中日新聞に「2040年の労働需給予測」に関する解説が掲載されました(2026.5.28)
中日新聞に「2040年の労働需給予測」に関する解説が掲載されました(2026.5.28)
2026年5月28日発行の中日新聞「データを読む」のコーナーにおいて,解説記事が掲載されました.
今回の記事では,経済産業省が公表した「2040年の就業構造推計(改訂版)」に基づき,将来の労働市場で懸念される「スキルのミスマッチ」について詳しく論じています.
記事のポイント:2040年,労働力の「質」が問われる時代へ
記事内では,AIやロボットの活用が進むことで,2040年時点では日本全体で深刻な労働力不足は生じないものの,職種や地域による大きな偏り(ミスマッチ)が生じると予測されています.
全国的な傾向: 事務職で約440万人,文系人材で約80万人の「余剰」が生じる一方で,AIやロボットを活用する人材や理系人材,現場人材は大幅に不足すると見られています.
三重県内の予測: 三重県においても同様の傾向が顕著であり,2040年には全体で約7.5万人の人材不足が予測されています.具体的には,専門職で6.9万人,現場人材で5.4万人が不足する一方,事務職では4.4万人の余剰が生じるという推計が出ています.
未来を見据えた「リスキリング」と「教育」の重要性
このミスマッチを解消するためには,事務職からデジタル技術を活用した業務への移行を支援する「リスキリング(学び直し)」を計画的に進めることが不可欠です.また,大学などの高等教育機関がDX(デジタルトランスフォーメーション)やAI活用に関する教育を充実させること,企業が従業員の学び直しを組織的に支援していくことが重要であることを開設しました.
リンク:
経済産業省:第30回 産業構造審議会 経済産業政策新機軸部会