ああ!高師ヶ原高等音楽院
林 宏(昭和52年卒)
当時、吹奏楽は「男社会」の色を濃く残し、縦割りと規律の中で、まさに「体育会系」、いえ、「自衛隊系」の部活動でありました。
今では死語である「根性」と「気合い」をモットーに、学生はまるで求道者のごとく、崇高なる「音楽道」を追い求めておりました。
ロングトーン半日。鉄製スーザフォンを背負っての校内マラソン。レコードを相手に指揮の練習一日中 etc 。何かにとりつかれたかのごとく、青春のエネルギーのすべてを吹奏楽にかけていた、そんな時代でありました。
やや大げさな書き方となってしまいましたが、あながちでもなく、現役の先輩後輩はもちろん、OBの方も含めて「吹奏楽共同体」のようなものが存在していたよき時代です。
そして、その共有した「熱い思い」が、時を超え今も皆の胸に脈々と流れています。私自身にとっても、人生のベースとなった「高師ヶ原高等音楽院」(こんな呼び方もしていました)、永遠に栄えあれ!