認知行動療法教育研究会 名古屋地区委員会
子どもたちのこころをしなやかで、たくましくする「こころのスキルアップ教育」の研究・普及活動をしています。
認知行動療法教育研究会 名古屋地区委員会のミッション
認知行動療法のエッセンスを活かした、「こころのスキルアップ教育」の開発と普及に取り組んでいます。全部で10コマ分の授業案で構成される「こころのスキルアップ教育」プログラム。学習を通して、子どもたちの心がよりしなやかになり、メタ認知の高まりと、セルフコントロールの力が高まることが期待できます。変化が激しく、ストレスフルな現代に必要な「こころのスキル」が分かりやすく、効果的に学習できます。
授業案づくり
しなやかな心をはぐくむ「こころのスキルアップ教育」を小学校~大学までの授業を通して育成できるようにするための指導案(授業の方法)づくりや、新しい実践の開発などに取り組んでいます。
ワークショップを通した普及
「こころのスキルアップ教育」プログラムをより多くの教職員の皆様にご理解いただけるように、ワークショップを企画開催しています。
書籍の出版
これまでの研究会の取り組みが一冊の本にまとまった「こころのスキルアップ教育の理論と実践」(大修館書店)を出版しております。
定期的な勉強会
こころのスキルアップ教育について興味を持った仲間同士でオンラインや対面での勉強会を定期的に開催しています。
こころのスキルアップ教育名古屋ワークショップ2023 のご案内
【イベント名】こころのスキルアップ教育 名古屋ワークショップ2023
【テーマ】 しなやかな心を育む「こころのスキルアップ教育」の展開
【主催者】認知行動療法教育研究会 名古屋地区委員会
【講師】 認知行動療法教育研究会 名古屋推進委員会スタッフ
谷口陽一(名古屋地区委員会代表・スクールカウンセラー・元公立小学校校長)
ほか、中学校教諭・小学校教諭・養護教諭など、全員が教育関係者です。
【内容】
「うつ病」「不安障害」に対して高い改善効果が立証されている認知行動療法。精神医療分野はもとより、福祉、教育などの分野からも注目が高まっています。認知行動療法は特殊な精神療法ではありません。その中核をなすのは「気分(感情)は、そのときの思考に影響される」という、日常生活の中で私たちが経験的に知っている原理です。
本研究会では認知行動療法のエッセンスを「こころのスキル」として、子どもたちに習得させることを目指した活動を行っています。「こころのスキル」を身につけることで期待される効果は次の通りです。
・自分を客観視するメタ認知能力が高まります。
・いろいろなできごとに対して、柔軟に向き合っていく心構えができます。
・自己コントロールの力が高まります。
・自己理解の深化とともに、他者理解もできるようになり、思いやりの心が育ちます。
・ストレスからの回復力(レジリエンス)が高まります。
※ 今回のワークショップでは、認知行動療法のエッセンスをワークを通して体験的に学習できるようにしました。また、認知行動療法のエッセンスを子どもたちに教えるための授業を模擬授業として体験していただきます。一日のワークショップを通して、2学期からの教育活動に活かして頂くだけではなく、自身のこころのケアにも役立てる内容となっています。
【日程】2023年8月19日(土) 10時00分~16時00分 (9時30分受付開始)
① こころのスキルアップ教育の背景理論 「認知行動療法の基礎基本」
② 「こころのスキルアップ教育」授業案の紹介
・全11時間分のカリキュラムから、第1時の模擬授業を体験
③ 実践紹介1 ~「心を整理し、しなやかに生きる」ことを学ぶ授業 ~
④ 実践紹介2 ~外国につながる子どもの心のケアについて~
⑤ 「こころのスキルアップ」につながる絵本の紹介
【会場】 ウィルあいち 愛知県女性総合センター
(住所)〒461-0016 愛知県名古屋市東区上竪杉町1番地
【対象】 教育関係者全般 (定員30名の予定)
【参加費】2000円(会場・諸経費代として)
※参考図書として当研究会が編集に参加した「こころのスキルアップ教育の理論と実践(大修館書店)」を推薦します。
ワークショップ当日に定価の2割引きで販売する予定です。ご興味のある方はぜひご購入ください。
【申し込み期間】2023年5月31日~8月17日
【申し込み方法】ホームページからお願いします。
【URL】 https://sites.google.com/view/cbtedunagoya/
【主催者の担当者名】
安藤宜尚(認知行動療法教育研究会 名古屋地区委員会事務担当)
【メールアドレス】cbtedu.nagoya@gmail.com
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