AIについて学ぼう(教師あり学習)
AIについて学ぼう(教師あり学習)
1.対象
高校生
2.授業時間
50分程度
3.授業の概要
この授業では,プログラミングなどの難しい操作は一切行いません.ブラウザで動くツールを使い,ゲーム感覚でAIの本質に迫ります.
AIの歴史と全体像の把握: AIが1956年から研究されている歴史ある分野であることや,現代のAIを支える「機械学習(マシンラーニング)」の関係性を学びます.
「Teachable Machine」でのAI作成体験: Googleの無料ツールを使い,犬と猫の画像をAIに学習させて判定モデルを作ります.プログラミングなしで,誰でもAIの「先生」になれることを体験します.
「Quick, Draw!」での対話体験: AIがお題を出し,人間が描いた絵をリアルタイムで推論するゲームに挑戦します.AIが「形や線」をどう判断しているのかを,身をもって理解します.
4.授業のねらい
この授業を通じて学生に伝えたいこと(ねらい)は,主に以下の3点です.
「AIは魔法ではない」と知ること: AIは不思議な力で動いているのではなく,「データと仕組み」に基づいた技術であることを理解し,漠然とした不安を解消することを目指しています.
「人間の役割」の重要性を学ぶ: AIが賢くなるためには「先生(人間)」が必要であり,与えるデータの質が結果を左右することを学びます.実演ではAIが判定を間違える場面も見せ,「AIは完璧ではない」という限界も伝えています.
「AIを使いこなせる人材」への第一歩: AIそのものを作る専門家になるのではなく,社会のあらゆる場面で「AIをツールとして活用できる人」を育成することを目的としています.
5.実施実績
2026年4月25日に,高田短期大学のオープンキャンパスにて,参加者(高校生30名+保護者)を対象に授業を実施しました.授業後の学生たちの振り返りからは,確かな教育効果が見て取れます.
イメージの激変: 「難しそうなイメージがあったが、ゲームを通してイメージが変わった」「楽しかった」という声が多く寄せられました.
本質の理解: 「AIは完璧ではない」「意外と昔から研究されていた」など,正しい知識に基づいた驚きの声が目立ちます.
意欲の向上: 最後の体験ワークショップでは多くの学生が白熱し,「今の時代にAIがとても必要だとわかった」といった前向きな姿勢が育まれています.
この授業は,これからのAI時代を生きる学生たちにとって,「AIを身近な味方にする」ための重要なステップとなっています.
資料
講義資料