支部長挨拶

防災にかける思い

  このたび皆様からご承認をいただき支部長に就任した松岡輝彦です。

  新潟県支部を立ち上げた別府茂初代会長、そしてその趣旨を引き継ぎ、体制強化などを行って現在の活発な活動を行う支部に発展させた西潟清二前支部長に心から感謝申し上げます。

 

  2004年に起きた「中越大震災」や「新潟・福島豪雨災害」のような大きな災害は、近年は起きてはいませんが、想定のできない激しい豪雨になる「線状降水帯」が、今後県内のどこにでも発生すると考えられており、住民の皆さんに警鐘を鳴らしていく必要があります。

  

  さらに昨年4月には「新潟県内で想定される地震と被害想定(新潟大学災害・復興科学研究所 卜部厚志教授)」が発表されたことから、対策を取らなければ大きな被害が発生すると想定されます。


災害の発生を止めることはできませんが、事前対策を講じることにより「減災」することは可能です。この目標に向かって新潟県支部の防災士が日頃から行っている活動を通じて「自分の命は自分で守る」「余裕があれば隣近所の人にも声掛けを行う」を徹底していきましょう。


 このためには、微力ではありますが皆さんと協力しながら、


第一に「会員の皆さんが活動しやすい環境を整えていくこと」

第二に「防災士としてのレベルアップを図っていくこと」

第三に 「地域住民の皆さんから喜んでもらえる活動を展開していくこと」


を基本に頑張っていきたいと考えています。

 終わりに、新潟県庁(防災局5年在籍)や新潟医療福祉大学(学生防災士養成講座を4年担当)などの経験が豊富です。他にも日本のエネルギーの状況、放射線・放射能の理解や原子力発電の仕組みなどの講義ができますので興味があればお声がけください。