むさしの中町クリニック 理学療法士 

TOKYO2020オリンピック公式理学療法士

 尾﨑智之氏 

現代人の体力低下が叫ばれて久しく、運動の重要性はわかっているものの、情報過多の時代も相まって、何をやると良いのか？その明確な具体案を導き出せない方も多くいるのではないでしょうか？ 私は理学療法士としてこれまで多くの患者様の治療に関わってきましたが、医療機関の手元を離れていく患者様たちから退院後どのような運動を続けると良いでしょうか？と尋ねられます。その際に私が強くお勧めするのがダンスです。運動機能は主に５つの要素（筋力、柔軟性、バランス力、持久力、敏捷性）で表現されますが、この全ての運動機能を鍛えることが出来るのがダンスです。しかしただ踊れば良いという訳ではありません。運動機能は個々に異なるからです。ここにはダンスを教えるという技術に加えて、個々に異なる運動機能を的確にチェックできる専門家の知識が必要になります。 Minashoさんは、ダンサーとしての指導経験は勿論のこと、医療国家資格である柔道整復師の資格を有しています。彼の卓越したダンス技術と指導能力、そして治療家としての知識、技術の高さは、体力低下が社会問題化した本邦の救世主となると確信しています。