2024年4月に新設された「流通とマーケティング」がテーマの研究室です。
私たちの研究室では、以下のようなキーワードを中心に、多様なテーマで研究を進めています。
小売業のマーケティング戦略
小売業の経営戦略・DX(デジタル化)
マーケティング・チャネルにおける垂直統合
グローバル・マーケティング戦略
アジア地域の企業戦略
流通近代化
地域ブランドの構築・発展
フランチャイズビジネス
しかし、これらにとどまらず、学生が自由に研究テーマを選び、自分自身の関心や目標に合わせた探求ができる環境を整えています。参考として鍾ゼミのホームページの最後に、過去に指導した学生の卒業論文テーマを掲載しました。「自由な発想」と「実践的な視点」を重視した鍾研究室で、未来の流通・マーケティングの可能性を一緒に切り拓いてみませんか?
鍾研究室のゼミは、以下の3つの柱を中心に進めています:
プロジェクト研究:毎年12月に開催される経営学会での研究報告を目指して、グループでの実践的なプロジェクトに取り組みます。学生が主体となって課題を設定し、協働しながら問題解決力を養います。
輪読:マーケティングや流通に関する最新の書籍や論文を読み解き、理論的な理解を深めます。文献の選定は学生の関心に応じて柔軟に対応します。
流通とマーケティングニュースの発表:週1回、学生が最新の業界動向やトピックを報告・共有することで、変化の激しい実務環境への感度を高め、時代を見据えた思考力を育成します。
ゼミでは学びと交流の両立を大切にし、以下の活動を行っています:
夏合宿:研究の進捗報告やディスカッションを通じて、学びを深めるとともに、メンバー間の親睦を深めます。
定期的な交流会:忘年会など、リラックスした雰囲気の中で交流を楽しむイベントを実施しています。
講演会・企業との共同研究:講演会(2004年度実施)、企業との共同研究(2025年度実施)を通じて、実践的な視点を養います。
2024年度
2年生:「ユニクロとZARAのマーケティング戦略とグローバル戦略の比較」グローバル市場で成功を収める両ブランドの戦略を比較し、差別化ポイントや成功要因を明らかにします。
3年生 Aチーム:「市町村へのふるさと納税の提言に関する研究」地域活性化の観点から、効果的なふるさと納税の活用方法を分析し、独自の提言を行います。
3年生 Bチーム:「農業の活性化に向けたシェアエコノミーの研究」シェアエコノミーの仕組みを活用し、日本の農業が抱える課題の解決策を模索します。
2025年6月現在、鍾研究室には以下のメンバーが在籍しています:
2年生:12名
3年生:9名
4年生:9名
合計:30名
多様なバックグラウンドを持つメンバーが集い、活発な議論と研究活動を行っています。
(写真は、2024年9月の夏合宿)
2024年度
(写真)2025年1月27日(株)BAKE様による「お菓子屋さんのビジネス・フランチャイズ戦略・国際化戦略」の講演会を実施しました。2025年度の新メンバーも参加しています。
2024年12月9日、経営学会研究発表大会の後、鍾ゼミの忘年会を開催しました。
2024年9月17~18日、河口湖での夏合宿を実施しました。
1996年に台湾・台中から来日しました。現在は、コンビニエンス・ストアの国際化と台湾の小売業態の形成・発展史をテーマに研究を行っています。趣味は旅行やヨガなど、体を動かしてリフレッシュすることです。また、自宅では猫とともに穏やかな時間を楽しんでいます。
2024年9月 東洋大学河口湖セミナーハウス
(参考)前任校で、過去4年に指導した学生の卒業論文テーマ:
サブスクリプション型動画配信サービスの継続意向に影響を与える要因
SNS視聴時における個人の状況が衝動買い心理に与える影響
スポーツマーケティングにおける心理的所有感とチームアイデンティフィケーションが及ぼす影響の分析
文化景観型都市における心残りと達成感が再来訪意向に与える影響分析
環境に優しいアパレル製品の購買意図とブランドロイヤルティ
TouTubeのバンパー広告にみられる特徴及び効果について
制御焦点とリスク・利便性の詳細項目がQR コード決済の使用意図・使用に与える影響
大学生における電子書籍の購買阻害要因について
若年層におけるスーパーマーケットの利用頻度の関連要因について
ゲーミフィケーションにおけるソーシャルゲームとインターネットサービスの比較分析
など
鍾研究室では、アカデミックな学びと実践的な体験を通じて、学生が主体的に成長できる環境を整えています。興味を持ってくださった方は、ぜひ一緒に新たな挑戦を始めましょう!
最終更新日:2025年6月17日