言葉だけでゲームが作れる!?AIと作るオリジナル・テトリス〜伊勢学園体験授業〜(2026.7.8)
言葉だけでゲームが作れる!?AIと作るオリジナル・テトリス〜伊勢学園体験授業〜(2026.7.8)
2026年7月8日に伊勢学園の生徒に体験授業を実施いたしました.テーマは,「言葉だけでゲームが作れる!?〜 AIと作るオリジナル・テトリス ~」です(内容は6月15日に実施した高田高校向けの授業や6月17日に実施した飯南高校向けの授業と同様のものです).
今の社会は,インターネットやスマートフォンの普及を経て,AI(人工知能)の進化により,これまでにないスピードで変化しています.今回の授業は,そんなAIを単なる知識としてではなく,実際に「使ってみる」ことで,その可能性と人間の役割の変化を体験することを目的としています.
身近に潜むAIと、これから必要なスキル
授業の冒頭では,YouTubeのレコメンド機能やスマートフォンの顔認証,日本語の予測変換など,私たちがすでに日常的にAIを活用していることが紹介しました. AIの進化によって、これまでの「単純な作業」はAIが担当し、人間は**「考える・判断する」**という役割にシフトしています。廣田先生は、AIを学ぶ理由として以下の3点を挙げ、AIがこれからの「基礎スキル」になると強調しました。
多くの仕事で使うようになる。
使える人と使えない人で差がつく。
自分の可能性が広がる。
実践:Geminiの「Canvas」でテトリスを生成
体験パートでは,GoogleのAI「Gemini」の「Canvas」という機能を使用しました.驚くべきことに,参加した高校生たちはプログラミングの経験やコードの知識が一切不要な状態でゲーム作りに挑みました.
【制作の手順】
Geminiを開き,「+」ボタンから「Canvas」を選択する.
「テトリスを作ってください」と言葉で指示を出す.
生成されたゲームをプレイし,不具合や足りない機能を確認する.
「矢印キーで動かせるようにして」「花火の演出を追加して」など,追加の指示を出して改良する.
実際に,最初は動かなかったりエラーが出たりすることもありましたが,AIに「エラーを修正して」と言葉で頼むことで,プログラムが直っていく様子を目の当たりにしました.
AI時代の「人間の役割」とは?
ゲーム制作を通じて,参加者は「AI = 作る側」「人間 = 指示する側」という役割の変化を実感しました.しかし,AIは万能ではなく,間違えたり嘘をついたりすることもあります.だからこそ,以下の力がこれから重要になると結論づけました.
AIを使う力(正確に指示を出す力)
自分で考える力(AIの出力を疑い,検証する力)
人間らしさ(創造性や対話力)
最先端の学びが広がる高田短期大学
最後に,高田短期大学キャリア育成学科オフィスワークコースでの学びを紹介しました.同コースでは,生成AIによる画像生成やチャットボット制作,AIを活用したアンケート分析など,最新のAI活用法を実践的に学ぶことができます.特に廣田ゼミでは,「協力ゲームでチームワークは伸びるのか?」といった,AIを分析に活用することを前提とした実施が可能となる研究も行っています.AIの登場が短大の学習を大きく変化させており,以前よりずっと高度な学習が実施できます.
まとめ 今回の授業では,言葉だけでゲームを作る驚きとともに,「一番大事なのは『考える力』である」という大切なメッセージを高校生に伝えています.AIと人間が最強のタッグを組むことで,自分の可能性を無限に広げられる時代が,もうそこまで来ています.