~「ロケットスタートは不発、フロリダ沖に消えました!」(長嶋茂雄)~
巨鯨ビッグ櫻町、史上初の通算2,000打席達成!山下・谷上好守連発で開幕ダッシュを図るも逆転サヨナラ負けでロケットスタート不発!
2023年シーズンがついにスタート、最年長組が次々と還暦に到達する赤いちゃんちゃんこシリーズだが、ビッグアプセトナインは6週間のシーズンオフに契約更改、自主トレ、キャンプをこなし開幕に照準を合わせて集結、最高気温9度の寒波にまけず開幕戦に臨む。
今シーズン開幕戦は、ビッグアプセット20年間の歴代球場ランキングで堂々2位にホームグラウンド・東台、相手は宿敵ツインリバーズだ。
初回表ビッグアプセットの攻撃、開幕プレーボール直後に先制パンチをみせる。先頭石井大和、2番石井が連続フォアボールででてダブルスチールで2・3塁とすると、3番丸野のsh-とごろで石井大和が生還し今シーズン初得点!いきなり機動力前回で幸先良いスタートだ。この回このあとフォアボールで出た芝田と石井の1・3塁ディレードスチールもきまり2点先制となる。
そしてこの回、ツーアウトから6番は巨鯨ビッグ櫻町監督、開幕早々のこの打席で、ビッグアプセット史上初の通算2,000打席到達だ!通算2位・村上の1553打席を400打席以上上回る、未開の地をひとりゆく櫻町が、この記念の打席で右中間へのクリーンヒット!記念の打席をヒットで飾る相変わらずの千両役者ぶりだ。
2回以降もビッグアプセットは攻撃の手を緩めず、2回には田辺のフォアボール、村上のレフト前ヒットでチャンスメークすると、大河原のピッチャーゴロが相手エラーを誘い1点、3回にはデットボールと盗塁で3塁い進んだ丸野を、櫻町のファーストゴロで返しさらに1点、そして4回にはエラーの田辺、デットボールの村上をおいて、1番石井大和がセンター前にジャストミート、この打球が外野を向けB面を転々とする間に石井大和はダイヤモンドを駆け抜け、これが今シーズンのチーム第一号となるスリーラン本塁打だ!
一方今シーズンもビッグアプセット開幕投手は石井、順調な立ち上がりだが2回に連打でワンアウト1・3塁のピンチ、ここで相手9番に1・2塁間を破られ1点を許すが、ここでライトに入った谷上がこの打球をつかむと素早く一塁に送球、ファースト櫻町が日露戦争・日本海海戦の東郷平八郎を思わせる決死の旋回で一塁に帰塁、谷上の送球がドンピシャできまりファーストゴロ成立!これでピンチを脱しこの回1点で逃げ切る。4回裏には先頭相手3番の打ち上げたレフト線ファールゾーンの浅いフライにレフト山下が猛ダッシュ、最後はスライディングキャッチでこれを好捕!バックも石井を盛り上げ4回終了時点で7-1と完璧な試合運びだ。
ところが順調に打ちあがったはずのロケットがここからまさかの失速を見せる。
5回裏の守備、先頭打者のサードゴロの送球が逸れこのランナーを生かすと、続く相手7・8番にスリーベース、ホームランの連打で3点、この後もツーアウト1・3塁とピンチはつづくが、最後は相手2番のセカンド後方にあがる緩いフライにライト谷上が猛ダッシュ、最後はダイビングで腹を地面に打ち付けながらボールを離さない超ファインプレーでピンチを脱する。
7-4と詰め寄られ、櫻町監督は6回からマウンドに石井大和を投入し逃げ切りを図る。しかしワンアウトからヒットを打たれると、キャッチャー牽制エラーと内野エラーもからみランナーがたまったところで相手6番にスリーベースを打たれ2点、このランナーを内野ゴロで還されついに7-7の同点においつかれる。
最終回表、ビッグアプセットは先頭石井大和が右中間突破のツーベース、2番石井が技ありのセフティバントが内野安打となり、盗塁でノーアウト2・3塁と絶好のチャンスをつくるが、ここで期待の丸野、芝田、山下のクリーンアップが不発に終わりまさかの無得点。
勝ちがなくなったビッグアプセットの最終回の守備、相手先頭打者の左中間へのライナーにレフト山下が今度は前のめりのダイビング、グランドにダイブしつつボールを離さず、最後は両足がエビぞりになる再びの超スーパープレー!相手ベンチからも歓声のあがるプレーで試合を占めるが、ツインリバーズに傾いた流れは止められず、つづく相手10番をデットボールで出したところで、つづく相手1番に左中間を破られ万事休す、開幕戦は逆転サヨナラ負けとなり、失速したロケットはフロリダ沖のもくずと消えた。
改めて試合の流れをつかむことの大切さを思い知ったビッグアプセットだが、一方で山下の2度にわたる超スーパープレー、谷上のピンチを救うダイビングキャッチなど、今年も気合の入ったプレーが開幕から続出、また櫻町監督の歴代断トツトップの史上初・通算2,000打席達成という偉大な記録達成でシーズンに向けた弾みは十分ついた開幕戦であった。
という気持ちの整理をしながら、ビッグアプセットナインはもうすっかり東台名物となった中華太陽で新年会、絶品餃子と大好物生姜焼き定食が次々と供され、試合でつかめなかった流れをとりもどす。
シーズンオフにはビッグアプセット創設25周年、公式記録20周年記念の記録ランキングや年表が順調に公開され、また25周年番外編・ビッグアプセット大河ドラマ「おちいさま ~日本近代史とビッグアプセットの秘密~」の執筆も順調に進んでいるとの報告があり、近々公開が予告され期待は高まる一方だ。
開幕戦は逆転負けとなってしまったものの、長いシーズン、今年はどんな名場面が待っているのか、大河ドラマへの期待とともにシーズン貫徹に向けた決意を胸に、まだ日の暮れない寒波の石神井公園をさまようビッグアプセットナインであった。
<監督コメント>
2023 年シーズン開幕戦、毎回接戦となるツインリバーズだが、今回は大和くんのスリーランホームランなどで7ー1とリードしながら櫻町のエラーなどで逆転サヨナラ負けと悔しいスタートとなった。
しかし守備ではレフト山下の2度にわたるスライディングキャッチ、センター谷上のダイビングキャッチと素晴らしすぎるスーパープレーが続出、打撃面では石井大和くんのスリーランホームラン、山下、通算2000打席の櫻町、村上、谷上くん、石井さんに今季初ヒット、走塁でも芝田-石井のディレードスチールも決まるなど、開幕戦から収穫もたくさんあった。
あとはまだ動きの固い選手が戦う態勢になることが課題だ。
来週から頑張りましょう❗️
来週は1月28日(土)11時から城北中央公園です。みなさんの出席表明よろしくお願いします。
では来週❗️
みんな、よろしく❗️