シート内を検索したり、文字を置換したりすることができます。
その時、検索対象を絞り込むことで効率的に検索や置換が行えます。
例えば右の回路を例にして説明します。
Ctrl+Fで検索・置換ウィンドウを開きます。
ウィンドウ内の各部の説明は以下の通りです。
検索文字列
検索したい文字列を入力します。
検索開始はEnterキーもしくは虫眼鏡のアイコンをクリックします。
検索モード
「部分一致」→ 文字列の一部が一致していればヒットします。
「完全一致」→ まったく同じ文字列であればヒットします。
置換文字列
検索だけなら入力不要です。
何も入力していない状態で置換の操作をすると、検索した文字列を削除します。
検索数
ヒットした数を表示しています。
検索対象(絞り込み)
「ピン」→ ピンを持つパーツや記号のピンを検索対象にします。
「テキスト」→ ピン以外の文字列を検索対象にします。
検索リスト内の「選択」ボタン
ヒットしたセルを選択状態にします。
押すたびに選択/非選択の状態を切り替えます。
検索リスト内の「置換」ボタン
ヒットしたセルだけを置換処理します。
この操作を取り消すには一度このウィンドウを閉じてUndoしてください。
すべて選択・すべて解除・すべて置換
ヒットしたセルに対して一括で指定した処理をします。
検索文字列を「1」にして検索します。
抵抗に設定した「12」もヒットしていることがわかります。
⚠️@が付いているものは非表示のピン番号です。
検索モードを「完全一致」にして検索します。
抵抗に設定した「12」や非表示のピン番号「@1」はヒットしていません。
検索対象を「ピン」に絞り込むと、抵抗に設定したピン番号だけがヒットします。
検索対象を「テキスト」に絞り込むと、ピン番号以外の文字がヒットします。
検索リスト内のアイテムを選択すると、そのセルに移動して位置をハイライトして表示します。