工事現場のDX(プログラミングあり)
工事現場のDX(プログラミングあり)
1.対象
中学生
2.授業時間
6時間から8時間(micro:bitの使い方を習得済みであれば初回の学習は省略できます)
3.授業の概要
新型コロナウィルスの感染の拡大防止のために人との接触を避ける必要があり,職場ではリモートワークが導入され,学校ではリモート授業が実施されるようになりました.このようにここ数年で人々の生活様式が大きく変化しました.工事現場はこれまで「きつい,汚い,危険な職場(いわゆる3K職場)だと思わられていましたが,ここ数年で働き方が大きく変化しています.しかしながら,その変化に気づいている人はそれほど多くありません.
1,2時:センサーを活用しよう(0歳児のうつぶせ寝事故対策)
3,4時:ネットワークを活用しよう(0歳児のうつぶせ寝事故対策の改良)
5,6時:ロボットカーを走らせよう(リモコンカーのプログラミング)
7,8時:工事現場のDX(工事現場の働き方改革について知る)
1,2時の内容は小学校レベルの内容で,教育用マイコンボードmicro:bitの基本的な使い方を学習します.3から6時の内容が中学校レベルの内容で,ネットワークを利用するプログラミングやセンサにより様々なデータを計測し,それに応じてロボットカーを制御するといった学びを行います.中学校技術家庭の技術分野の内容です.7,8時はここまで学習したプログラミングの応用として,工事現場のDXについて気づきを与える学習を実施します.ロボットカーを用いて,遠隔地から工事ができることを体験することにより,工事現場が「3K職場ではなくなっていること」,「女性でも働きやすい職場になっていること」,「働く時間に制限がなくなっていること」などに気づくことができます.また発展として,月に基地を作りたいときに地球から作業ができるといったことにも思いを馳せることができます.
4.授業のねらい
中学校技術の学習として,ネットワークを活用するプログラミングや計測・制御のプログラミングが学べます.学習の全体として,単純にプログラミングを学習して終わりではなく,学習したプログラミングの技術を用いて,工事現場の変化について気づくことができる学習を行います.知識とスキルを身に付けることが目的ではなく,修得した知識とスキルを活用することがねらいとなっています.
5.実施実績
秋田県立横手清陵学院中学校の3年生を対象に,技術の授業として実施した実績があります.