聖アンデレ主教座聖堂

礼拝基礎講座

礼拝のことを改めて学んでみませんか?

2017年5月10日(水) 開講 ・ 全5回

  • 日時: 5月10・24日、6月14・28日、7月12日(原則: 隔週水曜日)午後7時~8時半
  • 会場: 聖アンデレ教会 聖アンデレホール
  • 講師: 市原 信太郎 司祭(中部教区司祭。現在東京教区へ出向中、主教座聖堂付。管区礼拝委員会・祈祷書改正委員会・エキュメニズム委員会委員)
  • 受講料:各回500円(受付にてお支払いください)

各回の講義を欠席された方、また復習をなさりたい方のために、講義の録画をオンラインで提供します。くわしくはこちら

礼拝基礎講座について

礼拝は「学び」や「研究」の対象ではなく、第一に「経験」するものであることは疑いのないところです。しかし一方で、礼拝について基本的なことを「知って」いることは、礼拝を「経験」することを大いに助けるものでもあり、またより深くそれに「参加」することができるよう、わたしたちを導くものでもあります。

音楽のコンサートに行くときのことを考えてみましょう。作曲者や演奏者、また曲そのものについての知識は、音楽を楽しむ上で必ずしも必要ではありません。しかし、それらを知ることによってそのコンサートを深く楽しむことができる、ということがあります。そして、その曲の演奏家であれば、その曲をきちんと学ぶことによってはじめて、魅力的な演奏を聴衆に届けることができるようになります。

このコンサートのたとえで、礼拝に参加するわたしたちはいったいどの立場にあたるのでしょうか。実は、単なる「聴衆」ではなく、他ならぬ「演奏家」であるということに目を開いていただきたい、というのがこの講座の目指すところです。この講座に出たからといって、「礼拝もの知り博士」にはなれませんし、礼拝に関するいろんな疑問にスラスラ答えられる、ということにもなりません。しかし、「演奏家」として礼拝に参加する時の姿勢や心構えが自然に養われると思います。 (講師:市原信太郎)

内容 (予定)

1. 礼拝とは何か (5/10)

  • キリスト教礼拝の特徴
  • 「礼拝」「サクラメント」とは

2. 礼拝に必要なもの (5/24)

  • 礼拝する人・場所
  • 礼拝の構成要素

3. 聖餐式 (6/14)

  • 歴史と現行祈祷書の実践
  • 宣教する教会と聖餐

4. 入信の式 (6/28)

  • 歴史と現行祈祷書の実践
  • キリスト者に「なる」こととは?
  • 堅信前の陪餐について

5. その他の諸式 (7/12)

  • 現行祈祷書の諸式
  • 「牧会」諸式の意味
  • 「み言葉の礼拝」について

主催:日本聖公会東京教区 聖アンデレ主教座聖堂

〒105-0011 東京都港区芝公園3-6-18

FAX: 03-3434-5698 ・ E-mail: cattyo.fukuin@gmail.com