About
防災に関心のある47都道府県のさまざまな立場の方(公務員・民間・学生等)が参加する「よんなな防災会」を母体として、「行動につながる防災」をキーワードにつながり、実装を目指して活動していく会です。
Facebookページ
設立
2021年3月11日
メンバー(2022.6現在)
169名
発起人
植竹香織(ポリシーナッジデザイン合同会社)
竹順哉(気象庁)
<Vision>
行動科学の視点を防災に取り入れることを通じて、災害による犠牲者ゼロ・災害に起因するあらゆる被害をできる限り少なくすること
<活動目標>
「行動につながる防災」の実現
行動科学の知見に基づき、自分自身も含めた現実的な人間の持つ心理について知識を深め、実際の行動を促す働きかけを研究し、広く応用可能とすることを通じて「行動につながる防災」の実現を目指します。
<活動内容>
(1)定例勉強会の開催
「防災リスクコミュニケーション勉強会」を定例化し、専門家や実践者を迎えて「行動につながる防災」を皆さんと考えていきます。
(2)行動につなげる具体的な手法の研究
クロスロードやダイレクトロードなどのゲーミフィケーション手法を中心に研究し実践していきます。
(3) 防災ナッジ講習会
参加者ひとりひとりが防災行動を後押しする「防災行動デザイナー」として活躍できることを目指し、ナッジの基本的な考え方や手法をセミナーやワークショップ、事例を通じて身につけられるようにします。
活動記録
※所属は当時
<防災リスクコミュニケーション勉強会>
2020.5.29 コロナ時代のリスクコミュニケーション
講師:野田遊教授(同志社大学), 佐野和美講師(帝京大学), 植竹香織(横浜市役所/横浜市行動デザインチーム)
2020.7.4 コロナ時代の避難行動
講師:竹之内健介特定准教授(京都大学), 井田貴子氏(気象予報士), 糸井川高穂助教(宇都宮大学)
2021.2.28 防災を自分ごと化する仕掛けとは~クロスロードを用いた普及啓発~
講師:小倉有美子氏(横浜市役所/Sonae-bu)
2021.7.15 勉強会:誰のため、なんのための情報?「顕著な大雨に関する情報」をめぐる議論から考える行動を促す情報発信とは
話題提供・コメント:竹順哉氏, 糸井川高穂先生(宇都宮大学), 倉野康彦氏
2021.8.19 防災ゲーミフィケーション勉強会ー大阪市天王寺区での実践事例ー
話題提供:山中正則氏(大阪市天王寺区)
2021.11.2「危機状況での心理的安全装置としてのユーモア ー「水曜どうでしょう」の視聴を事例にー」
2021.11.7 ぼうさいこくたい2021オンラインセッション
ナッジで人間のリアルを踏まえた防災施策へ〜行動科学の視点から見た防災行動と事例紹介〜(主催団体:よんなな防災会ナッジユニット 行動防災チーム)
2021.11.27 2021年度日本災害情報学会 学会大会
植竹 香織(ポリシーナッジデザイン合同会社), 竹 順哉( (一社)日本気象予報士会気象×防災稲門会)
おすすめ本・サイト
<書籍>
矢守克也(2021)「防災心理学入門」ナカニシヤ出版
http://www.nakanishiya.co.jp/book/b559677.html
大竹文雄(2019)「行動経済学の使い方」岩波書店
https://www.iwanami.co.jp/book/b473156.html
広田すみれ(2016)「心理学が描くリスクの世界 - 行動的意思決定入門」慶應義塾大学出版会
https://www.keio-up.co.jp/np/detail_contents.do?goods_id=3188
<ウェブサイト>
錯思コレクション100(十文字学園大学)
https://www.jumonji-u.ac.jp/sscs/ikeda/cognitive_bias/
問い合わせ
E-mail: 47bosai.nudge@gmail.com
©︎2022 行動防災チーム