香「ひさしぶり、ファイスさん」
ファイス「あら、香くん。お久しぶりです。珍しいですね、私に会いに来るなんて」
香「ちょっとね。ほら、ずっと昔にもらったフルート、覚えてる?」
ファイス「はい、覚えていますよ。あれ、まだ同じのを使っているんですか?」
香「放送部時代もそうだったけど現役バリバリだよ」
ファイス「まあまあまあ、そんなに大事に使ってもらえて私も嬉しい限りです。あ、お茶どうぞ」
香「ありがとう。それでなんだけど、今度学校の文化祭で幼馴染たちと一緒に演奏するんだ。それで、もし予定が空いてたら来て欲しいなって思って」
ファイス「なるほど、お誘いの話でしたか。日程はどうなってます?」
香「こんな感じだね。午後のステージを借りることになってるよ」
ファイス「あ、これなら大丈夫そうです。是非行かせてくださいな」
香「こっちから誘ってるんだ、僕の成長っぷりを是非見て・・・・いや、聞いていってくれ。あと、食べ物屋台とかもやってるから」
ファイス「はい、楽しみにしていますね。香くんにも主のお導きがあらんことを」
香「アリアエルさんは忙しいから来れないって」
ファイス「そういうことじゃないですよ、もう」
未美「ん・・・・今日もいい天気・・・・こんな日はゆっくり日向ぼっこを」
真恵「ししょーっ!」
未美「できそうにないなぁ、これ」
真恵「真恵ちゃん、参上!」
未美「はいはい、あんまりはしゃいで転ばないようにね。どうしたの?」
真恵「暇だからししょーに会いに来たの!」
未美「暇だからって・・・・・もう、1人でこんな山の中に来ちゃだめでしょ」
真恵「でも僕、この山の事ならだいたいわかるよ?」
未美「まあ私が教えたからね。でも、山の中がずっと変わらないってこともないんだから。ちゃんと来る前には連絡をすること!」
真恵「・・・・ししょーに連絡ってどうすればいいの?ししょー電話もスマホも持ってないよね?」
未美「え?ええーと、それはその、妖怪ポストとか・・・・」
真恵「なにそれなにそれ!?」
未美「妖術テレパシーとか、いろいろ、あるんじゃない?いや、決して私が機械苦手で触れないってわけじゃないからね?」
真恵「テレパシー!?どうやるの、それ!?」
未美「真恵は妖怪じゃなくて魔物だから妖術は使えないからね」
真恵「ええーっ!じゃあ魔力テレパシーとか!?」
未美「それは私が受信できないんじゃないかしら」
真恵「むむ・・・・・ししょー、てきとーに誤魔化そうとしてない?」
未美「し、してないって。連絡手段はまた考えておくから、今日はもう帰りなさい」
真恵「えー、まだ来たばっかりなのにー!」
未美「私はゆっくり日向ぼっこしたいの。構ってあげないわよ?」
真恵「じゃあボクもひなたぼっこするー!」
未美「あら、本当に?5秒もつかしら?」
真恵「大丈夫だって!まっかせて!」
玖美「・・・・・・・・はっ!」シッ!
キル「おお~」
玖美「・・・・・・・・」チン!
玖美「あ~、やっぱ一回抜くだけで超疲れる!神経使う!」
キル「抜刀から納刀まで完璧だよ。力の入れ具合もそうだし、さすがだよ」
玖美「おばあちゃんの方がひょいひょいやれるじゃん。どうやったらあんな風になれるの~?」
キル「ん~、玖美の場合普段から力を抜きすぎてて逆に力が入ってる感じがするから、もうちょっと緊張感もって生きるとか?」
玖美「うっ、結局生活態度に落ち着くのか・・・・」
キル「まあまあまあ、一回の抜刀で5閃までいけるんでしょ?なら大丈夫だよ」
玖美「緊張と、あと体力が課題か~。先は長いなぁ」
キル「よしよし、じゃあ次は鉄パイプ切ってみようか。この線に沿ってね」
玖美「うへぇ、鉄かぁ・・・・・刃こぼれしない?」
キル「してなかったら文句なし、したらしたで研ぐから大丈夫だよ」
玖美「それじゃあ、いっちょやりますか!」
ピンポーン
アクエリアス「はい、どちらさ・・・・あら、メアリー?」
メアリー「こんにちは、アクアさん。先生はいますか?」
アクエリアス「え、先生?・・・・・おばさんのこと?」
メアリー「いえ、リーブラ先生のことです」
アクエリアス「えっ」
メアリー「えっ?」
アクエリアス「・・・・・母さーん!!!姉さんがメアリーに何か吹き込んでるんだけどー!!!」
メアリー「え、あの?」
・・・・・・
セレシア「なるほど、特技をねぇ」
メアリー「はい。ですから、リーブラ先生にアーチェリーを教わっています!」
アクエリアス「私の知らないところで姉さんの交友関係が複雑なことになってるんだけど、ねえ」
リーブラ「アクアも一緒にやってみる?」
アクエリアス「姉さんの腕前観てたら自分という存在の価値を疑問視しないといけなくなるから却下」
セレシア「アクアもクレー射撃の大会で上位とるぐらいには腕があるのに。もったいないわ」
アクエリアス「姉さんその大会で優勝してたじゃない。オルレアンもアーチェリーで負けて自信なくしてたし」
リーブラ「私としてはもっと張り合って欲しいのに」
セレシア「草華ちゃんくらいよね、リーブラと未だにちゃんと張り合えるの」
アクエリアス「あれはあれで化け物だから」
メアリー「あ、あの・・・・・」
リーブラ「ごめんなさい、待たせましたね。それでは私たちは屋敷の方まで行ってきます」
セレシア「いってらっしゃい。メアリーちゃんもがんばってね」
メアリー「うなっ!今日もがんばります!」
アクエリアス「いってらっしゃーい」
プルルルルル
『もしもし、私メリーさん。今駅に着いたの』
アリス「あ、じゃあ迎えに行くねー」
『それは必要ないの』
アリス「え、でもウチの家駅から結構離れて」
『だって私』
メリー「今、あなたの後ろにいるの」
アリス「・・・・・・」
メリー「・・・・・・」
アリス「いや、アリスちゃん幽霊だしそれやられてもなぁ。ひさしぶり」
メリー「お久しぶりなの。ルーは元気してるの?」
アリス「元気元気ー。てか自分で見に行けばいいのに」
メリー「ルーは真面目だから勤務時間中は携帯の電源をオフにしてるの。電話がつながらないの」
アリス「あー、種族的にそれは辛いよねー。でも場所はわかるんだよね?」
メリー「もちろんなの。アリスにも教えたけど、メリーの探知魔法はGPSの比じゃないの」
アリス「あれのおかげでアリスちゃんもストーカーしやすいし、ちょーお役に立ってるの」
メリー「あの魔法は門外不出なの。アリスとリーブラちゃん以外には教えてないの」
アリス「むしろなんでリーブラには教えてるのか甚だ疑問ではあるね」
メリー「ルーに頼まれたら仕方ないの。メリーはそういう生き物なの」
アリス「生き物なの?」
メリー「生き物なの」
アリス「しっかし、不思議だよねー。魔物でもない、妖怪でもない、『怪異』っていう存在。それも500年前からの」
メリー「ルーの聖力はあったからメリーは魔物になりきれなかったの。でもあの場所に残ってた想いが集まってメリーを成したの。だからメリーはルーの保護者みたいな存在のはずなの」
アリス「ルーの保護者だったらレーラもルルトもフレインもいるしねー。ま、でもなんだかんだ一人でもちゃんとやってるんだよね、あの人」
メリー「自立してがんばってるのは知ってるけど、それでもやっぱり心配なの。だからこうして時々様子を見に来るの」
アリス「わざわざアイルランドからご苦労様だよ」
メリー「電話さえつながれば距離は関係ないの」
アリス「その電話がつながらないんでしょ?」
メリー「だから近場のアリスにかけてるの」
アリス「アリスちゃんをワープゾーン扱いにするのはいただけないなぁ」
メリー「でも帰りは飛行機で帰るの。ファーストクラスなの」
アリス「一方通行!」
レーラ「zzz」
バタンッ!!
レーラ「zzz」
ルーチェ「レーラさんレーラさん!」
レーラ「zzz」
ルーチェ「ああー!寝ちゃってるよー!吸血鬼なのになんで夜に寝てるのーっ!?」
レーラ「んん・・・・・・るー、ちゃん・・・・?」
ルーチェ「あ、起きそう!レーラさん起きてー!おねがいー!」
レーラ「なんですか、こんな夜中に・・・・・ふぁぁ・・・・・」
ルーチェ「明日会議なのにスーツに染みがー!ココアこぼしちゃったのー!」
レーラ「だから替えのスーツは用意しておけとあれほど・・・・・zzz」
ルーチェ「起きてー!」
レーラ「ルーナに連絡して借りれば・・・・・・・るーちゃん?」
ルーチェ「あ、やっと起きた!」
レーラ「えっと、こんな夜中にどうしたんですか?もしかしてさっきのはるーちゃんの悲鳴?」
ルーチェ「そうだよーっ!スーツの染みがヤバくてヤバいの!」
レーラ「えっと、染み抜きぐらいならできるけど・・・・・」
ルーチェ「やり方も一緒にお願いします!」
レーラ「るーちゃんの場合は巻き戻した方がはやいんじゃないでしょうか?」
ルーチェ「あっ」
レーラ「・・・・まったく、慌てすぎです。私は寝るのでもう起こさないように」
ルーチェ「はーい。おやすみなさーい」
幽「ねえおばあちゃん。聞きたいことがあるんだけれど」
ラン「はいはい、なにかしら?」
幽「魔法を使う時にみんな魔法の名前を叫ぶじゃない。あれってどうして?」
ラン「かっこいいからよ」
幽「私もおばあちゃんに教わった時に毎回叫んでたからそうするものだと思ってたんだけれど、香くんとか玖美ちゃんはいちいち叫ばないから」
ラン「スルーは寂しいわ。こほん、それは魔法の応用範囲が広すぎるからよ」
幽「というと?」
ラン「例えばそうね、手に火を灯すくらいは何も考えなくてもできるわよね」ボウッ
幽「ええ」ボウッ
ラン「じゃあそれを維持したまま別のことを・・・・となると途端に考えることが多くなって思考の処理が追い付かないのよ」
幽「そっか、魔法はイメージだから・・・・だから予め自分の中で作ったイメージを発声によって具現化するわけなのね」
ラン「そうそう。この魔法はこんな使い方をするっていうのを決めるのが魔法名だと思えばいいわ」
幽「じゃあ、風流兄妹は?」
ラン「あそこの子は魔法の訓練をしてないからそもそも個別魔法しか使えない。だから分類する必要がない」
幽「そういうことだったのね。ありがとう、おばあちゃん。疑問が解決したわ」
ラン「科学で大体なんでもできる今の時代で魔法を積極的に学ぼうとする孫がいるんだもの。協力するくらい当然だわ」
幽「じゃあ、時間停止の魔法って」
ラン「それはダメ」
幽「残念・・・・」
歌恋「あの、リーブラ様、香様?」
リーブラ「はい、なんでしょう?」
香「あ、お邪魔してます」
歌恋「いえ、私は家主ではないのでいいのですが・・・・その、どうしてここに?」
リーブラ「メイドたちの間でインフルエンザが流行ってしまって手が足りていないと聞いたので微力ながらお手伝いをしに来ました」
香「僕はファイスさんからもらった薬を渡しに。薬は配り終えたから、メイドリーブラを鑑賞させてもらってます」
歌恋「なるほど。お二人とも感謝を申し上げます」
リーブラ「香様の前でメイド姿になるのは新鮮ですわ。とはいえ、今日は香様へ奉仕できないことをお許しください」
香「わかってるよ」
歌恋「しかしながら、お二人にまで伝染ってしまっては奥様方に合わせる顔がありません。特に香様は玖美様のことがある以上、あまり長居するのはよろしくないかと」
リーブラ「そのあたりは抜かりありません。配給はカノンちゃんにお願いしていますし、玖美ちゃんは日輪ちゃんがあらかじめ部屋に防菌結界を貼っているそうです」
歌恋「防菌結界・・・・そんな便利なものが・・・・」
香「日輪の努力のたまものです。僕自身は魔法のおかげで病気にもかなり抵抗がありますし、手伝えることは手伝わせてください。普段お世話になっている分のお返しです」
リーブラ「弟子として師匠のピンチに助太刀するのは当然ですよね?」
歌恋「香様、リーブラ様・・・・恐れ入ります。そういうことでしたら、私の方からもお願いします。現状主に玄関掃除班が多く倒れていますので、そこをお願いします」
リーブラ「わかりました。香様、行きましょう」
香「うん。歌恋さんももし体調に異変を感じたら言ってください。薬はたくさん用意してあります」
歌恋「ありがとうございます。それでは、よろしくお願いいたします」
ポラリス「ハート・ヒート!」
ポラリス「キューティ・シャイン!」
ポラリス「夢幻の刃(ファンタズム・エッジ)」
ポラリス「そして、マジカル・ブラストォォォォォォォ!!!!」
ポラリス「魔法少女の必殺技っぽいのはこんな感じかな」
ひまわり「さすが先輩・・・・・魔法をつかいこなしてるって感じがしますね!」
ポラリス(まあ種族魔女だからねー)
ひまわり「私も早く先輩みたいなきれいでかっこいい魔法少女になりたいなぁ。ね、サテライト」
サテライト『イエスです』
ポラリス(にしてもひまわりちゃん、魔力とか全然持ってないふつーの人間なのにどうしてこんなに魔法が使えるのか・・・・・)
ポラリス(あの杖が怪しいけど・・・・・ま、私が深入りする話じゃないよね)
ポラリス「OKOK、あんまり焦っちゃNONO!魔法の道は果てしなく長いのさ。まずは基本からじっくりとやっていかなくっちゃね!」
ひまわり「はい!」
ポラリス「じゃあまずは魔法少女に必須のtwinkling starをだすところから!自分の周りにキラキラをイメージして・・・」
ひまわり「とぅ、とぅいんくりんぐすたー?」
ポラリス「きらきらしたアレ」
ひまわり「なるほど!魔法少女に必須ですね!」
ポラリス(んー、日本語だけで喋らなきゃ伝わらないし、難しいなぁ・・・・・私師匠なんてキャラじゃないのに)
ポラリス(でもお姉ちゃんにバレたらあの杖処分されるだろうし、私が頑張るしかない!)
灯鈴「んー、この脱出マジックってどうやるのかぜんぜんわかんね」
美瑠久「ふふふ、それは箱とステージ両方に仕掛けをする必要があるのですよ、ボク」
灯鈴「ん?あ、せんせーか。あいかわらず暇そうだなー」
美瑠久「暇そうとはひどい言いがかりだね。ボクはマジックバーの専属マジシャン、仕事は夜になってからなのさ」
灯鈴「つまり今は暇なんだろ?」
美瑠久「まあね。そういうわけで折角だから君に脱出マジックを体験させてあげようじゃないか」
灯鈴「え、ってことはでっかいステージとかあるのか?」
美瑠久「お望みとあらばご用意してお見せしましょう。ワン・ツー・スリー!」
灯鈴「うおおおおおおっ!?ここ図書館だよな!?なんでステージに変わったんだ!?」
美瑠久「種も仕掛けもございませんっと。じゃあこっちの箱の中に入ってみようか」
灯鈴「へー、この箱に・・・・・どんな仕掛けが?」
美瑠久「それは入ってからのお楽しみさ。さあさあ、入って入って」
灯鈴「らじゃー!」
美瑠久「それでは始めさせていただきましょう。袈裟丸美瑠久のマジックショー!」
文(この人たち図書館で何始めてるの!?)
射美奈(勉強の邪魔・・・・)
世界「おや、胡桃さん。何をしていらっしゃるのですか?」
胡桃「見ての通りジャグリングなのサ」
世界「つまりいつものですね。しかし、誰も見ていないようですが?」
胡桃「今日はおひねり目的じゃないから問題ないのサ。人通りと風のある街中でやると技術が洗練されていくのサ」
世界「ではアドリブ対応もできますか?」
胡桃「バッチ来い!」
世界「まずはリンゴ3つ追加」
胡桃「余裕余裕ですわ」
世界「シャーペンと消しゴムとボールペン追加」
胡桃「軽いから二段投げもできるのよ」
世界「マラカスとタンバリン」
胡桃「大丈夫だけど耳にダメージが来てるのサ!」
世界「・・・・・観客が集まってきましたね。いろいろ投げてもらいましょうか」
胡桃「なんでも来い!」
翠石「さっき拾ったピカピカの石!」
真恵「おつかいの鰹節!」
灯鈴「カボチャ!」
アリス「ボーリングの玉!」
アイリス「鉄アレイ!」
胡桃「確実に腕にダメージ与えようとしてる勢がいるね!世界ちゃん軽いのパース!」
世界「はいはい。返せばいいんですか?」
胡桃「お好きにどうぞ!さあどんどん追加してちょーよ!」
鼓々菜「お姉ちゃんのスマホ!」
寧音「ちょっとぉ!?」
ケイオス「じゃあお姉さまを!」
コスモス「あわわわわ目が回ります」
虹香「カノンちゃんの頭!」
カノン「流石の私もこの扱いには遺憾の意を示さざるをえません」
胡桃「はいはいはいはーい!まだまだまだまだぁ!」
世界「貴重品や人間すらも危険の無いように投げて受け止める技術・・・・私も学ばねば」
胡桃「弟子一号!まだまだこんなものじゃ終わらないのサ!ところでそろそろ腕が疲れてきたから勘弁してほしいんだけど」
オルレアン「香様、あちらで大道芸が・・・・・あら?」
世界「お、オルレアン様!?」
香「あれ、世界。こんなところでなんでジャグリングを?」
世界「オルレアン様の前で情けない姿は見せられません。子どもたちよ!もっと私たちに物品を!」
真恵「レーヴァテイン!」
翠石「フライクーゲル!」
鼓々菜「お姉ちゃんのエンジェルリング!」
寧音「あたしの輪っかが!」
ケイオス「わたしもなげてくださーい!」
アリス「えー、あー、ミョルニルの鎚!」
アイリス「草薙剣!」
胡桃「香くん!そろそろ暴走してるこの人たちを止めてほしいサ!ボクの腕が死ぬ前に!」
香「んー、これ胡桃の魔力にあてられて暴走してない?」
礼丹「そうですね、さすがは魔神といったところでしょうか。民衆から心のブレーキが取っ払われてますね」
クロ「・・・・・・・・・」
礼丹「え、なんですかってちょっとおおおおお!?」
胡桃「さっきから人間投げてるヤツ!やめろ!おい!ピエロにも笑ってられる限界があるんだぞ!」
礼丹「投げられてますっ!私空中を回ってます!」
ケイオス「あははははー!」
コスモス「たのしいですー!」
カノン「こ、これ落ちませんよね?さすがの私も頭部をやられるとヤバいんですが」
世界「まだまだです!師匠!まだまだ私は行けますよ!」
胡桃「ボクがダメだって言ってるだろ!誰か止めてー!!!」
リーブラ「はい、復唱。人の大事なものを投げない・人を投げない・危ないものを投げない」
「「「「「人の大事なものを投げない・人を投げない・危ないものを投げない」」」」」
クロ「・・・・・・・・」
アリス「いやー、集団心理に魔神の魔力が加わるとヤバいねー。アリスちゃんも抗えなかったよ」
アイリス「アイリスちゃんもついつい調子にのっちゃったよー」
寧音「無事でよかったあたしのスマホ・・・・・あとエンジェルリング・・・・・」
リーブラ「世界も、オルレアンにいいところを見せようとして調子に乗り過ぎです」
世界「もうしわけありません、つい・・・・・」
胡桃「一歩間違えたら世界が滅ぶようなものを投げてくるとは・・・・・幼児恐るべきなのサ」
オルレアン「私は楽しかったですよ?」
リーブラ「あなたはもう少し場を収める努力をしなさい、まったく。あまり香様のお手を煩わせないように」
香「胡桃、腕に湿布貼っとかないと筋肉痛になるんじゃない?」
胡桃「う、確かに・・・・・でも魔神に効く薬って高いのサ・・・・・易々と買える値段じゃないのサ。ただでさえ収入少ないのに」
アリス「現代に生きる魔神が収入不足って割と悲惨な状況だよね」
香「あー、とりあえずファイスさんかルーナさんに頼んでお願いしておくから」
リーブラ「ウチの妹もご迷惑をおかけしましたということで、そちらの代金は私にご用意させてくださいな」
胡桃「あなた方が神か」
真恵「神ならそこで死んでるよ」
礼丹「世界が・・・・世界が回る・・・・」
世界「私は回っていませんが?」
胡桃「あいつは一回痛い目見るべきだと思うのサ」
リーブラ「歌恋さんに報告しておきましょうか」
世界「ノォォォォウ!リーブラ様、情状酌量の余地を!」
リーブラ「却下」
香「真恵とアリス、あとアイリスとクロも帰ったらデコピンだね」
真恵「んにゃっ!?」
アリス「なんですと!?」
アイリス「わ、私鏡の中管理するので忙しいからこれで・・・・・」
クロ「・・・・・・・・」
礼丹「〈正義の鎖〉」
アイリス「きゃあっ!?」
礼丹「アイリスもクロも逃がしませんよ・・・・・!」
香「さて、それじゃあ帰ろうか。湿布はあとで胡桃の家まで届けに行くよ」
胡桃「ありがとう!今度店に来てくれたら妹共々サービスするのサ!」
香「よろしくね。じゃ、また後で」