千葉ハッキョ魅力化プロジェクト 

支援総額21万円 (目標250万円)

愛校寄金は学校創立75周年を迎え母校の発展と可能性、存続のために発足した支援プロジェクトです。

少子高齢化、国際結婚や帰化に伴う日本国籍の選択、公的支援の停止・削減による経済的負担、民族教育への不安など朝鮮学校を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。また政治的な側面から距離を置きたいと考える人も少なくなく、朝鮮の言葉や文化を継承して欲しいという強い思いがない限りあえて朝鮮学校には通わせないというのが実態と言えます。その影響も伴い母校の在学生数は1980年代全盛期時の10分の1となりました。昨今、我が子を入学させたくても決断することが難しいのが実情です。

起死回生となる取り組み

朝鮮学校の生徒・児童数の減少は時代の流れで本当にやむを得ないのか。

その答えは「他でもなく自分たちの行動(改革)のみ」だと、難局を乗り越えるための取り組みがすでに始まっています。曖昧な感情論ではなく実利として定義、再生・自立のための恒久的な仕組み創りに挑戦しているの75周年プロジェクト「千葉ハッキョ学校魅力化部署」です。その名の通り千葉ハッキョの魅力を再発見し、向上進化させることをコンセプトに活動しています。魅力的な「学生・教育内容・教育環境」を三本柱に『朝鮮語・日本語・英語の多言語機能の向上』と『教育のICT化』を中心とする教育革新、全国モデル校を目指しています。〔※魅力化部署は教員・専門家で構成〕

教育のICT化

【ICTルーム構築による授業】 今後さらなる技術発展が予想される教育の世界で最先端の技術と教示を導入したの教育も積極的に取り組んでいきます。近隣の朝鮮学校、日本の教育機関を始め、朝鮮半島、世界ともつながる環境を整備します。同時に少人数の不安を解消、最新技術を活用し個々人のコミュニケーション能力を向上させます。また創造する力を育成するプログラミングを「科目」として導入。AIやビックデータなどの社会構造の変化に対応する「生活力」を身につけます。

英会話授業・on-line学習塾】 ネイティブや朝鮮大学校とコラボした遠隔英会話授業の開催、一人一人の学生の「夢」や個性によって必要な学習プログラムを組み、on-line形式で学習をサポートします。

スキルアップ

学生教員育成制度の導入】 プロフェッショナルによる授業や職業体験を通じて創造することの喜びを体感します。また専門知識、経験を兼ね備えた卒業生たちのスキル・経験を学ぶ課外授業を実施します。そして学生たちの模範となる教育の資質向上、プロとして更なるレベルアップを目指す教員を対象に、専門知識の取得やモデル校への視察・勉強会の参加・教材購入などスキルアップを財政的にサポートします。

千葉ハッキョ連合同窓会

千葉ハッキョ連合同窓会は2017年10月29日に結成しました。母校の存続と発展を目的に卒業生の交流・愛校・ネットワーク構築を基本活動としています。今年、学校創立75周年記念活動としてナノハナフェスタへの参加、愛校寄金の呼びかけ、同窓会magazine記念号の発刊を行います。また卒業生たちの知力・体力・財力を総結集し、在学生を応援する新たな仕組み創りにチャレンジします。学生数は減れど卒業生は増える現実をアドバンテージに千葉ハッキョ連合同窓会は地道にコツコツ、そして熱く母校を支援します。

愛校寄金への取り組み

同窓会は『教育のICT 化』『学生教員育成制度』を積極的に支援します。 一人の百歩より百人の一歩の力で卒業生たち1700名と手を取り合い意義ある活動を行って参ります。目標金額を250万円、卒業生1名1口2千円を基準額として、期別・同窓会事務局を窓口に寄金を集います。卒業生皆さまのご理解、ご支援をお願い申し上げます。(募集期間は11月30日)

プロジェクトの修了要項

・寄贈するもの:ノートパソコン5台、iPad14台、プログラミング学習ロボット1台、無線LAN映像出力機材、MicrosoftOffice、専属講師費、記念冊子=150万円 

・寄贈するもの:育成基金(毎年20万円×5年)=100万円

・寄贈先:千葉朝鮮初中級学校(完了:2021年12月末)

参加者への返礼品

・感謝のmail

・報告書、連合同窓会magazine記念号(電子book含)

振込口座

ハナ信用組合 千葉支店 普通1111033 千葉ハッキョ連合同窓会