コレクティブインテリジェンスシンポジウム 2021-2
Collective Intelligence Symposium 2021-2
話し合いの可視化技術による客観的なフィードバックでコミュニケーションのメタ認知を促進する
講師 水本 武志 先生(ハイラブル株式会社 代表取締役)
場所 オンライン開催
日時 4月19日(月)
Collective Intelligence Symposium 2021-2
話し合いの可視化技術による客観的なフィードバックでコミュニケーションのメタ認知を促進する
講師 水本 武志 先生(ハイラブル株式会社 代表取締役)
場所 オンライン開催
日時 4月19日(月)
コレクティブインテリジェンスシンポジウム2
「話し合いの可視化技術による客観的なフィードバックでコミュニケーションのメタ認知を促進する」
水本 武志(ハイラブル株式会社 代表取締役)
日時 4/19(月) 13:00~16:00
Zoomにてオンライン開催(参加希望の方はsiramatu[at]nitech.ac.jp までご一報下さい、Zoom URLをお報せします)
主催 京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻社会情報ネットワーク分野、JST CERST「ハイパーデモクラシー:ソーシャルマルチエージェントに基づく大規模合意形成プラットフォームの実現」プロジェクト
アブストラクト
コミュニケーションを通じて異文化の人々との関係を築いたり、合意形成をするスキルの重要性は増加している。この力は、教育現場でも重視されており、21世紀型スキルや新しい学習指導要領などの様々な教育目標でも言及されている。一方、その評価は主観的な印象に頼らざるを得ないため、客観的なエビデンスに基づくフィードバックが困難であった。ハイラブルでは「音環境分析でコミュニケーションを豊かにする」をミッションとして、対面やオンラインの話し合いを可視化技術を開発し、これまでに2万人以上の話し合いを分析してきた。可視化されたデータは、学習者や教育者が客観的なフィードバックとして振り返りに活用することで、メタ認知が促される。本講演では、当社の技術の紹介や、実際に教育現場で人にフィードバックした事例を紹介し、エージェントのデータとして連携することによる合意形成プロセスの仲介システムの可能性について議論する。
略歴
2013年 京都大学大学院 情報学研究科 博士後期課程修了。博士(情報学)。カエルの合唱の時空間構造の可視化と人とロボットの合奏の研究に従事。IROS NTF Award 等受賞。同年にホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパンに入社し、リサーチャとして車内の音声認識やロボット聴覚の研究に従事。2016年にハイラブル株式会社を創業し、オンラインとオフラインの話し合いの見える化サービス Hylable を開発。これまでに様々な学校の話し合いの授業や企業研修を中心にのべ20,000人以上の会話を分析。第17回 日本eラーニング大賞厚生労働大臣賞、リアルテックベンチャーオブ・ザ・イヤー2019などを受賞し、異能vationプログラム破壊的な挑戦部門の挑戦者に採択。
タイムスケジュール(予定)
13:00~13:05 趣旨説明
13:05~13:15 「これまでのハイラブル社と白松研究室の連携」(白松俊, 名古屋工業大学 教授)
13:15~14:00 「話し合いの可視化技術による客観的なフィードバックでコミュニケーションのメタ認知を促進する」(水本武志, ハイラブル株式会社 代表取締役)
14:00~14:25 質疑
14:25~14:35 休憩
14:35~14:40 Web会議システムHylableへ移動
14:40~15:10 話し合いの可視化技術×集合知の可能性を考える(グループワーク)
15:10~15:20 Zoomへ移動
15:20~15:50 話し合いの見える化結果を使ってグループワークを振り返る
15:50~16:00 クロージング