第39回分析電子顕微鏡討論会

令和6年12月5日(木),6日(金) オンライン開催

主催:公益社団法人日本顕微鏡学会分析電子顕微鏡分科会

協賛:軽⾦属学会、⽇本⾦属学会、⽇本材料学会、触媒学会、⽇本熱処理技術協会、⽇本表⾯真空学会、⽇本鉄鋼協会、 ⽇本分析化学会、応⽤物理学会、⽇本セラミックス協会、⽇本物理学会

分析電子顕微鏡に関わるチュートリアルと研究トピックスについて講演が行われます。

初日の「チュートリアル」では、分析電子顕微鏡の基軸となるEDS、EELS、STEMの基礎について詳しい講演がなされます。初日のトピックセッションでは、「EELSの最新動向」に焦点をあてて最新の研究事例を紹介します。

二日目は「電子顕微鏡とカソードルミネッセンス(CL)」の最新の研究事例に関するとっピックスセッションと、「試料作製」に関するチュートリアル講演がなされます。

分析電顕に関わる活発な討論の機会となりますよう奮ってご参加ください。

【参加費(予稿集含む)】

顕微鏡学会員及び協賛学会員(個人会員) 3,000円、非会員 4,000円、学生 1,000円

※参加費はすべて10%税込となります。

【参加申込方法】

参加申し込みは⽒名、勤務先、所属、住所、電話番号、Fax番号、e-mailアドレス、申込資格(会員・協賛学会員・学⽣・⾮会員)をご記⼊の上、e-mailにて下記連絡先へお申し込み下さい。 

参加費のお⽀払⽅法などについては折り返しご連絡差し上げます。

【プログラム(2024.11.25現在)】

12月5日(木)

チュートリアル(座長:中西伸登(サーモフィッシャーサイエンティフィック))

9:30-10:10   EDSの基礎    福永啓一(日本電子)

10:10-10:50 EELSの基礎と応用 佐藤庸平(東北大学)

10:50-11:30 走査透過型電子顕微鏡法(STEM)について   佐藤幸生(熊本大学)

(休憩10分)

11:40-12:00 Q&A

トピックス1:EELSの最新動向(座長:吉川純(物質・材料研究機構))

13:30-14:00 高エネルギー電子線損失分光システムの開発と期待される応用研究

                               渡辺万三志(東北大学,Lehigh大)

14:00-14:30 単色電子源を用いた低次元材料分析   千賀亮典(産業技術総合研究所)

14:30-15:00 ペロブスカイト型Ti酸化物におけるTi L2,3-edge ELNESからの酸素熱振動因子の抽出

治田充貴(京都大学)

15:00-15:30 EELSスペクトルのソフトウェア解析における最近の動向 溝口照康(東京大学)

(休憩10分)

15:40-16:00 Q&A


12月6日(

試料作製(座長:山田克美(JFEテクノリサーチ)

10:00-10:30 試料作製法概論 原徹(物質・材料研究機構)

10:30-11:00 FIBを用いた電子顕微鏡用試料作製        仲野靖孝(日立ハイテク)

11:00-11:30 ウルトラミクロトーム技法の基礎と最近のアプリケーション

長澤忠広(ライカマイクロシステムズ)

(休憩10分)

11:40-12:00 Q&A

トピックス電子顕微鏡とカソードルミネッセンス(CL)(座長:伊野家浩司(アメテック)

13:30-14:10 カソードルミネッセンス/EBICを使った半導体材料の機能評価と欠陥研究 ー 基礎と応用

関口隆史(筑波大学)

     陳君(物質・材料研究機構)

14:10-14:40 透過電子顕微鏡カソードルミネセンス開発の歴史    山本直紀(東工大)

14:40-15:10 多次元カソードルミネセンス 三宮工(東工大)

15:10-15:40 カソードルミネセンスによる光-物質相互作用の研究 斉藤光(九州大学)

(休憩10分)

15:50-16:10 Q&A

【問い合わせ先】

分析電子顕微鏡分科会責任者 坂口紀史

北海道大学大学院工学研究院附属

エネルギー・マテリアル融合領域研究センター

〒060-8628 札幌市北区北13条西8丁目

E-mail: bunseki.touron.39[at]gmail.com


*gmail宛に送信不可の方は以下のアドレスにご連絡ください。

sakaguchi[at]eng.hokudai.ac.jp