草木も眠る丑三つ時・・・・
ひまわり「って待って!それじゃあ怪談が始まっちゃうじゃない!」
翠石「かいだん?登るの?」
真恵「いや、降りるのかも」
ひまわり「かいだんはかいだんでもそっちの階段じゃなくてね」
灯鈴「いちまーい、にまーい、さんまーい」
ひまわり「そう、それ!」
メアリー「もうねむいです・・・・・帰っていいですか?」
コスモス「zzz」
ケイオス「zzz」
リリーナ「なんでこんな夜中に集まるんです・・・・?お昼でいいでしょ・・・・」
ひまわり「ああー、もうグダグダだよー!私の華々しい魔法少女姿を見せようってのにー!」
「魔法少女まじかる☆ひまわり!」
ひまわり「そもそも気になるって言ったのはそっちの方なのに!」
真恵「だって夜の遅くに空を飛んでる変な人がいたら気になるでしょ?」
ひまわり「誰が変な人だ!」
メアリー「普通の人は空を飛びませんし」
ひまわり「それはそうだけど・・・・」
灯鈴「で、集まってなにすんの?」
ひまわり「ふふ、今日はここにあいつらが来る気配がしたから退治しに来たのよ」
翠石「誰?」
ひまわり「悪の組織、リレラル団の魔物たちよ!夜な夜な獲物を探して街を徘徊してるのよ!」
翠石「りれりゃっ、りれらりゅっ、りりゃりゃっ」
灯鈴「ラリルレ団?」
真恵「んー、今のとこなんの気配もないんだけどなー」
ひまわり「いや・・・・・・きたわ!」
「おーっほっほっほ!よくも性懲りもせずのこのことやってきたわね、ひまわり!」
ひまわり「その声は!」
ロロナ「今宵の軍勢は一味違うわよ!我が悪魔の軍勢にひれ伏すがいい!」
真恵「おー、あれが親玉?」
ひまわり「そうよ。リレラル団のリーダー、ロロナ・リレラル」
ロロナ「リルラレよ!毎回毎回間違えてるんじゃないわよ!」
翠石「いいにくいしおぼえにくい!」
灯鈴「全部合わせてラリルレロ?」
ロロナ「・・・・・なによ!そっちの子供たちは!」
真恵「おっ、自己紹介をしたほうがいいのかな?いくよ、みんな!起きて、コスモス・ケイオス!」
コスモス「んみゅ?」
ケイオス「ぴゃっぷ?」
リリーナ「どこからその声出したんですか?」
真恵「キラー・マター・ドール、風流真恵!」
メアリー「ポイズン・レディ、風流メアリー」
翠石「アクティブ・エメラルド、宝部翠石!」
灯鈴「シャドウ・オー・ランタン、灯火灯鈴!」
コスモス「マスター・オブ・バランス、コスモス・マギ・フィールド!」
ケイオス「クレイジー・オブ・マッドネス、ケイオス・マギ・フィールド!」
リリーナ「フルムーン・ダンサー、リリーナ・クレセント」
「「「「「「「我ら、ちびっ子親衛隊!!!」」」」」」」
ロロナ「・・・・・」
ひまわり「・・・・・」
ロロナ(親衛隊って、何を守ってるの?)
ひまわり(後輩たちがカッコいい!ここは、私もカッコいいところ見せないと!)
ロロナ「まあいいわ。出てきなさい、我がしもべたち!」
ひまわり「サテライト、準備はいい?覚悟しなさい、ロロナ・リラルレ!今日こそお前を倒してみせる!」
ロロナ「リルラレよ!」
ひまわり「こんな雑魚はまとめてぶっとばしてやるんだから!奥義・サテライトブラスター!」
サテライト『イエスです』
ひまわり「いっけぇーーーー!!!!」
ひまわり「・・・・・な、なんてこと!」
真恵「全然きいてないね」
ロロナ「だから言ったのよ、一味違うって!」
ひまわり「みんな、気をつけて!」
コスモス「でも、おいしくないですよ?これ」モシャモシャ
ロロナ「・・・・・」
ひまわり「・・・・・」
ロロナ「えっ、わ、私のしもべー!?」
コスモス「ひとあじちがうっていったのに!うそつきです!おいしくないです!」
ロロナ「一味違うってそういう意味じゃないから!てか、え!?食べたの!?え!?」
ひまわり「え、ええっと、ほ、他のみんなは気をつけて!」
真恵「んー、こいつやっぱり生き物じゃないよ。殺し方はわかるからいいけどさー」ザシュッ
メアリー「ハニーポイズン、濃硫酸を注入してあげなさい」
灯鈴「遠距離攻撃も持ってないみたいだしなー。動けなかったらこっちのもんだぜ?」
ケイオス「おみずとくっつけてみぞにジャーですね!」
リリーナ「わー、みんな容赦なーい」
ひまわり(全然ピンチじゃない!?ていうか、私より強くない!?)
翠石「親玉を倒しちゃえば、もう夜更かししなくていいんだよね?」
ひまわり「え、まあそう、だけど?」
ロロナ「え、な、何を」
翠石「なら・・・・・・!」
翠石「フライ・クーゲル!この魔物を『弾丸』にして撃ちだす!!!」
ロロナ「え、ちょ、ま、速っ!もうっ!」
ブシュッ
ひまわり「えっ、魔物が霧散した・・・・?」
ロロナ「おぼえてなさい!次はもっと強い奴らを連れてきてやるんだから!」
真恵「弾丸がぶつかるまえに消したんだね。まあ翠石のあれからは逃げられないし、あれが正解だよ」
翠石「むぅ、もうちょっとだったのに・・・・」
ひまわり(私が半年ぐらいかけてたどり着いた強さが、まったく及ばない・・・・・この子たち、何者?)
―翌日―
ひまわり「えー、みんなには魔法少女っぽさが足りません!」
真恵「なにそれー?」
メアリー「もっとかわいく?」
翠石「合体技とか?」
ひまわり「攻撃が消化液だったり物理で殴ったり食べたりってやってることが悪の一味側なのよ!」
ケイオス「ひてーはしません」
コスモス「しょーじきアレはないなとおもってました」
ひまわり「昨日は突然だったから仕方ないとは思うけど、今日はその辺ちゃんとしてもらうからね!」
リリーナ「では、具体的にどうするんですか?」
ひまわり「魔法少女っぽい武器を持つ!このサテライトみたいに!」
サテライト『無茶です』
真恵「なるほど・・・・・じゃあいくよ、みんな!」
ひまわり「えっ!?準備できてるの!?」
真恵「世界を焼き尽くした炎の魔剣・レーヴァテイン!」
メアリー「ハニーポイズン変形・アーチェリーモード」
翠石「悪魔の魔銃・フライクーゲル!」
灯鈴「禁断の魔導書・グリモワール!」
コスモス「森羅万象を破壊つくす剣・クラウソラス!」
ケイオス「破滅をもたらす魔剣・ティルフィング!」
リリーナ「全てを封じる盾・アイギス!」
ひまわり「わ、わわわ、サテライト、後輩たちがなんかすごいよ、魔法少女っぽいよ」
サテライト『ノーです、マスター』
真恵「つまりこれでぶっ倒せばいいわけだね!」
ひまわり「わ、私も負けてられない!今日もリルレロ団の悪魔を蹴散らすわよ!」
「「「オー!」」」
メアリー(また名前間違えてる・・・・・)
ロロナ(あわわわわ、あいつらなんかヤバい武器ばっか持ってる!?あれって神器じゃないの!?)
ロロナ(離れた場所からも感じるあの力・・・・・あんなところに出て行ったら絶対に死ぬ!)
ロロナ(・・・・・今日はおとなしくしておこう)
真恵「出ないねー」
ひまわり「おかしいわねー、今日のこの時間って言ってたのに」
灯鈴「誰が?」
ひまわり「ロロナが」
メアリー「・・・・・ん?」
翠石「約束を守らないのはだめだよね」
メアリー「ちょっと待ってください、それって相手の親玉じゃないんですか?」
ひまわり「そうだよ?」
メアリー「じゃあいつどこでそれを聞いたんですか・・・・・」
ひまわり「今日学校で、お昼休みに」
メアリー「お友だちなんですか!?」
ひまわり「同じクラスだよー」
メアリー(お兄様、私はどういう反応をするのが正解なんでしょう)
ロロナ(うーん、確かに行くって言っちゃったしなー・・・・まだ死にたくないけど・・・・・)
ロロナ(明日謝るのもなんだし、ちょっと顔だけ出して体調不良をアピールするか)
真恵「そこだね」
ロロナ「ふっふっふ、待ってたわよひまわ・・・・え?」
ひまわり「一瞬でうしろに!?」
真恵「ボクは自分がいる場所より高いところへなら自由にワープできる!これくらい余裕なのさ!」
メアリー「なんて説明臭い口調なんでしょう」
ロロナ「ちょ、ちょっと待って!今日はお腹痛いからもう帰りたいの!おねがい!」
真恵「え?あー、お腹いたならしょうがないなー」
ひまわり「大丈夫?薬飲む?」
リリーナ(しょうがないんだ)
コスモス「うそですね」
真恵「にゃっ!?」
コスモス「わたしのちからはしんぎのはんべつがかのーです。あなたはうそをついています!」
ロロナ(えー!?今確実に帰る流れだったじゃん!えっと、何か他の・・・・・)
ロロナ「あっ、宿題まだやってない」
ひまわり「あっ、私も」
灯鈴「そういやあたしも忘れてた」
「「「・・・・・」」」
ひまわり「今日は解散!また明日!」
メアリー(明日も続くんですか?)
―翌日・昼間―
ロロナ(さて、どうしよう。このままじゃ私が死んじゃう)
ひまわり「おはよ~・・・・・ふわぁぁ・・・・・」
ロロナ(最近は夜更かしばっかりでちょっと眠いし、しばらくお休みしてもいいんじゃないかな?)
ひまわり「ロロナー?」
ロロナ(最近欲望も少なくなってきたし、新しいの探さないと。そうすれば戦力増強ができてマシになるかも)
ひまわり「起きてるー?」
ロロナ「あ、ごめん。ちょっと考え事してた・・・・って眠そうね」
ひまわり「まあねー・・・・ふわぁぁぁ・・・・」
ロロナ「私も眠いし、夜はしばらくお休みにしない?」
ひまわり「えー・・・・・まあいいけどー・・・・・」
ロロナ(ひまわりも最近授業中居眠り多いしなー。考えないと)
ひまわり「てなわけでしばらくは待機だよ、諸君」
真恵「えー」
メアリー「えっと、悪の親玉がここにいるんですよね?クラスメイトなんですよね?」
ひまわり「だよー」
メアリー「じゃあ今の内に倒しちゃえばいいんじゃ・・・・?」
翠石「なに言ってるの、けんかはダメだよ」
メアリー「いえ、喧嘩とかではなくてですね」
灯鈴「あたしらの先輩だぜ?」
メアリー「あの」
リリーナ「風情が無いじゃないですか」
メアリー「風情って」
ひまわり「クラスメイトを闇討ちはないなー」
メアリー(こんな風にとりあえずやれることをやって終わらせようとするのは私の悪い癖なんでしょうか?)
―翌々日―
ロロナ「さてさて、と。昨日はちゃんとぐっすり寝たし、今日は新しい欲望の持ち主探さないとな~」
ロロナ「・・・・・さて、いいのを見つけた。こういうのって取り入りやすいんだよね~」
ロロナ「それじゃ、お邪魔しまーっす」
ステラ「ん・・・・・?」
「ステラ・・・・聞こえますか・・・・ステラ・・・・・」
ステラ「だれ・・・・・・?」
「私はロロナ。あなたの願いを叶えるものです」
ステラ「・・・・・・・・?」
ロロナ「あなたには今、叶えたいねがいがある・・・・そうですね?」
ステラ「え、いや、誰あんた?」
ロロナ「そしてその願いは、自分の力では叶えられないもの」
ステラ「え、いや、まあ、そうだけど」
ロロナ「ですが、私ならばあなたの願いを叶えることができます」
ステラ「・・・・・・」
ロロナ「あなたが想い人と結ばれるように助力してさしあげましょう」
ステラ「随分と、都合のいい話じゃない。あんた、何者?」
ロロナ「私は、愛の女神。人と人との愛を結び付ける役目を負う者」
ステラ「・・・・ここって、もしかして夢の中?」
ロロナ「はい。私は今、あなたの夢の中で語り掛けています。現実世界に私が化現するのは難しいですから」
ステラ「へぇ。それで、あんたにどんなメリットがあるわけ?」
ロロナ「私は、ただ願いを叶えたいだけです。いうなれば自己満足ですね」
ステラ「ふーん、そういうこと」
ロロナ「さあ、ステラ。私の手を取って、あなたに力を授けましょう・・・・」
ステラ「・・・・・この手を取ればいいの?」
ロロナ「ええ。さあ、どうぞ」
パシッ
ロロナ「・・・・・え?」
ステラ「あんたみたいな胡散臭いやつと握手なんかお断りよ」
ロロナ「い、いったいどうして・・・・」
ステラ「日輪先輩が言ってた。神が願いを叶えるのは信仰を集めるため。自己満足なわけじゃない」
ステラ「それに、愛の女神だっていうのなら私以外の愛を無視するってのにも納得いかない」
ステラ「そしてなにより」
ステラ「お前の態度が気に入らない」
バッ
ロロナ「なっ、お、起きた!?なんで!?」
ステラ「菫先輩から夢から覚める方法を聞いててよかった・・・・さて、夢の中での姿と違ってずいぶんとちんまいじゃないの」
ロロナ「お前が言うな!」
ステラ「夢に現れて相手をそそのかす存在、日輪先輩から聞いてるわ。あんた、悪魔でしょ」
ロロナ「な、なななんでそんなことを?あ、悪魔なんてこの世に存在するはずがないじゃないですか!悪魔の証明が完了しますよ!?」
ステラ「悪いけどこちとら先月の件もあってその辺のことはちゃんと知ってるのよねっと」ペタッ
ロロナ「に”ゃ”あ”あ”あ”あ”っ!?」
ステラ「おー、日輪先輩特製の御札・・・・・よく効くわねー」
ロロナ「い、一般人を狙ったはずなのに・・・・」
ステラ「・・・・・確かに私は貧弱脆弱無知無能な一般人で、先輩たちに比べても何かをどうこうする力は持ってないけどさ」
ステラ「あんた如きにいいようにやられるほど柔なメンタルしてるつもりはないのよ。一般女子中学生舐めんな」
ロロナ「ぐっ、お、覚えてなさい・・・・」ヨロヨロ
ステラ「あっ、消えた?・・・・・どうしよう、一応日輪先輩に報告しておいた方がいい、よね?」
ロロナ「うう・・・・この街一般人でイイ感じに欲望持ったの少なすぎ・・・・・」
ロロナ「・・・・・・もう、禁じ手だけどあれをやるしかないかな」
ロロナ「さーって、じゃあ準備準備っと!1週間ぐらいあればなんとかなるかな?がんばろー!」
ひまわり「ロロナ、最近なんか疲れてない?大丈夫?」
ロロナ「ん?へーきへーき」
ひまわり「そう?ならいいんだけど・・・・」
ロロナ「ちょっと夜更かししてるだけだから」
ひまわり「夜はおやすみって言ってたのそっちでしょー、ちゃんと休んでよね」
ロロナ「わかってるって」
ロロナ(仕込みは終わったから、あとは発動させるだけ!・・・・・金曜日ぐらいがちょうどいいよね?土日は休みだし)
メアリー「お姉さま、仲のいい人同士がなぜか戦っていてでも普通の日常では普通に仲がいいのってどういう状況ですか?」
玖美「プロレス」
メアリー「えっと?」
玖美「要はごっこってことだよ。ロロナとひまわりでしょ?」
メアリー「えっ、知ってるんですか!?」
玖美「真恵とメアリーが夜抜け出してるみたいだからねー。耳のいいあたしがそのあたり気付かないわけないでしょ」
メアリー「あの、できればみんなにはないしょに・・・・・」
玖美「この家で気付いてないのは日輪と上海だけだよ」
メアリー「まるで日輪お姉さまたちがおかしいような言い方ですけどそれが普通なんですよね?」
玖美「あの二人は夜ちゃんと寝てるから」
メアリー「すごく健康的な理由でした」
―金曜日・放課後―
ロロナ「さてさて、そろそろ頃合いかな・・・・結界発動!!!!」
ひまわり「なにしてるの?」
ロロナ「あんたと戦うための準備!明日の夜、いつもの場所で待っているわ!」
ひまわり「オッケー!首を洗って待ってなさい!」
~高等部・部室~
幽「香くん」
香「ん?どうしたの?」
幽「キスしたいわ」
草華「まあ!」
リーブラ「あら?」
愛「ちょっ!?」
幽「え?」
香「いや、なんで幽が驚いてるのさ」
幽「いや、ちょっと待って、私どうしてこんなことを・・・・でもキスはすごくしたい、でもこんな場所で・・・・」
香「はいよっと、んっ」
幽「んんっ!?・・・・・・」
リーブラ「!!!!」
幽「・・・・・」ガッ
香「えっ、いきなり自分の頭に手を当ててどうしたの?」
幽「・・・・・今、自己ハックをしたの。大丈夫、正常に戻ったわ」
草華「お芋が一つ、お芋が二つ、お芋が三つ・・・・まだまだ焼けるわ!まだまだ食べられる!」
愛「香!私も!私にも!」
香「・・・・・おや?みんななんかおかしいな」
幽「さっきの私と同じ症状かしら?突然無性になにかがしたくなって、我慢しきれなくなって・・・・」
香「幽、とりあえず二人を治してあげて」
幽「ええ」
愛「さっきのは忘れてくださいお願いします」
草華「お芋5つも食べちゃったよぅ・・・・・カロリーがぁ・・・・」
幽「まあまあ、ふたりとも」
香「それで、リーブラの方はどう?なんとかなりそう?」
リーブラ「ええ、私は問題ありませんよ」
香「明日香、リーブラの様子は?」
リーブラ「・・・・なーんだ、つまんないの。香くんったらほんと釣れないわねー」
幽「・・・・・・?リーブラの中に、彼女ではないなにかが・・・・?」
香「彼女は明日香。リーブラに憑りついてる悪魔で、確かアスモデウス・・・・だったっけ?」
リーブラ「だいせいか~い、そう私こそが七つの大罪の内の1つ、色欲の罪を背負うアスモデウス!」
アリス「生まれてこの方彼氏無し!」
礼丹「キスすらしたことなし!」
リーブラ「うっさいわね!こちとら悪魔だから相手見つけるの大変なのよ!」
幽「香くん、どうしてあれがリーブラじゃないってわかったの?」
香「リーブラなら異常事態が起こった瞬間にとりあえず僕の側に動いてくる。そうじゃないってことはリーブラが体の主導権を明日香に明け渡したってこと」
リーブラ「そうそう、この子ったら自分の欲望が抑えきれないからってわざと私に乗っ取らせたのよ」
幽「あ、だったら私が治せば・・・・・」
リーブラ「あなたが能力を使うのよりもこの子が香くんを連れ去る方が早いわ」
幽「リーブラは一体何を・・・・・」
ガラッ
日輪「兄さん!」
香「あれ、日輪?ここ高等部の校舎なんだけd」
日輪「赤ちゃん作ろ!」
愛「!?!?!?」
草華「え、えっちなのはダメっ!」
香「・・・・幽」
幽「ええ。日輪ちゃん、ちょっとごめんね」
日輪「なに?私は兄さんと子作りしたいんだけど?」
日輪「あああああああ!!!!!!忘れて忘れて忘れて忘れて死にたい死にたい死にたい死にたい!!!!!」
愛「だいぶやばいのね、今回」
香「アリス、何が起こってるかわかる?」
アリス「んー、今この街全体にちょーっと理性のブレーキが効かなくなる空間が発生してるね」
礼丹「要は我慢ができなくなるようにする結界です。効力自体は1晩ほどですし、放っておいて問題ないかと」
香「なるほど・・・・僕に効果が無い理由は?」
愛「えっ、あれで?」
草華「あんな普通にキスしてたのに・・・・・」
幽「香くんは私がおかしいことに気付いてわざとキスしてくれたの。おかげで私も混乱がすぐに解けたし、さながら王子様の目覚めのキスね」
リーブラ「それを見てこの子は我慢が効かなくなるって私に意識を乗っ取らせたんだけど」
アリス「ちなみにお兄ちゃんには礼丹のかけた精神防護結界があるから精神攻撃とかそういうの全部無効にできるよ」
幽「・・・・わ、私だって手っ取り早く済ませるために自分の手で頭を触っただけで、別に手が使えなくても催眠自体は解けるから!」
香「変な所で張り合う幽かわいい」
ガラッ
桜「遅くなりましたー」
愛「あっ」
草華「そういえば」
アリス「・・・・・桜、なんともないの?」
桜「なにがですか?」
幽「本当に効いてない・・・・これは、どういうこと?」
リーブラ「欲が無いのよ、その子。品行方正過ぎて」
日輪「大人の女・・・・!」
桜「えっ?えっ?」
香「さて、じゃあリーブラの方を解決するか」
リーブラ「できるの?」
香「欲望に対して自制が効かない状態なんだろう?だから別の欲望を大きくしてやればいい」
草華「ああ、そっか。すごく眠いのとすごくお腹が空いてるのだったらどっちかを優先してやるしかないもんね」
香「まあそういうことだ」
日輪「ちなみに、今はどんな欲望が一番大きいの?」
リーブラ「この子は性欲よ」
日輪「えっ」
幽「色欲の悪魔が取り憑いているのだから妥当ではあるわね」
アリス「ていうか、アスモデウスが憑りついてて性欲ヤバイはずなのに理性で押さえつけてる普段のリーブラがヤバいんだって」
桜「え、えっちな話ですか?」
礼丹「妹たちや従妹には軒並み性格に影響が出てますからね」
香「さて、じゃあ・・・・リーブラ」
リーブラ「はぁい」
香「今日の夜はリーブラが作った最高のフルコースを食べたいな」
リーブラ「!!!!!!」
リーブラ「畏まりました、香様。僭越ながら、このリーブラ・マギ・フィールドが最高のディナーをご用意させていただきます」
香「時間は夜の8時ぐらいで。場所はリーブラの部屋でね」
リーブラ「お任せください。それでは私は食材調達のため一度この場を失礼させていただきます」
香「よろしくね」
リーブラ「はい!」
日輪「えっと、これはどういうこと?」
香「リーブラの性欲よりお世話したい欲を上回らせた、それだけだよ」
愛「リーブラのフルコース・・・・さぞかしおいしいんでしょうね」
幽「香くん、明日は私が作るから」
日輪「あ、明後日は・・・・上海だから、その次の日!その日は私だから!」
アリス「愛と草華はいいの?」
愛「私はパス。道場に顔出したりとかいろいろあるし」
草華「私も別にいいかな。お母さんが作ってくれるし、蕾もいるし」
アリス「文句言いそうなのはアクアぐらいか・・・・あ、そういえばアクアはなにしてるんだろ?」
礼丹「どうせパンツでも被ってるんじゃないですか?」
クロ「・・・・・・・・・・」
―土曜夜―
ロロナ「待たせたわね!ひまわり!そしてちびっ子たち!」
ひまわり「おっそーい!10分も遅刻してるんだけどー!」
真恵「日輪相手にやったらおしりぺんぺんだぞー!」
メアリー「5分遅れた時点でなにかしら心配をして見に来てくださるんですけどね、日輪姉様は」
ロロナ「今回は質のいい軍勢を用意できた!者ども、であえであえー!」
灯鈴「おおっ!なんか強そう!」
翠石「腕がなるね!」
コスモス「・・・・・・」プニップニッ
コスモス「てはなりませんでした!」
ケイオス「うでもなりません!」
リリーナ「いや、ただのたとえだから」
ロロナ「・・・・・・全滅した」クスン
ひまわり「5分ともたなかったね」
ロロナ「がんばったのに・・・・・」
真恵「ボク最強っ!」
メアリー「あの、あっちはいいんですか?」
翠石「ちょっとかわいそうになってきたかも・・・」
ロロナ「1週間夜遅くまでがんばって結界の準備したりしたのに・・・・・」
コスモス「おつかれさまです!」
リリーナ「何時ぐらいまで?」
ロロナ「11時ぐらい・・・・・それ以降はママに怒られるからできなくて・・・・」
ケイオス「よるおそく?」
灯鈴「悪魔も大変なんだな」
ひまわり「みんな強すぎー!私の出番全然ないしー!」
ロロナ「・・・・・今日はもう帰る」クスン
ひまわり「あっ、えっと、あ、明日は?」
ロロナ「明日は無理・・・・間に合わない・・・・・」
メアリー(哀愁が・・・・)
ロロナ「もっと、もっと強い欲望があれば・・・・・」
ロロナ「確か、あの子・・・・あの子の欲望は、凄く強かったはず」
ロロナ「あの子の力を借りられれば・・・・・!」
ロロナ「よし、もうひと頑張り!ひまわりのためにも!」
ロロナ「・・・・・・来週でいいよね?」
―翌週―
ケイオス「ん・・・・?ここは・・・・?おねえさま・・・・・?」
ロロナ「こんばんは、ケイオスちゃん」
ケイオス「あれ、ロロナさん?こんばんはです。あの、ここはどこですか?」
ロロナ「ここはあなたの夢の中。私は夢の中に入る力を持っているの」
ケイオス「なるほど・・・・・?」
ロロナ「それで、少しお願いがあって」
ケイオス「おねがい、ですか?」
ロロナ「そうそう。じゃあまずは私の説明から始めようかな」
ロロナ「私はね、人の願いを叶える悪魔なの」
ケイオス「ねがいを?」
ロロナ「そう。そして願いがかなえられたときに出てくる欲望を食べる悪魔。それで、今はひまわりの願いを叶えてる途中なの」
ケイオス「えっと?ひまわりさんはなにを?」
ロロナ「あの子はね、ずっと魔法少女に憧れてたの。だから私はあの子に力を与えた。そして、魔法少女らしいシチュエーションも与えた」
ロロナ「ただ、そのためには私の悪魔の力を使う必要があって、欲望がたくさん必要なの」
ケイオス「ほー」
ロロナ「そのためにまあいろいろしてたりしたんだけど・・・・・あなたたちが強すぎるから、今の弱い欲望を集めただけじゃだめなの」
満音「だから私に取り入ろうとしたわけですか。この『強欲』の私に」
ロロナ「!?!?!?!?!?!?」
満音「どうしました?何を驚いているんです。私のことを知っていてここまで来たんじゃないんですか?」
ロロナ「あ、あなた様はもしや、ま、マモン様!?」
満音「えっ、まさか、知らずに近づいてきたの?見る目あるなーって感心してたのに」
ロロナ「し、知ってたらお声がけだなんてそんな恐れ多いことできませんよ!あわわわわ・・・・」
満音「では、力を貸してあげましょう。この『強欲』の力を」
ロロナ「・・・・・・えっ?い、いいんですか!?」
満音「私も、そして」
ケイオス「わたしも、おともだちのためならだいかんげいです!」
ロロナ「あ、ありがとうございます!では、さっそく練らせてもらいます!」
―さらに翌日―
ひまわり「ケイオスがいない?」
コスモス「はい。ここにくるとちゅうに、きがついたらいなくて・・・・」
真恵「どうしたんだろ・・・・ケイオスなら大丈夫だとは思うけど」
メアリー「不老不死とはいえ、怖さとか痛みとかは感じるわけですし・・・・」
翠石「やっぱり、夜にお外に出るのがいけなかったのかな・・・・」
ロロナ「待たせたわね、あんたたち!」
ひまわり「あっ、ロロナ!今ちょっと立て込んでるから・・・・!?」
ケイオス「じゅんびはととのいましたよ!」
リリーナ「ケイオス!?なんでそっちに!?」
ロロナ「彼女は私の大事な協力者なのだ!」
ケイオス「はいっ!わたしはリルラレだんにはいりました!」
ひまわり「なんですって!?くっ、たしかにこういう展開はお約束だけど!」
コスモス「あわわ、け、ケイオスがてきに?でもわたし、ケイオスにこうげきなんて・・・・」
ロロナ「さあ、恐れおののけ!今までで一番強い魔物を用意したんだ!ちびっこどもに簡単にやられるほど柔じゃないぞ!」
ケイオス「やみにのまれよ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔物「ぐおおおおおおおっっっっ!!!!」
真恵「・・・・・・デカいっ!?」
メアリー「が、学校よりおっきい・・・・あんなに大きいのに、毒なんて効くんでしょうか・・・・」
灯鈴「ま、あたしが動き止めりゃ余裕だって。いくぜ、グリモワーぎゃあっ!?」
翠石「灯鈴ちゃん!?って、なんかいっぱいわらわら湧いてきてる!」
リリーナ「この雑魚を全部倒してあのでっかいののとこまでいかないといけないんだよね?きつくない?」
ひまわり「なにいってるの!最初からあきらめるなんて魔法少女の名折れ!みてなさい、後輩たち!私の本気を!」
ひまわり「サテライト、砲撃準備!」
サテライト『イエスです、マスター』
ひまわり「奥義・アースブレイカァァァァァァァァァァ!!!!!」
ひまわり「はぁ、はぁ・・・・ど、どんなもんよ!」
真恵「すごい!雑魚が一掃だ!」
ひまわり「ひ、ひそかに特訓してたんだから・・・・!」
メアリー「これで一気に敵の元まで行けま・・・っ!?」
コスモス「ま、また魔物が・・・・あんなにいっぱい・・・・」
ロロナ「ふっふっふ、私たちのコンビをなめるんじゃないわよ!ケイオスの底なしの欲望さえあれば今までのような失態はおかさないんだから!」
ケイオス「あのー、ちょっとむこうがかなりピンチじゃありませんか?」
ロロナ「大丈夫大丈夫!ピンチなんて魔法少女にはありがちだから!むしろここから大逆転ってのがお約束のパターンでしょ!」
ひまわり「ブラストっ!ブレイクっ!き、きりがないよ!」
灯鈴「煉獄脚!火炎掌!あたしの魔法一掃できるようなのじゃないんだよなぁ」
真恵「ボクもそういうのは苦手だし、レーヴァテイン!あたり一面焼き払うわけにもいかないし」
メアリー「毒とか爆発とか全部いろいろと巻き込みそうで使えないんですよね」
翠石「お、おっきいのが動いてきた!え、エメラルドバレット!」
魔物「ぐおおおおおおおっっっっ!!!!」ブオン
リリーナ「シールド・ゴルゴーン!」
コスモス「クラウソラス!」
ガキンッ!
リリーナ「お、重、い・・・・」
コスモス「き、きりおと、せない・・・・!」
ロロナ「あ、あれ?ちょっと強すぎない?一回霧散を・・・・あ、あれ?できない?」
ケイオス「わ、わたしあっちを手伝ってきます!」
ロロナ「あっ、私も!」
―1時間後―
ひまわり「はぁ・・・・はぁ・・・・」
真恵「な、なんだよこれぇ・・・・・全然だめじゃんか・・・・」
ロロナ「こ、こんなはずじゃ・・・・どうして、私の力も・・・・・」
コスモス「ケイオスのよくぼうがつよすぎたんです・・・・・やっぱり、マモンのちからは・・・・」
ケイオス「ごめんなさい、わたしが・・・・」
メアリー「しかしまあ、うだうだ言っている暇はありませんよ」
リリーナ「夜明けまであと何時間?それまでに片付けないと、色んな人に見つかって大変なことになるよ」
翠石「でも、もうどうしたらいいか・・・・」
灯鈴「来るっ!」
メアリー「へ?」
真恵「メアリーっ!」
メアリー「・・・・・・なにも、ない?」
アリス「んー、またずいぶんと厄介なの作ってくれたねー。おかげでアリスちゃんが出張る羽目になっちゃったよ」
真恵「アリス、なんでっ!?」
アリス「なんで、だなんて愚問だね。可愛い妹たちがピンチだからみんなで助けにきただけだって」
真恵「みんな?」
鈴火「鬼殺し・火炎連弾!!!!」
蒼石「蒼き月の光線(ブルースマッシュ)!!!!」
玖美「死閃・潜り抜け!!!!」
灯鈴「姉ちゃん!」
翠石「お姉ちゃん!?」
真恵「わっ、玖美も!」
メアリー「どうしてここが!?」
玖美「気付いてるって言ったでしょー?予め情報共有ぐらいしてるっての」
鈴火「そういうこと。ま、私もおねえちゃんだしね」
蒼石「心配するな、我が妹よ。そなたの命運はこの蒼き稲妻が切り拓く!」
ロロナ「ま、まだ来るわよ!油断しないで!」
アクア「アイシクル・ミサイル」
ケイオス「アクアおねえさま!」
アクア「姉さんはなぜか今回の件に動く気がないみたいだったから来てあげたわよ、まったく。アイスウォール!」
コスモス「おおきなこおりのかべが・・・・!」
アクア「こうやって氷で囲っちゃえば、動くことも雑魚を寄越すこともできないでしょ?」
ロロナ「そんなの簡単にできたら苦労しないんだけど」
アクア「ま、そりゃそうよね」
リリーナ「・・・・・一人っ子寂しいなー。誰か来てくれないかなー」
日輪「なーに黄昏てるのよ」
リリーナ「あっ、日輪さん?」
日輪「さっさとチビ共集めて撤収するわよ。ここはアリスだけで十分だし」
リリーナ「えっ?いいんですか?」
日輪「・・・・・せっかくだし、見学してく?アリスの本気の10%」
リリーナ「それって全然本気出してないんじゃ・・・・」
日輪「100%も出す日なんてこなくていいのよ。片手間で終わらせられる程度の事で。さ、あれが次元の違いってやつよ」
真恵「それで、あの大きいのどうやって倒すの?急所が奥深すぎて届かないんだけど」
アリス「私の得意魔法って知ってる?」
真恵「え?炎、とか?」
アリス「まあそれもなんだけどさ、一番の得意魔法は構築なんだよね」
真恵「こーちく?」
アリス「そうそうそう。私が今この体を作っているみたいに、ものを作る魔法」
メアリー「あの、それってどうやって・・・・・」
アリス「メアリーは特に見ておいてね。物の作り方ってやつを」
アリス「フレーム構築、設計。魔力で作ったワイヤーフレームを作りたい形に変形させる」
アリス「変形させたものに魔力で作った膜を張って、器を作る」
アリス「後は中に必要なものを注ぎ込んで、完成」
真恵「これって、シューター?」
アリス「そ。シュシュに使い方は教わったからね。こっからはアリスちゃんの独壇場~♪」
アリス「シューターをコピペで増産して、『本』から解放した神器を撃ちまくる!気分はさながらAUO!」
メアリー「あんなに速く、大量に、精密な物を!」
アリス「必殺!神器乱れ撃ち!!!!!」
魔物「ぐぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!!!!」
アリス「んじゃ、そっちのチュートリアルよろしく!」
真恵「えっ?」
ポラリス「はいよーっ」
ひまわり「ま、また誰か来た!?今度は誰!?」
ポラリス「私?うーん、通りすがりの魔法少女かな」
ひまわり「えっ?」
ポラリス「さて、突然出てきてなんだこいつってなってるところでなんだけど、魔法の使い方っていうのをレクチャーしてあげる」
ひまわり「え?え?」
ポラリス「レッスンその1.雑魚を一掃するときは、ホーミングのある魔法を使うの。じゃないと消費がハードになるから。こんな風にねっ!」
ひまわり(無数の光線が空へ向かって放たれた後、氷の壁の中にいる魔物たちを次々と貫いていってる。私、今まであんなつかい方したことない)
ポラリス「レッスンその2.デカいの相手でも拡散させないこと。水鉄砲の穴は小さい方がプレッシャーが強いみたいに、出力は同じでも集中させた方が威力はあがる」
ポラリス「だから、こうやって敵を貫く!」
魔物「ぐぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!!!!」
ひまわり「私の攻撃は全然効かなかったのに!」
ポラリス「レッスンその3.結局は火力だ!一人でだめなら力をあわせろ!」
ポラリス「マジカルバスタァァァァァァ!!!!!」
アリス「アリスちゃんストーム!!!!!」
アクア「グレートクラッシャー!!!!」
ひまわり「・・・・・!サテライト・ブラストォォォォォォォ!!!!!!」
あの後、チュートリアルが終わってすぐにアリスが魔物を片付けてくれました。なんていうか、凄く一方的すぎて、レベル99で魔物を狩り続ける勇者ってあんな感じなのかな~と思ったり。
ロロナさんとひまわりさんが夜に戦うこともなくなり、私たちの就寝時間も元に戻ってめでたしめでたし・・・・・だったのですが
日輪「こらっ!逃げるなっ!大人しく札貼られなさい!」
ロロナ「やだー!そのお札すっごいビリビリくるからー!」
ひまわり「ロロナ、こっち!」
ロロナ「ひまわり!」
日輪お姉さまが何やらすごく怒っていて、それどころじゃないみたいです。まああの二人は楽しそうだからいいの、でしょうか?
真恵「そういえば、ボクひまわりの苗字聞いてない」
ひまわり「えっ」
メアリー「そういえば、そうですね。学校で呼ぶときもそちらの方がいいと思いますので、教えてくださいませんか?」
ひまわり「あ、いやー、そのー・・・・」
ロロナ「武者小路」
真恵「ん?」
ロロナ「武者小路ひまわりって名前なの、この子」
ひまわり「ろ、ロロナーっ!?なんで言っちゃうのーっ!?この名前ごついから嫌なのにー!」
メアリー「・・・・・なんというか」
真恵「テストで名前書くとき大変そうだね」
メアリー「習字とかもですね」
真恵「・・・・・魔法少女、楽しかったね」
メアリー「ええ、とっても」
少なくとも、私たちは楽しかったのでめでたしめでたしですね。