楊 暁捷(カルガリー大学)
初めての試みとしてのカナダ日本語ビデオコンテスト、予想以上に素晴らしい形で終了しました。国際交流基金トロント日本文化センターをはじめ、政府機関や大学などからの大きなご支援に心から感謝しております。ここにたどり着くまでには、数えきれない人々のご協力と、いろいろな幸運がありました。思えば、大学の教室におけるビデオ利用の経験から、ビデオコンテストがあればと願い、議論を始めたのはたしか二年前のことでした。結果として、広いカナダの東西に渡る大勢の日本語学習者たちの参加が得られ、その学習成果を披露することが出来て、これまでの苦労は無駄ではなかったと感じずにはいられません。実に素晴らしい作品の数々を作ってくれた若い学生たちの情熱とその想像力、製作力には、深く敬服しました。この行事がいまだ完全に終わっていないうちに、すでに来年も是非続けるようにとの励ましの声が聞こえてきました。今のところではまだ何とも分りませんが、それが可能になるように努力したいです。最後に、コンテストの審査に携わってくださった方々、そして、会計などを陰から支えてくれたカルガリー大学の事務の方々に改めて感謝を申し上げます。