©︎ Credit: NASA, SOFIA, HAWC+, Alejandro S. Borlaff; JPL-Caltech, ESA, Hubble
次世代の大型電波干渉計計画であるSquare Kilometre Array (SKA)やnext generation Very Large Array (ngVLA)の建設/運用開始に先立ち, 現在はそれらの先行機データの取り扱いに習熟した人材が多く求められている. そこで一昨年度から海外の若手研究者を招聘し, 先行機データを用いた解析講習会を実施している. 今年度は宇宙磁場をテーマに, これから研究を始める初学者向けにデータ解析手法の習得を目的とした講習会を開催する.
日時:2024年2月12-13日 10:00~17:00
場所:国立天文台三鷹中央棟講義室 (構内マップC3)
対象:長波長電波観測データを用いた偏波解析に興味のある大学院生, 研究者等
定員:最大20名 (定員以上の応募申込みがあった場合は若手優先)
言語:英語 (当日は日本語対応可能なチューターも参加)
その他:当日は各自ノートパソコンをお持ちください.
座学 (電波天文学・電波干渉計・偏波観測の基本について, 最新の宇宙磁場研究について)
ATCAデータを用いたデータリダクション, イメージングチュートリアル
ASKAP (POSSUM)データを用いた偏波解析チュートリアル (ファラデートモグラフィーを含む)
ASKAP (SPICE-RACS)データを用いたカタログデータ解析チュートリアル
*変更となる可能性があります.
2月12日(月)
9:30 受付開始
10:00 開催の挨拶, 事務連絡
10:10 電波天文学・電波干渉計・偏波観測の基本について (Alec Thomson)
12:00 昼食
13:00 最新の宇宙磁場研究についてのレビュー (Yik Ki Ma)
14:30 休憩
15:00 データリダクション, イメージングチュートリアル (Yik Ki Ma)
17:00 終了
2月13日(火)
10:00 偏波解析チュートリアル (Alec Thomson, Yik Ki Ma)
12:00 昼食
13:00 カタログデータチュートリアル (Alec Thomson)
14:30 休憩
15:00 各種チュートリアルの続き, Q&A等
17:00 閉会の挨拶
参加申し込み締め切り:2024年1月15日(月)
本講習会は, 自然科学研究機構 国際研究交流支援事業 「SKA先行機による観測データを用いたデータ解析講習会の開催」及び、国立天文台 天文データセンター 多波長データ解析システム及び、JPSRCの支援を受けています.
酒見はる香 (世話人代表, 鹿児島大学), 藏原昂平 (国立天文台), 赤堀卓也 (国立天文台), 廣田朋也 (国立天文台), 町田真美 (国立天文台)
世話人代表メールアドレス:sakemi.astro.kagoshima@gmail.com