NEW ! 2025年6月15日『NCK通信』159号が発行されました。
NEW ! 2025年6月15日『NCK通信』159号が発行されました。
日本カテキスタ会(略称NCK)は、カトリックローマ教皇庁から、また日本カトリック司教団から認可された信徒使徒 職の活動団体です。
日本の各教区で働くカテキスタの集まりです。教区カテキスタ会(教区CK)と、個人カテキスタ会員たちの連合体として活動しています。
2022年2月23日、20年間顧問司教としてNCKを指導いただいた髙見三明大司教は後任の中村倫明長崎大司教着座と共に名誉大司教となられました。
NCKの顧問司教には新しく中村倫明大司教が決まりました。
髙見三明名誉大司教は参与としてこれからもご指導いただきます。
顧問司教
中村倫明大司教
(長崎大司教区)
参与
髙見三明名誉大司教
(長崎大司教区)
◆1969年、日本カテキスタ会は、神言会のゲオルグ・ゲマインダ神父によって、教皇庁の認可を得て名古屋において創設されました。
◆同年、日本カテキスタ会は日本カトリック司教協議会より承認され、信徒使徒職委員会に属する会として発足し、全国各教区に教区CKが設立されました。
以後、毎年公開講座を開催しており、全国から参加者が集まります。
◆1974年ローマでの世界カテキスタ大会に会員代表の9名が参加しました。
◆2003年11月、仙台教区の会員2名が、教皇ヨハネ・パウロ2世から「バチカン有功十字勲章」を受けました。長年にわたってカテキスタとして福音宣教に努めてきた功績によるものです。カテキスタが教皇庁から勲章を受けるのは、日本のカトリック教会では初めてであり、この受章は全国各地で宣教のために働いているカテキスタたちへの大きな励ましとなりました。
◆日本カテキスタ会は孤独になりがちなカテキスタの連帯を強めるとともに、各人の人格の高揚と聖化、また資質の向上を目指し、必要に応じた援助を与え、生涯にわたり霊的・知的な養成を行うことを目的としています。
◆カテキスタとは要理教師(カテキズムを教える人)という意味ですが、現代の教会においてその姿は少しずつ変化してきています。日本カテキスタ会創立当時は、第二バチカン公会議が終わったばかりの時代で、まだ宣教師がたくさんおられた時代です。その頃の教会の中では要理教師としての役割が必要とされました。
しかし、時の移り変わりとともに、カテキスタは教会の中で要理を教えるのみならず、教会の外に出て社会の中に身を置きつつ、さまざまな職業につきながら、市井の中のひとりとして、聖霊のうながされるままに、もっとも必要とされる場に派遣され、喜びをもってキリストに従う生き方が求められるようになって来ています。
◆私たち日本カテキスタ会の会員は、イエスがなさったように悩み苦しむ人、悲しむ人、孤独な人のそばに寄り添いつつ、イエスの福音を伝えるために働きたいと願っています。
◆毎年、著名な講師を招き、全国に呼びかける信仰養成公開講座を開催しています。
◆「NCK通信」・「講話集」を発行しています。
◆教区CKへの必要な支援をおこないます。