
現在のCREMA COFFEEでは、お食事メニューを提供していません。
以前のお店から通ってくださっていたお客様。
フードを楽しみにしてくださっていたお客様。
移転前に「縮小」とお伝えしていたこともあり、楽しみにしてくださっていた方には、申し訳ない気持ちがあります。
それでも、この決断は後ろ向きなものではありません。
むしろ、
エスプレッソと向き合いたい。
焙煎と向き合いたい。
コーヒーをもっと美味しくしたい。
そして、自分たちが本当にやりたいお店を作りたい。
そんな気持ちから選んだ道です。
たくさんの席があるわけではありません。
食事もありません。
何でもできるお店でもありません。
その代わり、小さな空間だからこそ、自分たちが本当に大切だと思うものに、しっかり向き合うことができます。
エスプレッソ。
ラテアート。
焙煎。
ドリップコーヒー。
そして、スイーツ。
いろいろなものをやっていた以前のお店から、少しずつ、やりたいことを絞ってきました。
その過程で、手放したものもたくさんあります。
でも、その分だけ、今のCREMA COFFEEで大切にしたいものは、以前よりもはっきりしています。
コーヒーを楽しみに来てもらえるお店にしたい。
それが、今のCREMA COFFEEです。